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レザークラフト ヘリ落とし ~メンテナンス


今回は、ヘリ落としについて書いてみようと思います。



「ヘリ落とし」とは、

革の角を削り落として丸みをつける作業、またはそのために使う専用の道具のことを指します。

​革製品のクオリティを高め、使い心地を良くするために非常に重要な工程です。


使っていくうちに切れなくなってきて、ヘリがガタガタになってきます。
見栄えもかなり悪い。

ヘリ落としは大事な道具だけど、メンテナンスのやり方が、なかなか出てこないんですよね。

なので、研ぎ方について詳しく説明してみます。


用意するもの

研ぎに使う道具は以下の通りです。

  • ヘリ落とし

  • ミシンオイル

  • ステンレス棒(今回は0.8㎜)

  • 耐水やすり(#1000~#2000)

  • 青棒

  • 普通紙


研ぎの手順 まずは、ヤスリを長方形に切って、ステンレス棒の上に乗せます。 今回のステンレス棒は0.8mmの太さを使っています。 ヘリ落としの溝のサイズによって、ステンレス棒の太さも変えてください! ステンレス棒を探してみても、ホームセンターではちょうどいいサイズが見つからないことがありますよね? その時は、釣具屋を覗いてみてください! 0.8、1.0、1.2、1.4と色々なサイズがあります! 大容量なので一生使えますヽ(*´∀`)人(´∀`*)ノ ステンレス棒にヤスリを置く→ミシンオイルを垂らす→研ぐ、というのが手順です!


研ぐ時は、引いて研ぐ

 決して押さないで下さい。やってみたら分かります(笑)

20~30回引いたらある程度切れるようになります!

 次は青棒で研ぎます!
ここで青棒?ってなる人います!

軽く説明すると
青棒(あおぼう)とは、超微粒子の研磨材(酸化クロムなど)と油脂を練り合わせて棒状に固めた固形研磨剤です。金属や貴金属の表面を鏡のように反射する「鏡面仕上げ」を行う際、フェルトや綿などのバフにこすり付けて使用されます。

青棒の特徴と用途

  • 用途: ステンレス、真鍮、アルミ、貴金属(金・銀など)、包丁、樹脂などの最終仕上げや艶出しに用いられます。

  • 特性: 研磨力(削る力)は比較的穏やかですが、その分非常に細かな傷を消し、対象物に深い光沢と輝きを与えることができます。

元々は機械用のバフ機で使われる研磨剤です!

 刷り込んで使えるので、布、紙に擦り付けて使う事も出来ます!


手手順は、青棒を普通紙に擦り付ける→ミシンオイルを垂らす→青棒を紙に馴染ませる→ステンレス棒にセット→引いて研ぐ やり方はヤスリと同じです!!

磨き終えたら完成と言いたいところですが、研いだ刃物には必ず【かえり】が出ます。【かえり】とは、包丁などを説いた際に刃先の裏側に出る金属の薄いめくれのことです。このかえりを取り除かないと、本来の切れ味は出ません。 そのひと手間は以下の通りです。

普通紙を適当に4つ折りします。
折った面に青棒とオイルをつけます
これも10~20回ほど引いて研いで、かえりを取ったら終了です!
お疲れ様でした!

全く切れなかったのですが、研いだ後がコレです!

ラーメンみたいに綺麗に切れてます!
ここまで切れると、作業もストレスなく進むので気持ちいいですよ!

今回、ヘリ落としのメンテナンスについて話してみました!

最後まで見て頂きありがとうございました!!

おまけ

文中に青棒の事を説明しましたが、せっかくなので、錆気味だった刃先を磨いてみました!
布に青棒刷り込んでオイルを染み込ませて磨きました!

どうですか?磨けてるでしょ?

こんな使い方で道具をピカピカに磨き上げて行きましょ!

次回はフォーク(菱目打ち)を研ぎます!

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