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「体系的に学びたい」と思う瞬間

    日本滞在41日目のメモ。

    土曜日は慶應SFCの学生とイタリアについて息子を交えて雑談し、それから、いすゞのデザインの仙波徹也さん親子と食事をした後、カラオケへ。そうそう、仙波さんお得意のおしぼりの「アヒル化」はアップしておかねば。

    昨日の月曜日は東大で経営史を教える山本浩司さんのクラスで話す。『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか?』最終章、『突破するデザイン』の冒頭の文章を学生に事前に読んでおいてもらい、授業でぼくが彼らの質問などにコメントを返す、というカタチだ。

    ビジネスを前進させるための「一人称で確信をもつ異文化理解」との態度は、問題解決型ではないギフト型イノベーションの「1人でビジョンを築き上げる」とのアプローチとまったく同じだなあ、と思いながら話す。

    午後はある会社で、今回どこでも強調しまくっている1人が自由に考える大切さについて語りあう。それなりの数の人たちが同じ印象を抱いていながら、その部分にスポットがあたっていなかった感をうける。

    その後、小山はるかさんとさまざまなことを話すなかで、人生のさまざまな局面で生じる学びへの動機を考える。どこかの場面で、「これをもっと体系的に知りたい」と思う瞬間の心の持ちようって何だろうって。

    夜、山崎和彦さん、本條晴一郎さん、増村岳史さんと話し合い、ローカリゼーションと美意識の関係、意味を生み出すローカリゼーションという話題になる。ローカリゼーションマップは問題解決の面があるし、文化を知らないと気づいてもらってからゼロに引き上げる、とのポイントもある。その先にある意味のイノベーションへの連続性の描き方を考えるのが、これからのテーマだなあと思う。

     
     
    モバイルクルーズ株式会社/De-Tales ltd. ミラノ/東京。著書『新・ラグジュアリー 文化が生み出す経済 10の講義』(共著)『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?』、その他。監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』。訳にエツィオ・マンズィーニ『日々の政治』

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