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ジガバチ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジガバチ
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
目 : ハチ目(膜翅目)Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目)Apocrita
科 : アナバチ科 Sphecidae
亜科 : ジガバチ亜科 Ammophilinae
族 : ジガバチ族 Ammophilini
学名
Ammophilinae André, 1886
Ammophilini André, 1886
和名
ジガバチ
属

ジガバチ(似我蜂、細腰蜂[1])は、昆虫綱膜翅目アナバチ科(別名:ジガバチ科)のジガバチ亜科またはジガバチ族[2]の総称である。ジガバチ亜科はジガバチ族のみを含む単型である。

狭義には、ジガバチ亜科(ジガバチ族)の1属ジガバチ属 Ammophilaを意味し[2]、さらに狭義にはその1種サトジガバチ(ヤマジガバチ) Ammophila sabulosaをジガバチとする[3][4]ことがあるが、ここではジガバチ亜科(ジガバチ族)を扱う。

生態

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典型的な狩りバチで、どの種でも「狩り」をすることが知られている。

狩りは幼虫の食糧確保のために行なわれる。地面に穴を掘って幼虫室と呼ばれる巣を作った後、幼虫の食料にする獲物を捕らえて毒針で毒を注入する。獲物は全く動かなくなるが、死ぬと肉が腐って幼虫の餌にならないため、これは神経を麻痺させてあるだけで、殺してはいない。その後、巣穴に獲物を運び入れ、卵を一つ(種によっては複数)産み付ける。雌は幼虫室を閉じて出ていき、二度と戻らない。

幼虫は獲物の体の上で孵化し、獲物を殺して腐敗させないように、生命維持に影響を及ぼさない部位から順番に食べていく。獲物を食べつくして巣穴と同じくらいの大きさまで成長すると、繭を作って蛹になり、10日ほどで羽化をして巣穴を出る。

幼虫の食料として、ジガバチ属は蛾の幼虫を捕るが、これに対し、同科で似た生態を持つがジガバチ亜科には属さないSceliphron属はクモを捕る[3]。

非社会性である[5]。

巣に石でふたをするサトジガバチ

名の由来

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「ジガバチ」の名は、巣穴を掘るときや[2]獲物を運ぶときに[1]ジガジガと羽根音がすることに由来する[2][1]。「ジガバチ」に対する「似我蜂」の表記は、この蜂が青虫を捕らえて巣穴に埋め、「似我似我」(我に似よ)と唱えると、青虫が蜂になって出てくる、と考えられたことから来ているという[2]。

分類

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ジガバチ亜科(ジガバチ族)は単系統である[5]。

6属約300種が属す[5]。以下では種はごく一部のみ記す。

アメリカジガバチ Sceliphron caementariumなど、Sceliphrinae亜科Sceliphron属の種も、和名にジガバチの名を持つが、ジガバチ亜科ではない。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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