いも子のファミリービジネス日記#1
妻社長、はじめました。
― 節税から始まった“わが家の会社づくり” ―
「法人化」って聞くと難しそうだけど、
私にとっては“暮らしを整える一歩”でした。
専業主婦だった私が、夫の「節税のために会社を作ろう」という一言から、
まさか自分が“妻社長”になるなんて――。
これは、そんな私の「わが家の会社づくり」のリアルな記録です。
専業主婦だった私に訪れた転機
もともと我が家は、夫が会社員として家計を支える、ごく普通の専業主婦家庭でした。
ところが、夫の収入が上がるにつれて、「このままだと税金でかなり持っていかれる」とわかり、夫から「節税目的でプライベートカンパニーを作りたい」と提案がありました。
でも、サラリーマンの夫は社長になれません。
「じゃあ、あなたが社長に」と言われたのが始まりです。
……とはいえ、当時の私は専業主婦。
仕事もしていないのに、いきなり社長なんて無理!と思いました。
自分の「やりたいこと」に気づいた日
そんなとき、偶然参加したあるセミナーがきっかけで、
「自分にもできることがあるかもしれない」と思うようになりました。
そこから、少しずつ在宅でできる仕事を始め、パートにも出るようになりました。
すると今度は、103万円・106万円・130万円という“年収の壁”が気になるように。
「働くほどに税金で減る」「扶養の範囲に収めるか、超えるか」――
数字の問題を超えて、“これからの生き方”を見直す時期が来たのだと思いました。
法人化という“暮らしを整える”選択
業務委託や講師業などの仕事が少しずつ増えるなかで、
「どうすれば安心して挑戦できるか」を考えた結果、
法人化という選択肢にたどり着きました。
法人にすれば、収入を“会社の売上”として扱えるようになり、
必要経費も整理しやすくなります。
節税だけが目的ではなく、安心して働ける仕組みを整えること。
それが今の私にとっての“暮らしを整える”法人化です。
将来的には、夫のやりたい不動産事業も取り入れていく予定。
資産を法人で管理できれば、家族の将来や相続の面でも安心です。
夫が安定を支え、私が挑戦の部分を担う。
それが、私たちの“ファミリービジネス”のかたちです。
働き方の再定義
パートは、生活の安定と社会とのつながりを持つ場。
ファミリービジネスは、自分の挑戦や将来の備えを形にする場。
「正社員ほどの収入はなくても、時間の融通が利くことで家族との時間が持てる。そして、自分のペースで仕事を育てていける。」
これが、私にとっての理想の働き方になっています。
次回予告
こうして私は法人化を決意しました。
でも、会社を作るのはここからが本番。
次に待っていたのは、印鑑や定款、登記などの“手続きのリアル”でした。
次回、「会社印鑑を作る」をリアルでお話しします。
👩🏫 いも子(AFP)
サツマイモが有名な茨城県在住。
金融教育の講師業の傍ら、
「知っていることを増やすことは、将来の選択肢を広げる力になる」をミッションに、親子で学べる“謎ファイ”を作っています。
妻社長として、ファミリービジネスの土台づくりに挑戦中。
