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おひとりさまの認知症って、誰が気づくんだろう?

去年、上司にブチ切れた勢いもあって
会社を辞めた。
現在は、リーンFIRE中。

私は40代独身で、パートナーもいない。

性格的に考えても、
今後誰かと一緒に暮らしている自分が
まったく想像できない。

今、それで困っているかと言われると、
別に困ってはいない。

むしろ一人暮らしは気楽だし、
自分には合っていると思う。

ただ、老後のことを考えると、
時々ふと不安になることはある。

もちろん、結婚していれば
「老後は安心!」というわけではない。

相手に先立たれることもあるし、
離婚することもある。

実際、私の周囲にも、
結婚して子どもがいても頼れる人が
ほとんどいない高齢者はいた。

だから老後のことって、

「独身だから不安」

「既婚だから安心」

そんな単純な話ではないと思う。

それでも時々、

一人の老後ってどんな感じなんだろう…

と考えてしまう。

想像がつかないからこそ、
漠然とした不安を感じるのかもしれない。

最近、特に気になるのは、
体の衰えよりも認知症のこと。

足腰が弱くなったり、
病気になったりするのも、もちろん怖い。

でも、それ以上に怖いのは、
自分の判断力が少しずつ失われていくこと
かもしれない。

認知症は記憶力だけでなく、
自分が困っていることを認識する力」も
低下するらしい。

もし、そうなったら…。

体は元気だから病院にも行かない。
ヘルパーさんとの接点もない。
本人は「自分は大丈夫」と思っている。

でも実際には、
少しずつ判断力が落ちている。

そんな状態になったとき、
ちゃんと異常に気づけるんだろうか

そして、周囲に気づいてくれる人は
いるんだろうか

考え始めると、やっぱり少し怖くなる。

認知症について考えると、
もう一つ気になることがある。

それは、お金の管理

私は、FIRE生活に入った。

老後は年金だけじゃ足りないだろうから、
今も続けているインデックス投資を
少しずつ取り崩しながら生活していく予定。

でも、認知症になったら、
それってちゃんとできるんだろうか。

・投資信託の売却。

・生活費の計算。

・税金や保険料の支払い。

今は当たり前にできていることでも、
判断力が落ちた状態で
同じようにできる自信はない。

しかも厄介なのは、
自分では普通にできているつもりかも
しれないこと。

FIRE界隈では、

「いくらあればFIREできるか」
「何%で取り崩すか」

という話はよく見かける。

でも、

「自分で資産管理が
できなくなったらどうするか」

という話は、あまり聞かない気がする。

資産を作ることと同じくらい、
その資産を管理できなくなった時のことも
考えておく必要があるなと思う。

近所のスーパーには、
小さなイートインスペースがある。

そこにはいつも同じ
ご高齢の方たちが集まっていて、
何時間も話し込んでいる。

ああいう人たちは、
もし誰かが何日も姿を見せなかったり、
言動がおかしくなってきたら、

「あの人、大丈夫?」

と気づいてくれるのかもしれない。

そう考えると、
そういうつながりって、
わりと大事なのかも。

とはいえ、その輪の中に自分が
毎日参加している姿はまず想像できない。

いや、絶対無理だわ。
人と群れるの、大の苦手だし…。

だからといって、

「老後が心配だから、
今からでも、頑張って人間関係を広げよう」

とも、さすがに思わない。

というか、
あんた、今更そんなことできないでしょ
っていう。

そもそも、
老後を家族や友人の善意だけに頼ろう
とするのも、けっこう危うい気がする。

こちらは頼れると思っていても、
相手には相手の生活がある。

状況が変われば、
思うように頼れなくなることだってある。

だから最近は、

「誰かに助けてもらう前提」

よりも、

自分の判断力が落ちたときに
代わりに動いてくれる仕組み

の方が大事なんじゃないかと思っている。

将来的には、

「子どもがいるから大丈夫」

「友達がいるから大丈夫」

ではなく、

必要な支援は契約や制度で受ける

という考え方のほうが、
お互い気楽なのかもしれない。

そのためにも、元気なうちから
少しずつ準備しておくことが大切なのかなと。

そして願わくば、
私が本格的な老後を迎える頃には、
今よりもっと信頼できる見守りサービスや
支援制度が整っていてほしい。

一人暮らしでも、認知症になった時に
ちゃんと支えてもらえる社会に
なっていてくれたら心強いな、と思う。

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