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【note初心者】白い画面をみて、noteの書く一歩目は何?


白い画面をみて、noteの書く一歩目は何?

前の記事「特別なことは何もしなくても読まれるようになる」という記事で、
・ジャンルと軸を決めること
・数字だけで判断しないこと
・特別なことより積み重ねが大事だということをお話ししました。

今日は、その一歩手前にある話から始めたいと思います。
ジャンルも軸も、数字との向き合い方も、実は「白い画面を前にした最初の数秒」を越えられなければ、そもそも始まりません。

■ カーソルが点滅する、あの数秒

パソコンを開いて、新規記事のボタンを押す。
真っ白な画面に、カーソルだけがちかちかと点滅している。

「今日は何を書こう」

そう思った瞬間から、もう指が止まってしまう人は多いのではないでしょうか。わたし自身、noteを毎日書いている今でも、この最初の数秒がいちばん緊張します。
書きたいことはあるはずなのに、いざ画面の前に座ると、頭の中の言葉がうまく形にならない。
言語化が得意な人ならスラスラ頭に中にあるものを論理的に言葉に置き換えれられるのかもしれないけど、わたしには難しいです。

「こんなこと書いて意味あるのかな」
「もっとうまく書ける人がたくさんいるのに」

そんな声が頭の中で響いて、結局その日は何も書かずにパソコンを閉じてしまう。そんな経験、きっと一度や二度ではないはずです。

不思議なのは、頭の中では言葉があふれているのに、画面に向かった瞬間にそれが消えてしまうことです。
誰かに読まれるかもしれないという意識が芽生えた途端、言葉は急に重たくなり、動かなくなってしまう。
書くことそのものよりも、この「動かなさ」にこそ、多くの人がつまずいているのではないかと、わたしは感じています。


「書く」の前に「決める」がある

白い画面を前に固まってしまう理由の多くは、実は「文章力」の問題ではありません。
「何について書くか」がまだ決まっていない状態で、いきなり「書く」を始めようとしていることが原因だったりします。

料理にたとえるなら、献立を決める前にフライパンを火にかけているようなもの。まず何を作るかを決めないと、手は動かせません。

わたしが記事を書くときは、白い画面を開く前に、必ず小さなメモをとる時間を作っています。

「今日、誰かに話したいと思ったこと」
「最近、悩んでいること」
「noteを読んでわたしはこう思う」

方向性や最初のタイトルを思い浮かべる。
こういった小さな種を、まずスマホのメモ帳に一行だけ書いておく。
それだけで、いざパソコンに向かったときの心理的なハードルがぐっと下がります。
「何を書くか」を先に決めてしまえば、「書く」という行為はただの作業になるからです。

たとえば先週のわたしのメモには、
「白い画面の前で」という一行がありました。
その場では深く考えず、ただ気になったことをメモしただけです。

でも数日後、その一行を見返したときに「何を書いたらわからない人に向けて届けたい」と気づき、そこから記事の骨格が見えてきました。

種は小さくていい。
むしろ小さいからこそ、後から自由に育てられるのだと思います。

ジャンルとテーマ、どこから決める?

「決める」と言っても、ジャンルとテーマでは決め方が少し違います。
以前の記事で「ジャンルと軸がぶれると、読者には伝わらない」という話をしましたが、ここではもう少し手前、その軸をどうやって見つけるかについてお話しします。

ジャンルは、いわば自分がどの畑を耕すかという話です。
わたしの場合はnote収益化への研究という畑を選んでいますが、
これは「好きだから」だけでなく毎日書いてて「自分にしか語れない経験がどこにあるか」で選んでいます。
ジャンルを頻繁に変えてしまうと、読んでくれる人にとって「この人は何の専門家なのか」が伝わりにくくなります。
だからこそ、最初にジャンルをひとつ決めて、そこに腰を据えることが、遠回りのようで実は一番の近道だとわたしは感じています。

一方でテーマは、その畑の中で「今日は何を収穫するか」という話です。
note収益化というジャンルの中でも、テーマは無限にあります。
わたしがテーマを選ぶときの基準はシンプルで、
「最近、自分か誰かがそこで立ち止まっていたか」です。
noteやThreadsのコメント欄で同じような呟きを見かけたとき、あるいは自分自身考えているううちにふと引っかかりを覚えたとき。
そうした「複数の場所で同じ気配を感じたこと」は、多くの場合、他の誰かにとっても共感できるテーマになります。

逆に言えば、テーマ選びに迷ったときは「これは自分だけが感じていることか、それとも誰かと共有できることか」を自分に問いかけてみるといいかもしれません。
ジャンルという大きな枠を決めておけば、テーマは日々の暮らしの中から自然と拾えるようになっていきます。

■ 完璧な一文目を狙わない

もうひとつ、多くの人がつまずくポイントがあります。
それは「最初の一文を完璧に書こうとしてしまう」ことです。

読者の心をつかむ魅力的な書き出し、思わずスクロールしたくなるフレーズ。もちろんそれは大切です。
けれど、それを「白い画面に向かった最初の一文」で達成しようとすると、たいてい筆は止まります。

わたしがよくやるのは、タイトルと最初の一文目には仮の言葉を置いておくというやり方です。
「とりあえず思ったことをそのまま書く」
「あとで直せばいい、くらいの気持ちで書く」

「今日は疲れた」でも「さっき友達とこんな話をした」でも構いません。
とにかく手を動かして、画面の白さを一度崩してしまう。

文章というのは不思議なもので、一文でも言葉が並ぶと、そこから次の言葉が自然と生まれてくるものです。
最初の一文は「完成品」ではなく「たたき台」だと思うと、ずいぶん気が楽になります。

AIを「壁打ち相手」として使ってみる

ここ最近、わたし自身の執筆スタイルで大きく変わったのが、AIを書く前の壁打ち相手として使うようになったことです。

たとえば「今日はジャンルの決め方」と、思いついたことをそのままAIに話しかけてみる。
すると、いくつかの切り口や構成の案が返ってきます。
それをそのまま使うわけではありません。
むしろ「これは違うな」「でもこの視点は面白いかも」と反応しながら、
自分の中にあった漠然とした思いが、少しずつ輪郭を持ち始めるのを感じます。

AIに書いてもらうというより、AIとの対話を通して、自分が本当は何を言いたかったのかを掘り起こしていく作業になります。

具体的には、こんなふうに使っています。
まずAIに「こういうテーマで記事を書きたいんだけど、読者に刺さる切り口を3つ考えて」と聞いてみる。
出てきた案がしっくりくることはほとんどありません。
でも「なぜしっくりこないのか」を考えることで、自分が本当に書きたい角度が見えてくる。
この往復を2、3回繰り返すころには、頭の中がすっきりと整理されていて、自分の書きたい形に寄せて文章化してもらう。
そして、その文章を読み返して自分の感じたことや考え方などを足していく。
むしろここは「違う」と感じるところを変えていく作業が、自分らしい記事の輪郭を作ってくれます。

真っ白な画面と向き合うとき、人はどうしても「正解」を探してしまいます。でもAIとの壁打ちは、正解を出すためのものではなく、自分の考えを言葉にする途中経過を見える化してくれるもの。

ひとりで抱えていたもやもやが、会話の中で少しずつ整理されていく。
文章が出来上がると更に難易度は下がって、書くことへの心理的なハードルを下げてくれるように思います。

もちろん、最終的に読者に届ける言葉は、自分自身の経験や感覚から選び取ったものでありたい。
だからこそ、AIは「答えをもらう相手」だけではなく「考えを引き出してくれる相手」として使うのが、わたしにとってはちょうどいい距離感です。


■ 書けない日があってもいい

ここまで、白い画面を動かすためのいくつかの方法をお話ししてきました。それでも、どうしても言葉が出てこない日は、正直に言うとあります。

「今日は書けない」と気づいたら、その事実をそのまま受け止めることも、一歩目のひとつだとわたしは思っています。
書けない自分を責めるのではなく、「今日は種を拾う日」と役割を変えてみる。
以前の記事でも書いたとおり、noteは公開した瞬間の反応だけがすべてではありません。
書けなかった一日も、次の一本につながる準備期間だと捉えると、白い画面への恐怖は少しずつやわらいでいきます。
ひとりで抱え込みすぎず、時にはAIとの壁打ちのように、自分の外側にある声を借りることも、決して特別なことではありません。

一歩目は「書く」ではなく「動かす」

白い画面を前にしたときの一歩目は、実は「良い文章を書くこと」ではありません。
「決める」
「仮でいいから置いてみる」
「AIと話してみる」
——そうやって、止まっている手や頭を、少しだけ動かしてみることです。

完璧な書き出しも、洗練された構成も、最初から降ってくるものではありません。
小さな一行のメモから、AIとの何気ないやりとりから、少しずつ形になっていくものです。

もし今、あなたの前にも白い画面が広がっているなら。
まずは「書く」ことを考える前に、頭の中にある小さな一行を、どこかにそっと置いてみてください。
そこから、きっと言葉は動き出します。

特別な才能も、完璧な準備もいりません。
今日の一行が、明日の一本になる。その積み重ねの先に、ジャンルも軸も、読まれる記事も、自然と形になっていくのだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また今後も読んでもらえるように書いていきます。

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