見出し画像

直感が「待て」と言うとき、何が起きているのか

動きたいタイミングなのに、なぜか体が「待て」と言う。不安ではない、ただの「待て」。あの感覚の正体について書いてみます。

「待て」と「不安」は別物です

不安はうるさいんです。何度も「やめておけやめておけ」と訴えてくる。胸がざわつき頭が同じ場面を再生する。

「待て」は静かです。一度だけ「いま、じゃない」と置かれる。反復しません。ざわつきもありません。ただその対象に向かって一歩踏み出そうとした足が、ふっと止まる感じ。

もうひとつの特徴があります。「待て」は対象を嫌っていないんです。不安は対象を遠ざけたい感情を伴います。「待て」は対象に対する好意も興味もそのまま残ったまま、ただタイミングだけを止める。

だから混同して「やめたいんだ」と解釈すると、間違えます。やめたいんじゃない。いま動くタイミングじゃない、ってだけ。この微妙な差を見落とすと本当に欲しかったものを、自分から手放してしまうことがあります。

⑫で「逃げろの信号」を書きました。あれは強い警報。こちらはもっと穏やかな待機指示。同じ直感のなかでも信号の種類が違うんですよね。

わたしの体験:内見で「待て」が出た日

ある物件の内見で、条件はぜんぶ合っていました。家賃、間取り、通勤、日当たり、近隣の環境、ぜんぶOK。頭で考えれば即決していい物件でした。

でも体が「待て」と言いました。ざわつきはなく、ただ「いま、じゃない」と、静かに置かれた感じです。理由はわかりませんでした。

一度持ち帰って別の物件もいくつか見ました。1週間後、最初の物件のすぐ近くにもっと条件のいい物件が出ました。家賃が1万円安く、間取りも一回り広い。あとから知ったらずっと探していたタイプの物件だったんです。

「待て」のサインを大事にできるかどうかは、その人の「待つ力」とも関係しているように思います。動きたい、決めたい、進めたいという気持ちが強いときほど、待てのサインを無視しがちです。焦って動いた結果、別の選択肢を見逃したことが、わたしは何度もあります。

待つというのは止まることではありません。動く準備をしながら別の窓が開くのを見ていることです。動かないように見えていちばん集中して周りを見ている時期、それが「待て」の正体なのかもしれません。

直感の「待て」はしばしば「もうすぐ別の選択肢が来る」というサインです。説明できないけど、本当に当たることが多いんです。

「待て」が出たら別の窓を開けておく

「待て」が出たらその対象をすぐ諦めるわけではありません。一旦保留して、別の窓を開けておくこと。これが大事です。

別の選択肢を探す。別の人に相談する。別の角度から、もう一度見直す。

「待て」のあいだにもう一つの答えがやってくることが、本当に多いんです。答えが来てから最初の対象と並べて選び直せばいい。そのときちゃんとした判断ができます。

⑧「流れを取り戻す」とも地続きで流れが止まったように感じるとき、それは流れが終わったのではなくて別の流れが用意されているサインなのかもしれません。

最近「待て」が出たこと覚えていますか?そのあと何が来ましたか?

#エッセイ #スピリチュアル #直感 #流れ #自己理解

いいなと思ったら応援しよう!