終活戦線開幕
今日は最近断捨離に熱心な実家に作業の手伝いに行ってきた。
朝の十時くらいに訪れると、何だか色々なものが床を覆い尽くしていた。
母に来たよ~と声をかけるといらっしゃい、今日は頼むわねとお願いされた。
父もジャージ姿で黙々と書類と格闘していた。
兄は仕事で不在だったので妻と私、両親の四人での作業である。
私の母は若い頃に主に経済的な理由で洋服や靴などのオシャレを楽しめなかったのでその頃に苦労して買った物をいまだに取ってある。
母専用のクローゼットの中にはもう誰も着ないであろうゴツイ肩パットが入ったスーツや箱に入れたままで一度も履いていない靴などであふれていた。
とにかく強烈にかび臭いのでマスクをして部屋の窓を全開にして作業に取り掛かる。
母が思い入れのある服を手に取る度に妻にあんたこれ着ない?といちいち聞いてくるのでその度に手が止まる。
いくら流行が繰り返すとはいえあまりに古臭い服ばかりなので妻がお義母さん、そんなことしていたら作業が終わりませんよと答えている。
服や靴の整理は女性陣に任せて私は父の手伝いに。
父はもう使わなくなった古い椅子や、テーブルなんかを解体していた。
昔は家族七人で暮らしていたので部屋数だけはやたらとある。
その内の二部屋がとりあえず今は使わないがいつか使うだろうという曖昧な理由で完全な不用品置き場になっており足の踏み場も無いので、一つずつ庭に並べてばらしていった。
父は電動の丸鋸を使って木製の家具を次々とバラバラにしていった。
私は不器用なので丸鋸を使うと指までスパーンといっちゃいそうなので父の補助に徹した。
解体してある程度の大きさになったら市の指定ゴミ袋に詰めていく。
ある程度まとまったらまた解体作業。
プラスチックの衣装ケースが大量にあり、中身は私が中学生の頃に来ていたような服で、当然強烈にかび臭い。
100パーセント誰も着ないのでバスバスとゴミ袋に詰める。
空になった衣装ケースはそんなに重くないので私一人でもなんとか運べた。
衣装ケースはプラスチック製なのでホームセンターで買ってきたプラスチック専用のノコギリが大活躍してくれた。
タンスやベッドなどの大物は流石に手に余るので今日はそこまで手を出さなかった。
集まったメンツが中年と高齢者なので無理をせず休み休み作業。
お昼は母が豚汁を炊いていてくれたのでそれと梅と昆布のおにぎりを頬張った。
しっかり英気を養ってから午後の作業に突入。
二階の荷物を少しづつ下ろしながら父と二人でひたすら解体作業。
母と妻は、あ、お義母さんこれ欲しいかもと言って靴の試し履きなんかをして楽しそうだった。
物置と化していた二階の一室が床が見える状態になった所で作業はおしまい。
私も衣装ケースをのこぎりで切り過ぎて腕が疲れたのでちょうどいいタイミング。
庭にはずらりと今日の成果物が並んでいて壮観だった。
大物家具に関しては兄もいる時にやろうという話になった。
帰り際に今日はありがとうと言って母が封筒を渡そうとしてきたが、中身は容易に想像できたのでそんな事をするんならもう手伝わんよと言うと渋々引き下がってくれた。
それから帰宅して二人ともカビやらホコリやらで汚れまくっていたのでお風呂に入って近所のスーパーで買い物をしてひと段落している所である。
両親も年も年だし終活というちょっぴり切ない言葉が頭をよぎった。
次は大物家具との格闘が待っているのでそれまでに腰の状態をもっと良くしたい。
そんな晴天の中でひと汗かいた話の後に昨日の晩御飯の事を。
昨日は鶏のせせり肉が安かったのでそれがメイン。
せせり肉を食べやすい大きさに切っておく。
ネギを斜め切りにする。
フライパンに醤油、砂糖、酒と水を少々入れておく。
火を点けて沸騰したらせせり肉とネギを入れて煮込んでいく。
焦がさないように火加減は弱火でじっくりと。
お肉に火が入ってネギがトロッとしてきたらせせり肉のすき焼き風の出来上がり。
副菜は食パンがだぶつき気味だったのでガーリックトーストに。
もう一品は絹ごし豆腐をレンジでチンして永谷園のお茶漬けの素を振りかけた豆腐茶漬け。
後は納豆で晩御飯の完成。
妻と一緒にいただきます。
昨日は休肝日。
まずは豆腐のお茶漬け味を食べる、ツルツルした豆腐にお茶漬けの素の海苔やアラレがいいアクセントになっていてなかなかイケル。
それからせせり肉のすき焼き風に箸を伸ばす。
生卵を割ってそれにつけながらアムン。
しっかり目につけた醤油味のきっぱりとした味の濃さが卵に包まれる事によってちょうどいい塩梅になっており立派な鶏すき焼きになっていた。
しんなりと煮えたネギも甘くてショキショキした食感も楽しい。
妻は卵を絡ませた料理が好きなので嬉しそうに食べていた。
昨日の献立にはミスマッチかもしれないがガーリックトーストも案外良く馴染んでいてニンニクのパンチの効いた味わいが癖になる。
テレビを見ながらゆっくりと食べていたらちょっと遅くなったので、ご馳走様をして後片付け。
ちょっとだけ夜更かしして溜まっているアニメを何本か観て布団の中に。
実家の片付け、皆さんどうしていますか?
親の意志を尊重していたらいつまでも片付かないので時には強引さも必要ですよね。
それにしてもウチの母の物持ちの良さには呆れを通り越して感心すらします。
物を大切にするのはいい事ですがいらないものまでため込んでおくのも困りものですよね。
母ちゃんのクローゼットの中身の全容が分かるまでにはまだ何回か通わないといけないみたいです。
明日筋肉痛になりませんように。
ただいま左腕がプルプルしております。
充実感はまあそれなりに。
