きっかけはノイズ
過去に「創作には外部からのノイズはいらない。極力シャットアウトすべき」という趣旨の記事を書いている。
アスペルガー症候群でもある私にとってスマホの呼び出し音のみならずマナーモード中の振動ですらストレスの原因になる。これが判っているから私は最近までLINEはせず、ショートメッセージしかしてこなかった。
音楽制作に集中するためヘッドホンをつけているときもスマホの通知(振動)が気になる。
特にどうでもいい告知や広告案件であればそれはもうストレスがマッハ(死語)になる。
期間を決めて、今日一日は創作に集中しようと考えていた私にとっては正にノイズでしかなかったからだ。
冒頭の記事に、ある方から「入ってくる【ノイズ】こそが創作の肥やしになることも少なからずあるのではないでしょうか?」という丁重且つ深淵なコメントを戴いた。果たして創作に必要な【ノイズ】とは何だろうか?
周囲の雑音と自身の心の声との葛藤で鬱状態になり眠りの浅い時、作曲の構想は出来上がる。
絶えず鳴っているのは耳鳴りというノイズ。
脳内でそれをキャンセリングするかのようにメロディとコードが自動生成され反復する。
様々なノイズからネガティブな感情やストレスが派生し、その反動は創作の原動力になっている。
その後、創作は推敲の段階になる。
足したり引いたりアクセント加えたり変化させたり反復したりコードを試行錯誤で変えてみたり。歌詞を当てる際も曲想と合っているか?綴り間違いはないか?などと確認すべき作業は尽きない。
この過程で邪魔に感じるのもノイズ。
noteで例えると、文章作成の際、漢字が間違えていないか、接続詞が合っているか、言葉の重複がないか、本当にエビデンスが存在しているのか、何度か反復して読んでみて違和感がなくなった時に初めて投稿する。
この過程でスマホの通知音などはノイズ。
なのであるが、noteに於いても創作の発想に至るきっかけは違和感というか、ざわざわする心の声というか、耳障りな雑音を打ち消そうとする何かなのだ。
創作のトリガーが「ノイズ」なのかもしれない。
