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好きの地図を広げよう ―「好きの格差」に悩む子どもたちへ

開いてくださり、ありがとうございます!
公立の小学校で教員をしている51先生です。
「君の好きは無敵」観てますか?昨日も見ました!おもしろすぎです。来週最終回は寂しすぎます。。
ドラマを見て考えたこと、教室で生かせることはないか、そんな思いで書きました。最後まで読んで貰えると嬉しいです!


はじめに

「君の好きは無敵」の9話を見た。今回も「好き」を語る場面が印象的だった。中でも刺さったのが「好きレベル1」と「好きレベル99」についてのやりとりだった。

好きレベル99の奴らが俺の好きを言えなくする。

君の好きは無敵  第9話より

このセリフに苦しいほど感情が揺さぶられた自分がいた。

「好きの熱量」に序列ができていく教室

「推し活」という言葉がすっかり広まって、好きなものに時間やお金、熱量をかけている人ほど「本物」のように見られる空気を最近よく感じる。
これは教室でも同じだ。ある子が、今年見た映画をきっかけに「ちいかわが好き」と話した。それを聞いた、普段から単行本もアニメも追っている子が、どのキャラクターが好きか、どんな話が好きかと聞いていく。悪気はまったくない。ただ、共通の話題で盛り上がりたかっただけだ。
けれど、聞かれた子の顔は、だんだん曇っていった。

好きのレベルに差があると分かった瞬間、「自分の好きは中途半端だから」と、言えなくなってしまう。教室で実際に起きていたことだった。
好きのレベルが低くたって、好きな気持ちに変わりはない。これからどんどん好きになっていく可能性だってある。それにも関わらず、好きな思いに対して蓋をしてしまうのはなんだかとてもさみしい。

「好き」を可視化して伝え合う

だったら、好きのレベルも見える形にして、安心して伝え合えるようにできないだろうかと思った。
心理学には「自己開示」という考え方がある。心理学者シドニー・M・ジュラードが提唱したもので、自分についてありのままを話すことが、相手との信頼関係につながるとされている。しかも自己開示には「返報性」があり、誰かが開示すると、周りも開示したくなるという性質があるらしい。

「好きレベルの可視化」は、まさにこの自己開示を後押しする仕掛けになるんじゃないか。そう思って、思いつきの実践を考えてみた。

好きの地図ワーク(案)

  1. 自分の好きなことを5つ挙げる。

  2. それぞれを1〜99の「好きレベル」で数値化する。

  3. 好きになったきっかけや理由、その数値にした理由を書く。

  4. できたらグループで伝え合う。

ワークシート案

好きレベル99じゃなくてもいい。数値化して見える形にするだけで、「今の自分の好き」を安心して出せるようになるのではないか。

まだやってみたわけではないので、実際にやってみての教室の変化は、またこのnoteで発信したい。

おわりに

好きのレベルなんて、本当は比べるものじゃないと考える。低くたって、それは今のその子の「好き」なんだから。ただ、それを安心して出せる場所を、教室の中に作れるかどうかは、担任の腕にかかっている気がする。
誰かが「好き」って言ったら、まずは「いいね、それ!」って受け止めてあげたい。詳しく知らなくたって、応援することはできる。好きのレベルは、誰かに認めてもらえたところから、きっとぐんぐん伸びていく。少しずつでも、お互いの好きを、そのまま出し合える学級にしていきたい。


最後まで、読んでもらいありがとうございます。少しでもいいなと思ったら、スキ、フォローよろしくお願いします。また、コメントも大歓迎です!ドラマの感想も交流したいです。(好きレベル20くらいです笑)

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