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地球に潜む知らない世界?――地球(ほし)の深層 4Days/Day3

地球(ほし)の深層 4Days
MC:ユウ

▶️地球をCTスキャン?/Day2

北極のどこかに、地球の内部へ続く巨大な入口がある。
その向こうには、私たちの知らない世界がある。


地球に潜む知らない世界?


そういう話がある。

もちろん、確認された事実ではない。

衛星写真に巨大な穴が写ったとか、極地を飛んだ探検家が緑の大地を見たとか、地球の内部には高度な文明が存在するとか。調べ始めると、似た話はいくらでも出てくる。

でも、出どころを辿ろうとすると急に足場が悪くなる。話す人によって入口の場所も、地下世界の姿も違う。いつの間にか別の伝説が混ざっていたり、小説の設定が「昔から伝わる話」に変わっていたりする。

普通なら、そこで終わりだと思う。

根拠がない。確認もできない。それなら忘れられてもよさそうなのに、この手の話はなかなか消えない。

たぶん私は、そこが少し気になる。

どうして人間は何百年も、地球の中に「もうひとつの世界」を作り続けてきたんだろう。


最初から、都市伝説だったわけじゃない


話を1692年まで戻してみる。

エドモンド・ハレーが、地球内部についてひとつのモデルを発表した。ハレー彗星の、あのハレーだ。

彼が考えた地球は、現在の教科書に載っているものとはかなり違っていた。外側の殻の内側に複数の同心球があり、その中心にも核のような天体が存在する。

理由は、地球の磁場だった。

当時すでに、方位磁針の示す方向が時間とともに変化することは知られていた。ハレーは、それを説明するために、地球内部に外側とは異なる速さで回転する構造があるのではないかと考えた。

今なら、このモデルは正しくないと分かる。

でも、彼にとっては怪談ではなかった。
見えている現象を説明するために、見えない地球内部を仮定した。

昨日、アイさんが話していた科学のやり方と、入口だけを見ると少し似ている。

ただ、その先に大きな違いがあった。

【解説|ハレーの内部地球モデル】

エドモンド・ハレーは1692年、地磁気の変動を説明する仮説として、内部に複数の球殻を持つ地球モデルをRoyal Societyで発表しました。さらに当時の思想や宗教観の影響も受け、内部空間に生命が存在する可能性にも言及しています。現代の地球科学で支持される内部構造とは異なります。

まだ、地震波で地球内部を描く方法などなかった時代。
空白は、今よりずっと大きかった。

そして人間は、その空白を空白のままにはしておかなかった。


北極に、入口が開く


それから一世紀以上経った1818年。

アメリカのジョン・クリーブス・シムズという人物が、さらに大胆な主張を始める。

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