カタール航空
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カタール航空のエアバスA350-1000 | |
| 種類 | 国営会社 |
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| 本社所在地 |
Qatar Airways Tower, P.O.BOX 22550 Doha, Qatar |
| 設立 | 1993年11月23日 |
| 業種 | サービス |
| 法人番号 | 9700150000456 |
| 事業内容 | 空運業 |
| 代表者 |
Hamad Ali Al-Khater(CEO) Abdulla Ali (COO) |
| 従業員数 | 48,475 (2023) |
| 主要子会社 |
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| 外部リンク | http://www.qatarairways.com/jp/ |
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| 法人番号 | 9700150000456 | |||
|---|---|---|---|---|
| ハブ空港 |
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| マイレージサービス | Qatar Airways Privilege Club (Qmiles) | |||
| 会員ラウンジ | Qatar Airways First and Business Lounges | |||
| 航空連合 |
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| 保有機材数 | 230機 | |||
| 就航地 | 198都市 | |||
| スローガン | Going places together | |||
| 本拠地 |
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| 外部リンク | http://www.qatarairways.com/jp/ | |||
カタール航空(カタールこうくう、アラビア語: الخطوط الجوية القطرية; al-khuṭūṭ al-jawwīya al-qaṭarīya, 英語: Qatar Airways)は、カタールの国営航空会社で、同国のフラッグ・キャリア。
概要
[編集]2014年5月27日より、カタールの首都ドーハに新たに建設されたハマド国際空港を本拠地としている。コードシェアも含め150以上の都市へ繋がっている。ワンワールドメンバーでアラブ航空会社機構の一員でもある。
イギリスのスカイトラックス社による航空会社の格付けでは、中東のエアラインとして唯一「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5-Star Airlines)」の認定を得ている[1]。航空券の座席予約システム(CRS)は、アマデウスITグループが運営するアマデウスを利用している[2]。
アラブ首長国連邦のエミレーツ航空、エティハド航空と共に、「中東エアライン御三家」の一角を占める。
歴史
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1993年11月22日に設立され、1994年1月20日にドーハ - アンマン線で運航を開始した。当社は元々王族の一族が所有者であったが、CEOのアクバル・アル=バーキル[注釈 1] (أكبر الباكر; ’akbar al-bāker, Akbar Al Baker) による新しい経営チームによって1997年4月に新しく設立された。資本はカタール政府(50%)及び民間投資家(50%)によって所有されている。ここ10年で、毎年35%の成長率でネットワークを広げている。
2007年に行われたドバイ航空ショーにおいて、カタール石油、シェル石油、エアバス、ロールス・ロイス、カタール・サイエンス&テクノロジー・パークの5社と提携し、天然ガス由来液体燃料を開発することを決定した[3]。これが実現すれば、カタール航空が世界で最初に天然ガス由来の燃料で運航する航空会社となる。これにより二酸化炭素の排出を大幅に削減し、地球温暖化を抑制できるとしている。
2007年、カタール航空は80機のA350や30機のボーイング787など、160億ドルにも及ぶ機材を発注した。また、今後数年で200機以上総額300億ドルに及ぶ機材発注を行う予定である。2008年、12月時点で平均機体年齢が3.2年と世界で最も新しい機材を使用している。
2012年10月8日、ワンワールドへ加盟するとの発表が出された。2013年9月9日、 ワンワールドへ10月30日から加盟を正式発表[4]。これを記念して、ワンワールド塗装をまとったボーイング777-300ER(機体番号:A7-BAA)のお披露目も行なわれた[5]。
2014年5月27日の発着便から、ドーハの発着空港をドーハ国際空港からハマド国際空港に移転した[6][7][8]。
2014年9月17日、購入していた超大型機であるエアバスA380が引き渡されたが[9]、今後は退役する見込みとなっている[10]。
2014年12月22日、エアバスA350の最初の1機がエアバスから引き渡され、2015年1月15日からドーハ - フランクフルト線で運航を開始した[11][12]。
2017年2月5日よりドーハ - オークランド線を就航[13]。17時間30分の世界最長フライトとなる。
2017年6月5日、カタール外交危機の影響で、周辺のイスラム諸国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦・バーレーン・エジプト・イエメン・モルディブなど)がカタールとの国交断絶を表明したことにより、対象国との運航便は運航停止され、サウジアラビア・エジプト・バーレーン・アラブ首長国連邦に関しては領空通過も禁止された。このため、北アフリカ向けの便については、イランやトルコ上空から地中海上空に、またサブサハラアフリカ向けの便については、オマーン上空からアデン湾上空に抜けるなど、アラビア半島を大きく迂回することを余儀なくされた。2021年1月、クウェートとアメリカ合衆国の仲介によりカタール外交危機は終焉を迎え、運休及び領空通過禁止措置は順次終了し、通常通りの運航が再開された[14][15]。
2020年10月2日、ハマド国際空港のトイレで生まれたばかりの未熟児が発見された。それをうけ、ドーハ発シドニー行きのカタール機に搭乗していたオーストラリア人女性乗客13人が、銃を突きつけられて離陸前に強制的に降機させられ、強制的に下着を脱がされ、意志に反して、膣内などを検査される事件が発生した[16]。
機材
[編集]同社が発注したボーイング社製の航空機の顧客番号(カスタマーコード)はDZで、航空機の形式名はB777-2DZLR、B777-3DZERなどとなる。
備考
[編集]- エアバスA350 XWBのローンチカスタマーで-900型 / -1000型を発注。2014年12月に最初の1機を受領。2015年1月15日からドーハ - フランクフルト線に就航させた[17]。
- しかし、2021年8月にカタール航空当局の指示により、保有するA350のうち13機(-900型: 11機 / -1000型: 2機)の塗装の劣化が判明したため飛行停止措置を取り、代替機としてA350導入により整備保管していたA330とB777-200LRを運用に復帰させる形で対応した[18]。
- 当初はエアバスA321neo型機を50機発注していたが、上記のA350塗装剥離問題からエアバス社とカタール航空の対立が激しくなり、エアバス側からオーダーをキャンセルされた[19]。その後19機発注されていたA350-1000型機に関してもオーダーキャンセルとなった[20]。
- 事実上エアバス社との関係が破綻して「出入り禁止」状態となったカタール航空はA321neoの代替機材としてボーイング737-10 MAX[21]の導入を予定していた。
- エアバスとは2023年2月に和解し、改めてA321neo及びA350の購入契約を締結しており、同年5月より納入が再開されている[22]。一方737-10の発注はキャンセルされた[23]。
現在の運用機材
[編集]カタール航空の機材は以下の航空機で構成される。
| 機種 | 運用数 | 発注数 | 座席数 | 備考 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| F | C | Y | 計 | ||||
| エアバスA320-200 | 27 | - | - | 12 | 120 | 132 | A321neoに置き換え予定[26] |
| 132 | 144 | ||||||
| エアバスA321neo | 6 | 40[26][27] | - | - | 236 | 236 | A320を置き換え予定[26] |
| エアバスA321LR | - | 10[26][27][28] | 未定 | ||||
| エアバスA330-200 | 2 | - | - | 24 | 236 | 260 | |
| 3 | 1 | 30 | 196 | 226 | |||
| エアバスA330-300 | 7 | - | - | 30 | 275 | 305 | |
| 3 | 24 | 265 | 289 | ||||
| エアバスA350-900 | 34 | - | - | 36 | 247 | 283 | ローンチカスタマー[29] |
| エアバスA350-1000 | 20 | 14[27][30] | - | 46 | 281 | 327 | ローンチカスタマー[30] 世界最大のオペレーター |
| 8 | 24 | 371 | 395 | ||||
| エアバスA380-800 | 8 | - | 8 | 48 | 461 | 527 | |
| ボーイング777-200LR | 2 | - | - | 42 | 234 | 276 | |
| 5 | 42 | 230 | 272 | ||||
| ボーイング777-300ER | 6 | - | 6 | 53 | 235 | 294 | キャセイパシフィック航空からの中古機[31] |
| 3 | - | 37 | 302 | 339 | ヴァージン・オーストラリアからの中古機[32] | ||
| 30 | 42 | 312 | 354 | ||||
| 6 | 42 | 316 | 358 | ||||
| 12 | 24 | 388 | 412 | ||||
| ボーイング777-9 | - | 90[33][34] | 未定 | 50機のオプション付き[35] 2026年より納入予定[36] | |||
| ボーイング787-8 | 30 | - | - | 22 | 232 | 254 | |
| 2 | 18 | 249 | 267 | ||||
| ボーイング787-9 | 26 | 59[37] | - | 30 | 281 | 311 | 777Xを含め50機のオプション付き[38] |
| ボーイング787-10 | - | 75[37] | 未定 | ||||
| カタール航空カーゴ | |||||||
| ボーイング777F | 29 | - | 貨物 | ||||
| ボーイング777-200LR(MF) | - | 5[39] | 貨物 | ローンチカスタマー | |||
| ボーイング777-8F | - | 34[40] | 貨物 | 16機のオプション付き[40] | |||
| カタール・エグゼクティブ | |||||||
| エアバスA319-100ACJ | 2 | - | VIP | ||||
| ボンバルディア グローバル 5000 | 2 | - | VIP | ||||
| ガルフストリーム G650ER | 15 | - | VIP | ||||
| ガルフストリーム G700 | 6 | - | VIP | ||||
| 計 | 294 | 328 | |||||
- エアバスA320-200
- エアバスA330-200
- エアバスA330-300
- エアバスA350-900
- エアバスA350-1000
- エアバスA380-800
- ボーイング777-200LR
- ボーイング777-300ER
- ボーイング777F
- ボーイング787-8
- ボーイング787-9
過去の運用機材
[編集]- エアバスA300-600R/RF
- エアバスA310-200
- エアバスA319-100
- エアバスA321-200
- エアバスA330-200F
- エアバスA340-600
- ボーイング727-200Adv
- ボーイング737-200
- ボーイング737-8 MAX
- ボーイング747SR
- ボーイング747-SP
- ボーイング747-8F
- ボーイング757-200
- ボーイング767-200ER
- エアバスA300-600R
- エアバスA300-600RF
- エアバスA310-200
- エアバスA319-100
- エアバスA321-200
- エアバスA340-600
- ボーイング727-200
- ボーイング747SR
- ボーイング747-8F
就航都市
[編集]日本との関係
[編集]運航便
[編集]2025年3月現在。機材などは変更となる可能性があるので、詳細は公式ホームページを参照。
| 路線 | 機材 | ※コードシェア | ||
|---|---|---|---|---|
| QR806/807 | ドーハ/ハマド | 東京/成田 | ボーイング777-300ER | JL、LA |
| QR808/809 | ||||
| QR802/803 | 大阪/関西 | |||
※コードシェア
歴史
[編集]- 2005年3月31日、ドーハ - 大阪/関西線就航。
- 2010年4月25日、ドーハ - 東京/成田線就航。当初は関西国際空港経由で運航していたが、2012年10月28日より直行便化された[92]。
- 2014年6月18日、ドーハ - 東京/羽田線就航[93][94]。
- 2016年1月12日、ドーハ - 関西線を週7便から週5便に減便[95]、同年3月31日、ドーハ - 関西線を運休[96]。
- 2020年4月6日よりドーハ - 関西線を運航再開予定[97]であったが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、2020年6月15日まで就航が延期された[98]。
- 日本航空の東京/羽田~ドーハ線の開設に伴い、2024年夏スケジュールから羽田-ドーハ線を運休[99]。なお、日本航空の便にはコードシェアを行う。同時に成田線の機材はB777-300ERに変更。
- 2026年7月15日より、東京/羽田-ドーハ線を週4往復で再開予定。機材はA350-900を投入。また、同8月1日より、毎日運航に増便予定。
サービス
[編集]機内サービス
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カタール航空の機内サービスの評価は国際的にも非常に高く、イギリスのスカイトラックス社による「5つ星航空会社」に認定されている11社のうちの1つに数えられる(2017年現在)。2007年にファーストクラス「世界第1位」の称号を受賞。中東地域におけるベストキャビンクルーの称号については6年連続獲得している(2008年現在)。さらに、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」賞では、2011年、2012年、2015年、2017年と4回1位を獲得しており、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空、エミレーツ航空などと共に高い評価を受けている。また、保有機の平均機齢は約4年と非常に浅く、設立以来1度も重大事故を起こしていない。
座席構成は、エアバスA380とエアバスA330(※-200、-300の一部)がファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスの3クラス、その他の機材はビジネスクラスとエコノミークラスの2クラスで運航されている。

イスラム教国であるため、機内食は豚肉を使わないムスリム食。日本路線においては、和食、ウエスタン、アラビア料理の3つのチョイスがある。事前予約が必要な特別食も充実している。イスラム教が禁じるアルコール類は提供されており、エコノミークラスにおいてもビール、ワイン、ウイスキー、ウォッカ、ブランデーなど多様なスピリッツが無料で提供されている[注釈 2]。
客室乗務員は世界100カ国以上出身の多国籍で構成されており、日本路線には日本語話者も常時2~3人程度乗務している。また、日本就航以前から日本人客室乗務員を採用しており、日本路線のみならず就航している全路線に乗務している。
地上サービス
[編集]ハマド国際空港にて、ビジネスクラス、ファーストクラスの乗客には、アル・ムルジャン ビジネスラウンジにて、食事やシャワーのサービスを提供している[100]。 乗り継ぎ時間が5時間から12時間ある乗客には、無料の市内観光ツアーが実施されている[101]。乗り継ぎ時間が8時間を超える乗客には、ホテルを提供している[102]。
ドーハ国際空港を利用していた当時は、世界初となる、ファースト・ビジネスクラス専用「プレミアム・ターミナル」を2006年にドーハ国際空港に開設していた。スパ、サウナ、ジャグジ、マッサージ、仮眠室や、最先端の会議室、ビジネス施設、保育所、ビデオゲームルーム、レストラン、デューティーフリー・ショップなども設けられている。また、ドーハ国際空港にてヨーロッパ路線に乗り継ぐファーストクラス利用者には「プレミアムターミナル」から搭乗機まで、BMW・7シリーズでの送迎をしていた[103]。
マイレージサービス
[編集]カタール航空のマイレージサービス「プリヴィレッジクラブ」は、ワンワールド加盟航空会社でコードシェア便を運航している日本航空やアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズなどのほか、以下の会社とも相互協定を結んでいる。
受賞歴
[編集]- 中東ベストキャビンクルー7年連続受賞(2009年時点)
- ファーストクラス世界第1位(2007年)
- 中東ベストエアライン(2009年)
- ベストエコノミークラス(2009年)
- Skytrax エアライン・オブ・ザ・イヤー[104](2015年)
その他、エアライン・オブ・ザ・イヤーにも毎年、上位にランクインしている。
アメリカのフライトスタッツ社の調べによると、定時到着率は83.64%[105]と高い。
その他
[編集]コードシェア
[編集]ワンワールド加盟航空会社
[編集]その他
[編集]
アシアナ航空
フィリピン航空
ミドル・イースト航空
ルフトハンザドイツ航空
中国南方航空
ヴァージン・オーストラリア(カンタス航空による豪州増便妨害を受け出資、豪当局及びカンタス認可により2025年6月から)
スポンサーシップ
[編集]カタール航空は現在、リーグ・アンの