お金に困っている人の共通点は何か?
前回ある人物とお金について調査をしました。
あるルサンチマンが持つお金の信念|金正(ユダ)
その後も色々な借金をしている方、経済的に困窮している人のSNSを見ました。
この問いについて考えていると、よく出てくる説明があります。
「浪費するから」
「お金の管理ができないから」
「借金する本人が悪いから」
「金融リテラシーが低いから」
確かに、これらが当てはまるケースはあります。
収入以上に使い続ければ、当然どこかで資金は足りなくなります。
足りない分をクレジットカード、リボ払い、カードローン、消費者金融などで補えば、今度は元本だけでなく利息の支払いまで加わります。
しかし、AIを使って調べていくと、経済問題はそれほど単純ではありませんでした。
この記事では、行動経済学、心理学、家計金融、労働研究、経済的搾取に関する研究をもとに、
ボクが筋反射を使って経済の問題とその原因
で該当項目が多く見られた
過剰消費、過重債務、返済困難、他者依存
がどのようにつながるのかを整理してみます。
借金そのものが悪いわけではない
まず最初に区別しておきたいことがあります。
借金そのものは必ずしも悪いものではありません。
住宅ローンによって住宅を購入する。
教育ローンによって将来の人的資本に投資する。
事業融資によって設備投資を行う。
一時的な所得低下を借入によって平準化する。
これらは、返済能力に見合っていれば合理的な経済行動になり得ます。
問題になるのは、
借入額と返済義務が、その人の所得、資産、生活費、将来の収入見通しに対して過大になること
です。
これを大まかに、
管理可能な借入
脆弱な借入
過重債務
に分けると分かりやすくなります。
管理可能な借入では、多少支出が増えても、収入が減っても、貯蓄などから対応できます。
ところが、
貯蓄がほとんどない
返済額が大きい
変動金利の借入が多い
複数のローンがある
所得が不安定
すでに生活費を借入で補っている
といった条件が重なると、ちょっとした出来事で一気に返済困難へ移行します。
この状態を理解するために便利なのが、
金融脆弱性
という考え方です。
経済問題の中心にある「金融脆弱性」
金融脆弱性とは、簡単に言えば、
少しの収入減少や予期せぬ支出によって、生活や返済を維持できなくなる状態
です。
重要なのは、同じ年収、同じ借金額であっても金融脆弱性は大きく違うということです。
たとえば、
年収500万円、借金200万円、貯金500万円の人。
年収500万円、借金200万円、貯金5万円の人。
数字上の借金は同じです。
しかし後者は、突然30万円の支出が発生しただけで資金繰りが崩れる可能性があります。
ここで重要になるのが、
流動性バッファー
です。
つまり、
「いま自由に使える現金や預金がどの程度残っているか」
ということです。
実際ボクの筋反射も多重債務・借金で生活が一変した、リボ払いの事を発信している人物に共通していたのは、
『緊急資金を持たない』の問題度が高く出ました。
住宅ローンに関する研究では、長期的な債務残高を減らすこと以上に、月々の返済額を軽くすることで不履行が大きく減少するケースが確認されています。
この研究が示唆しているのは、
人は必ずしも「借金総額が大きいから破綻する」のではなく、
「今月払えなくなった瞬間」に破綻へ移行することがある
という点です。
ただし、ここで注意が必要です。
預金100万円と「カードであと100万円借りられる」という状態は同じではありません。
カードを利用すれば、今日の支払いはできます。
しかし負債残高と将来の返済額は増えます。
したがって、
短期的に支払えること
と、
長期的に返済可能であること
は別問題です。
経済学では、前者を流動性、後者を支払能力・債務持続可能性として区別します。
この区別をしないと、
「借金で借金を返しているのに、とりあえず今月は払えている」
という状態が異常に気付いていない、対策をしない
ことになるかとSNSで見ていて思いました。
なぜ人は将来の自分にお金を使わせるのか?
ここで行動経済学が関係してきます。
代表的な概念の一つが、
現在バイアス=先延ばし癖
です。
これは、
将来の利益や損失より、今すぐ得られる利益や負担回避を過度に重視してしまう傾向
を意味します。
たとえば今日、
「1年後に10万円もらう」
か、
「1年と1日後に11万円もらう」
かを選ぶとします。
多くの人は、
「1日待つだけなら11万円」
と考えられます。
ところが、
「今日10万円」
と、
「1年後11万円」
を提示されると、
「今日10万円でいい」
と判断が変わることがあります。
これが時間的不整合です。
借金でも同じことが起こります。
「今、欲しい商品を買える」
という利益は非常に具体的です。
一方、
「3か月後に返済しなければならない」
という負担は心理的には遠く感じられます。
そのため、
「今回だけなら大丈夫だろう」
と判断する。
翌月になると、
「今月はお金が必要だから返済額を増やすのは来月からにしよう」
となり、さらに翌月も同じことが起こる。
実際、クレジットカード利用者を調べた研究では、人が自分で設定した返済計画と実際の返済行動との間にズレがあり、そのパターンが現在重視バイアスのモデルと整合することが報告されています。
ここで重要なのは、
「返済するつもりがない」のではない
ということです。
返済の意思がなさそうな人の言動や姿様子を鑑定してもそこが主問題ではなく、
むしろ、
「未来の自分は今より合理的ないし誠実に行動してくれるだろう」
と無意識に期待していることが問題になります。
自己制御だけでは説明できない
もちろん現在バイアスだけではありません。
金融研究では、
自己制御能力
金融リテラシー
衝動性
将来志向
過度な楽観
ストレス
所得
信用へのアクセス
なども調べられています。
英国の消費者を対象にした研究では、自己制御の問題や金融リテラシー不足は、未払い債務や過大な債務負担と関連していました。
また自己制御に問題を抱える人ほど、
ストアカード
ペイデイローン
即時利用できる高コスト信用
を使用しやすいという結果も報告されています。
しかし、
「自己制御が弱いから借金する」
だけでは説明できません。
なぜなら、
同じ程度の自己制御能力を持っていても、
クレジットカードの利用限度額
消費者金融へのアクセス
金利
所得
家族からの援助
雇用の安定性
によって結果は大きく変わるからです。
つまり経済問題は、
個人特性 × 環境
の問題です。
失業すると、それまで問題なかった借金が突然問題になる
これはSNSで借金があると報告している人物を鑑定しているバイアスなのか、失業の問題度・点数がそこまで高くない人が多かったのですが、
AIはこれの問題度を高くしていました。
ある人が住宅ローンを毎月10万円返していたとします。
手取り30万円なら、
生活費15万円
返済10万円
余剰5万円
で生活できるかもしれません。
ところが失業して(給付などで)収入が20万円になれば、
生活費15万円
返済10万円
だけで5万円不足します。
その人の性格も、借金額も変わっていません。
変わったのは所得です。
欧州の家計データを使った研究でも、失業状態にある世帯ほど過重債務になる確率が高いことが報告されています。
そのため、
「返済できないのは借りた本人の自己責任」
だけで説明することには限界があります。
失業だけではありません。
病気
離婚
家族の介護
事故
金利上昇
家賃上昇
物価上昇
子どもの教育費
予想外の修繕費
などでも同じことが起きます。
つまり、
返済困難とは、人格そのものではなく、家計の許容量をショックが超えた結果として発生する場合がある
とAIは評価しました。
僕も自分の稼げる能力をきちんと評価できていない人物、稼げない事を想定できない人が殆どだったので、
仕事がないから借金の問題が強くなるのは結果であり、
借金をしている状態で失業する・稼ぐ手段をロストすることの
問題を評価したほうがよいと思いました。
なぜ借金をする人は他人をあてにするのか?
ここまでの話は、
自分の消費を優先しすぎる
という経路でした。
現在バイアス
↓
過剰消費
↓
借入
↓
流動性低下
↓
ショック
↓
返済困難
という流れです。
しかし、経済問題について考えていく中で、もう一つ気になったことがあります。
それが、
他者依存
です。
境界線がないということ
いずれ書こうと思うのですが、
共依存の問題や自己愛性パーソナリティを持っている人物は、
少なくとも境界線・バウンダリーの問題を必ず有しています。
これがないことによって、
自分と他人という区別がきちんとできなくなって、
人のお金をあてにする
ないし
自分のお金を他人に貢いでもそれを問題視しない
事が確認できました。
この記事では分析上、金融境界線は
自分と他人との間で、誰がどこまで金銭・労力・責任・債務を負うのかという限界を設定し、それを維持する能力
という意味で使います。
たとえば、
「5万円までは援助するが、それ以上は出さない」
「友人にはお金を貸さない」
「保証人にはならない」
「仕事として提供するものは有料にする」
「値下げはここまで」
「相手の問題は相手の責任でもある」
といった線引きです。
ではもしこれがなくなってしまうとその逆です
「5万円使ったけど誰か貸してくれるしもっと使おう」
「カード会社がダメだから親からお金を借りよう」
「これが欲しいんだから保証人になってもらうのは当然だ」
「友達だから整体や占いも無料でしてもかまわない」
など線引きがきちんとできなくなり、
逆にそれを踏み越える人に異常さを感じない問題があります。
「嫌われたくない」が支出を増やす可能性
もう一つ重要なのが、
拒絶感受性
です。
これは、
人から拒絶されたり嫌われたりすることに強く反応する傾向
を意味します。
実験研究では、拒絶感受性が高い人が拒絶を経験した後、相手に好かれようと迎合行動を増やすことが報告されています。
一部の実験では、男性参加者が相手から拒絶された後、デート相手のためにより多くのお金を使おうとする行動も確認されています。
もちろん、
「拒絶感受性が高い人は借金する」
とまでは言えません。
しかし、
拒絶不安
↓
好かれたい
↓
断れない
↓
贈与・奢り・援助
↓
自分の資源減少
という経路は十分に考えられます。
日常生活で言えば、
「これくらい払わないとケチだと思われる」
「ここで断ったら嫌われる」
「困っているのに助けなかったら冷たい人間だと思われる」
といった心理です。
これは金融リテラシーの問題とは少し違います。
金額計算そのものはできていても、
人間関係の維持を優先して合理的な経済判断を捨ててしまう
可能性があるからです。
お金だけではない。「働きすぎる」という損失もある
経済的損失は、支出だけで起こるわけではありません。
労働も資源です。
たとえば、
月給20万円の仕事で、
30万円分、40万円分の責任を引き受け続ける。
他人の仕事まで処理する。
休日まで仕事をする。
無料で相談に乗り続ける。
必要以上にサービスを提供する。
これは現金が直接減るわけではありません。
しかし、
時間・体力・機会費用
を失っています。
労働研究には、
努力―報酬不均衡
という考え方があります。
自分が投入する、
時間
労力
責任
心理的負荷
に対して、
給料
評価
安定性
昇進
裁量
などの報酬が釣り合っていない状態です。
さらに、
過剰コミットメント
という個人傾向も研究されています。
自分の役割に必要以上に強く関与し、
「もっと頑張らなければ」
「自分がやらなければ」
と過剰投入する状態です。
これは健康問題との関連でよく研究されています。
しかし経済的に見ると、
本来市場で販売できる時間や専門性を、適正報酬を得ずに提供している
とも考えられます。
借金をしている人物の調査では
どのローンないしカードの借入額はいくらなのか把握できましたが、
幾らの商品を何で購入したかの内容が不足しており、
判明した商品やサービスを見ていても、
筋反射を使うまでもなく、
「今それにお金を使うか?」
という問題が多く見られました。
(例として無職なのに恋愛がしたいからとマッチングアプリに数万円お金を使ったり、動画編集に情熱や将来の活用プランがないのに動画編集スクールに通うお金をローンで借り入れる等)
このことから、
自分が適正な報酬と言える評価がきちんとできるとは考えられず、
自分が欲しい商品やサービスの適正な報酬を吟味せず、
言われるがままその値段で購入するから問題があります。
経済問題は「使いすぎ」だけではなく「受け取らなさすぎ」でも起こる
ここは非常に重要です。
家計問題というと、
支出を減らす話ばかりになりがちです。
しかし、
[所得 - 支出]=残高
で家計が決まる以上、
経済問題は、
支出が大きすぎる
だけではありません。
所得が本来より小さすぎる
場合にも起こります。
心理学のBig Fiveでいう協調性について、一部の研究では協調性の高さと所得の低さの関連が報告されています。
その理由として、
強く自己主張しない
競争を避ける
報酬交渉をしない
自己宣伝を控える
といった行動が考えられています。
これは、
「良い人ほど貧しくなる」
という意味ではありません。
協調性には当然大きな利点があります。
ただし、
協調性が報酬交渉の弱さと結びついた場合、経済的には不利になる可能性がある
ということです。
「成果以上に払う」という問題
逆方向もあります。
相手から受け取った価値以上の報酬を支払ってしまう。
たとえば、
「これだけでは申し訳ない」
「安く払ったと思われたくない」
「相手をがっかりさせたくない」
と考えて必要以上に支払う。
経済実験では、
罪悪感回避
というメカニズムが研究されています。
人は相手から期待されていると感じるほど、
「期待を裏切りたくない」
という理由で、自分の利益を減らして相手に多く配分する場合があります。
これは社会生活において必ずしも悪いことではありません。
互恵性、信頼、人間関係の維持には必要な面があります。
しかし、
自分の生活を犠牲にするほど繰り返す
なら別です。
問題になる境界は、
「相手に与えること」
ではなく、
与えることで自分の経済的持続可能性を壊しているかどうか
です。
さらに深刻なのが「経済的搾取」
ここまでは本人側の心理でした。
しかし、経済問題を本人の性格だけで説明してはいけない理由があります。
相手側が搾取的な場合があるからです。
経済的虐待やeconomic abuseに関する研究では、
相手の金銭を勝手に使う
相手名義で借金を作る
就労を妨害する
給料を管理する
借金を肩代わりさせる
共同資金を浪費する
相手の信用情報を悪化させる
労働を搾取する
などが報告されています。
ここまで来ると違法や第三者が動いてくれるので、
借金をしている方々にこれらの被害にあっている事はなかったのですが、
お金を勝手に使われても少額だから気づかない
貸したお金を少額だからとないがしろにする
今の仕事を馬鹿にされ、ネットワークビジネスに参加を促される
給料や所得を理由に奢らされる
必要のない物を実績作りなどを理由に購入させられる
やりがいや成長を理由に労働や雑用を無賃で行わされる
など
他人によって資源を奪われている
からお金に困る人もいるということです。
搾取されると、さらに相手から離れにくくなる
ここには厄介な循環があります。
最初は、
相手への依存
↓
断れない
↓
搾取される
だったかもしれません。
しかしネットワークビジネスやカルト宗教のような搾取が進むと、
資産減少
↓
収入低下
↓
信用悪化
↓
自立資金不足
↓
貸金融や特定の相手に経済的に依存
となります。
したがって、
依存と搾取は自己強化ループになり得ます。
搾取されている人について、
「嫌なら離れればいい」
と簡単には言えません。
離れるためのお金自体を失っている可能性があるからです。
(調査にネットワークビジネスやある団体を鑑定していてAIもそれの解説をしてくれました)
他者依存する人が経済問題を起こすのか?
AIが調べると、
「他者依存する人は経済問題を起こす」
という表現は正確ではないとのこと。
たとえば家族から経済的援助を受けられることは、むしろ金融ショックから家計を守ることがあります。
失業したとき親が家賃を一時的に負担してくれる。
病気のとき家族が生活費を支える。
これは金融脆弱性を下げます。
したがって、
他者に頼ることそのもの
が問題なのではありません。
問題になる可能性があるのは、
自分で問題解決できる感覚が極端に弱い
自分と他人の責任範囲を分けられない
拒絶を恐れて断れない
自分の取り分を要求できない
相手の問題を背負いすぎる
明らかに不公平な関係から離れられない
といった状態です。
つまり「他者依存」ではなく、
対人関係における資源配分の問題
と表現した方が正確です。
個人的には自分の事も自分でできない態度や
境界線の問題も強いと思いますが、
これも上記の資源配分をするためのメタ認知など
個人差があるとのこと。
過剰消費と他者依存がつながる
一見すると、
消費主義者として過剰消費する人と、
自己犠牲的に他人へ与える人は、
正反対に見えます。
前者は、
「自分のために使いすぎる」
後者は、
「他人のために使いすぎる」
からです。
しかし一段抽象度を上げると、共通しています。
共通しているのは、
将来の自分が生きていくために必要な資源を十分残せていない
という点です。
100万円の使い方を考えてみる
たとえば、ある人に100万円の余剰資金があったとします。
Aさん:ブランド品や旅行に80万円使う。
Bさん:困っている恋人に80万円渡す。
Cさん:友人の会社の借金80万円を肩代わりする。
Dさん:半年間、ほぼ無償でコミュニティの事業を手伝う。
心理的動機は全く違います。
Aさんは欲求。
Bさんは自己犠牲。
Cさんは責任感や断れなさ。
Dさんは承認や過剰コミットメントかもしれません。
しかし経済的には共通しています。
自分の流動性バッファーが低下します。
そこへ、
失業
病気
引っ越し
家電故障
家族の介護
などが起これば、急に資金が足りなくなります。
そこで初めて借金が登場することもあります。
つまり、
借金は問題の原因というより、その前に起きている資源配分問題の結果
である場合もあります。
経済問題をより正確にモデル化する
ここまでをまとめると、金融脆弱性は次のような構造で考えられます。
まず個人内部の要因があります。
現在バイアス
自己制御
将来志向
自己効力感
拒絶感受性
罪悪感
自己犠牲傾向
過剰コミットメント
ボクが調査した個人のスピリチュアル的内部要因は
カルマ
不要な誓い
エネルギーコード
閉じ込められた感情
自我率
次に対人環境が
家族
恋人
友人
職場
取引相手
搾取的人物
さらに経済環境が
所得
雇用
金利
物価
信用供給
社会保障
これらが組み合わさって、
資源配分
が決まります。
その結果として、
過剰消費
過剰援助
過剰労働
過少報酬
過剰な贈与
他人の債務負担
経済的搾取
などが起こる。
↓
所得・資産・時間・流動性が減少する。
↓
金融脆弱性が高くなる。
↓
失業、病気、金利上昇などのショックが発生する。
↓
借入、延滞、債務整理、生活水準低下が起こる。
この方が、
「浪費する性格だから借金する」
よりマシな解像度が高い証明だと思います。
過重債務が心理状態をさらに悪化させる
問題はここで終わりません。
債務を抱えると、
睡眠の質
生活満足度
情緒的ウェルビーイング
健康感
自分で状況をコントロールできる感覚
などが悪化する傾向が報告されています。
つまり、
経済問題
↓
ストレス
↓
統制感低下
↓
判断力低下
↓
家計管理悪化
↓
さらに経済問題
という循環も考えられます。
そのため、経済問題が長期化すると、
「なぜそんな合理的でない行動をするのか」
という外部からの疑問が生じます。
しかし本人は、すでに強いストレスと経済的不安の中で意思決定している可能性があります。
SNS調査では既に借金をしている方が多かったのですが、
幸い借金をする前と後で動画を残している方もいたのですが、
やはり邪気量が増えている、生体エネルギー値が減っているなど、
経済問題の発生による以前のような思考、認識と判断が難しくなる
のは気のせい、本人の問題とはいえないと考えました。
経済問題を何の問題として考えるべきなのか
AIは最終的に、
資源配分と金融脆弱性の問題
として理解するのが一番整合的だと考えています。
経済資源には、
お金だけではなく、
時間
労働
信用
将来所得
人間関係
健康
判断力
も含まれます。
その資源を、
今の自分に使いすぎる。
他人に使いすぎる。
搾取される。
将来の自分に十分残さない。
これらが重なることで、金融脆弱性が上昇します。
僕もこれにはおおむね賛成で、
ただスピリチュアル的な要素を調査していくと、
これって結果論だよね?
というのが正直あります。
資源配分をするための能力はどこから生まれて、どう狂うのか?
それは現在の検証材料の1つです。
「浪費家」と「自己犠牲型」は実は同じ問題を抱えることがある
浪費家は自己中心的。
自己犠牲型は他者中心的。
正反対と思われがちですが、
ここまで書いたように経済的には、
将来の自分を保護していない
という共通点があります。
現在の自分の欲求を優先する。
現在の他者の欲求を優先する。
どちらも、
未来の自分が負担を引き受ける
という構造です。
この視点から見ると、
現在バイアスと自己犠牲は心理学的には違う現象ですが、
経済的には同じ場所に到達する可能性があります。
[現在の利益・関係維持]
を優先し、
[将来の自分の資源]
を削っているからです。
これはある種今の自分の欲望を満たしたいという
エゴの悪意や搾取や支配とも言えますし、
未来の自分への虐待とも言えます。
経済的境界線を見るための実践的な問い
自分や他人の経済状況を見るときには、
単に、
「何に使ったか」
だけでなく、次のような問いを見ると分かりやすいと思います。
自分への支出
「今欲しいから」という理由で将来の返済能力を無視していないか。
他者への支出
相手に渡したお金が戻らなくても、自分の生活は維持できるか。
労働
提供している時間・責任・専門性と報酬は釣り合っているか。
援助
「助けたい」からなのか、「断ったら嫌われる」からなのか。
責任
本来相手が負うべき問題まで、自分が引き受けていないか。
搾取
相手は自分の資源を一方的に利用していないか。
離脱可能性
その関係から離れたいと思ったとき、経済的に離れられるか。
これらを見ることで、
単純な浪費とは違う経済問題が見えてきます。
実際に「何」では決まらない
要はサービスや物の対象に問題があることが少なく、
(過去のボクは邪気が少ない物、波動が高い物を選べればそれでよいと錯覚していました)
境界線と資源配分の優先順位と流動性の変化に対する計画性
でサービスや物の必要度や問題度は変わるということです。
最後に
経済問題について調べ始めたとき、
ボクは最初、
「過剰消費が過重債務につながる」
「他者に依存する人ほど経済問題を抱えやすいのではないか」
という筋反射の結果から考え始めました。
AIによると
前者については、行動経済学や家計金融の研究から一定の支持があります。
現在重視バイアスや自己制御の問題、高コスト信用、低い流動性バッファーが重なることで、借入と返済困難が起こりやすくなることはかなり説明できます。
一方、
「他者依存」
については、そのままでは広すぎた模様。
研究を見ていくと、
問題は、
自己効力感
拒絶感受性
自己犠牲
過剰コミットメント
報酬交渉の弱さ
罪悪感
経済的搾取
搾取関係からの離脱困難
といった複数の要因に分けて考える必要があります。
そして最終的には、
自分の経済資源をどのように配分し、将来の自分をどこまで守れているのか
という一つの問題に収束していきます。
経済問題は、
「浪費する人間だから」
「意思が弱いから」
「依存しているから」
という人格評価だけでは説明できません。
個人の心理。
人間関係。
所得。
雇用。
金融制度。
信用環境。
予期せぬショック。
これらが組み合わさった結果として、
金融脆弱性
が形成されます。
そのため、本当に見るべきなのは、
「借金があるか」
だけではありません。
なぜその人の資源が減っているのか。
どこに資源が流れているのか。
何を守るためにお金や労力を使っているのか。
将来の自分に必要な資源を残せているのか。
ここまで見ることで、ようやく経済問題の構造が見えてくるのではないかと思います。
少なくともここまで考えてお金のブロックを解除するとか、
金運が上がるとか言って
ヒーリングをする人、スピリチュアルのティーチャー・マスター
などは存在しませんでした。
AIはこんな感じできちんと答えてくれるので、
金運の波動だとか、お金のブロックだとかいう前に、
問題は本当にお金・借金なのか?
そこに気づける人が増えたら幸いです。
