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演奏がつらくなる前に仕込んでおきたい首の体操。

ヴァイオリンの顎当てに、ガッツリ顎をのせてる方、
首や肩が疲れて困ったことはありませんか。

わたし自身も以前、顎で挟み込みすぎていて、
練習後につらかった経験があります。

演奏のスキルはこれまで通りにがんばりつつ、
首や肩や背中などにも意識をむけて、
ストレスが1ヶ所に集中しないようにケアをして、
練習や演奏を楽しむのはいかがでしょうか😌🌷

今回は、意外とあとあとに効いてくる、
首の体操を紹介します。


今日お伝えしたいのは、
✔️チンノッド体操 と呼ばれる運動です。

「chin」 = 顎
「nod」 = うなずく、会釈する という意味で、

ほかに顎引き体操やチンイン体操とも呼ばれます。

分かりやすく言うと「うなずきエクササイズ」ですね。

まず大事なことですが首回りのケアについては、
刺激があるかないか分からないくらいの
かすかな加減で、ケアをするくらいがベストです。

思い切りやると状態が悪化したり、壊れてしまいます。
例えば「伸ばされてピーンとして気持ちがいい」のは
ちょっと引っ張りすぎのおそれがありますので、
やり過ぎは控えましょう。

今もうすでに酷い痛みや痺れ、頭痛のある方は、
もう読まなくていいので、自分で何とかしようとせずに
医療機関を頼って受診してくださいね。


では話しを戻し、
このチンノッド体操の目的を一言で表現すると、
「首の前側の深層筋を鍛える運動」です。

ここが衰えていると、どうなるかというと
顎というか顔面がだんだん前に出ていきやすいです。

すると、

肩から背中にかけての後ろ側の筋肉が、
頭の重みでどんどん引っ張られる状態となり、
ぎりぎりで頭を支えるため、
徐々にダメージがきてしまうという訳です。

これって、ヴァイオリンを弾く時、
顎をのせて楽譜を一生懸命にみてる時に
結構なりやすい姿勢です。

実際、預けている方が楽ですし、
まだ演奏に慣れてない場合などでも
この姿勢にやっぱりなっていってしまうんですよね。

先ほど深層筋という言葉を出しましたが
筋肉には表層筋と深層筋があります。

アウターマッスルとインナーマッスルとか
耳にしたことがあるかと思いますが同じ意味です。

インナーマッスルの方は、
「姿勢のキープ」と「関節の安定」につかわれます。

なので、
頭や顎をヴァイオリンにのせすぎず姿勢を保つには、
見た目からでは分かりにくい、
首の深いところの筋肉を鍛えること。

これがすごく大切なのですよ。

この「チンノッド体操」のポイントは、
✔️すごくゆーっくりそーーっと動かすこと です。

素早くテキパキ動かしたり、思い切り動かすと
表面の筋肉しか使わないため深い部分には届きません。
なので、そっとやるのがコツです。

*やり方*
①椅子に腰かけ膝が自然に90度になる姿勢をとります。
背筋を伸ばし、肩甲骨を少し寄せて胸を開きます。

②後頭部を軽く引き上げるように小さくうなずきます。
首の表面の筋肉が動かないように注意しましょう。

③うなずいた状態で目線を下に送り10秒キープします。
これを1日10回やります。

イラストにしましたので、どうぞー♡

小さくうなずいたとき、後頭部をあげると共に、
目線もちょっとだけ下へ移動させて連動させるのが、
実はGOODなポイントです。

小さくうなずくだけで、お辞儀ではありません。
座った状態で、背筋はずっとキープしておきましょう!


ここまで読んでくださった方には、
せっかくなので寝た姿勢で行えるものも伝授します。😉

*やり方*
頭の下にタオルを折り畳んで敷いて
イラストの点線のように
顎のラインが床と並行になるように調整して寝ます。

膝は立てて置くとやりやすいです。

そして、
先ほどと同じようにうなずく動作を行います。

この時もにギューッと押すのではなく
首の前の皮膚表面が動かないくらいに
そーっとうなずきます。

後頭部に感じるのは、指先でタオルなどをプニって
少しだけ押すくらいの圧で、
全力パワーでやらないように気をつけてくださいね。


このチンノッド体操は、やってみると分かりますが
自分では鍛えている感はほとんどゼロです。

筋肉の場所については深い位置になるので、
自分では触れません。上のイラストともちょっと違うのでチラッと確認だけしておきましょう。

頸部の深層筋とは、椎前筋(ついぜんきん)と呼ばれます。

4つの小さい筋肉で作られており、
頸椎と頭蓋骨の連結・安定化に欠かせません!

腹部筋群とかと同レベルの重要な筋肉チームだと
思ってくださいね。こんな感じです。

いかがでしょう。
ちょっとだけ難しいアングルですよね。🤔💭

第1頸椎の形は、唯一輪っかになってる骨で、
専門用語で「環椎」と言います。
この環椎の両側にある穴は、「椎骨動脈」という血管が通るところで脳に栄養を送る重要な通り道です。

複雑なので、この辺りで切り上げますが、
いかに深層の方にある筋肉かを、
ここでお分かりいただければ幸いです。


「チンノッド体操」のわたしの感想としましては、
最初は少しゆっくりやる動作がきつかったです。

ゆっくりやろうとすると微妙にカクカクカク、、、となり、
思ったより滑らかにうなずけない違和感があり、

あぁ、首の前が案外衰えているのだなーと、
実感した記憶があります。

それを4〜5ヶ月ほど、
立ってやってみたり、あぐらや正座でやってみたり、
湯船で使ってるときに動かしてみたり、
スマホを使う時も気をつけてみたり、
いろんなシーンでやってみました。

全ては演奏のために。笑

だんだん滑らかにうなずける感覚を掴み、
その後、
ヴァイオリンを構えている最中にも
後頭部をしっかり上方に保った上で、
同時に肩周りの力みを抜けるようになり
早めに仕込んでおいてよかったなーと
小さくガッツポーツです🤫💪🏻


では、最後になりますが、
生活での動きの中でも、同じように気をつけていくことが出来ると、変な癖もとれてくるし定着しやすいかな。
ぜひやってみてくださいね。

からだのケアして、楽しみましょう😉
読んでくださりありがとうございました🌻
今日も暑いので身体に気をつけてくださいね!

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