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空腹|詩

空腹とは 豊かな国の贅沢ぜいたくだろうか

満腹した時の苦しさ 口元くちもとのいやらしさ
そんな人間は 次に何を求めるだろうか


夏 親族が集まり 
腹いっぱいのお稲荷いなりさんと素麺そうめん
その後 花火して蚊に刺され き合う

誰かを満腹にはさせたい
でも自分は 腹八分目 それが心地よい
空腹に戻る 道がちゃんとある


かつての断食だんじき 半日で断念
一緒に食事をできない淋しさ つらい
飢えを知る人生の先輩は あきがお

どこかでお腹をかせている人を そっと想う
空腹の意味を そう言えば美しい


でも わたしの場合 
最後にあるかもしれない デザート
そのために小腹こばらけておく その程度

カラダのことは高尚こうしょうにしたくない
でも下品にもしたくない
わがままでいい


朝 空腹じゃないと目覚めが悪い
その程度のことが 大事



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