

Appleは、「Siri AI」を自社の製品エコシステムをけん引する次の目玉にしようと力を注いでいる。先日開催したイベント「Surprise and shine.」でも、この刷新した音声アシスタントを、新しい「iPhone 18 Pro」の主要なセールスポイントの1つに据える姿勢を明確にした。
提供:Jaap Arriens/NurPhoto/Getty Images
ただし、Appleは競合他社を自社のハードウェアから締め出すつもりはないようだ。次期「iOS」や「macOS」のコードをたびたびリークしているpdfu氏が、「X」への投稿で明らかにした。同氏によると、Siri AIには、OpenAIの「ChatGPT」やAnthropicの「Claude」など、サードパーティーのモデルと深く連携する機能が組み込まれるという。
iOS 27 and macOS Golden Gate have private hooks that let apps add Siri Extensions and replace Siri AI’s server backend with third-party models.
— pdfu (@itspdfu) September 13, 2026
First, here’s Claude running as a Siri Extension using the Model Delegation API in App Intents. Claude can appear in Siri’s “Ask…”… pic.twitter.com/OXKHQ4hDY8
Apple、OpenAI、Anthropicの広報担当者にコメントを求めたが、すぐには回答が得られなかった。
投稿によると、「iOS 27」と「macOS Golden Gate」のコードには、Siri AIからClaudeなどのモデルを利用できるようにする非公開の機能が含まれているという。
pdfu氏がXに投稿した動画では、拡張機能としてClaudeを動作させ、Siri AIのUIからタスクを指示する様子が紹介されている。「リマインダー」アプリでリマインダーを作成する場合など、Apple独自のシステムへのアクセスが必要な作業は、Siri AIが処理するという。
さらに踏み込んだ拡張機能も紹介された。Siri AIのサーバー側のモデルを「GPT-5.6 Terra」に置き換えるものだ。動画では、GPT-5.6がデバイス内のメールから特定の情報を検索し、その情報を使ってメッセージを作成する様子を紹介している。
Appleは、自ら進んで閉鎖的なエコシステムの壁を取り払おうとしているのだろうか。おそらく、そうではない。欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)は、サードパーティーの開発者にもハードウェアやソフトウェアの機能への同等のアクセスを認めるようAppleに義務付けており、同社のOS展開に大きな影響を与えてきた。
AppleがサードパーティーのAI企業に門戸を開くのは、純粋な善意からではないが、ChatGPTを開発するOpenAIとClaudeを開発するAnthropicにとっては、大きなニュースだ。
両社は規制がほとんど整っていない環境で、より高度なモデルの開発を競うとともに、その価値を社会に示そうとしている。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
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