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2027年1月スタートの「こどもNISA」最速解説本!早く始めた親子ほど有利!

2027年から、子どもの未来を変える新しい制度「こどもNISA」が始まります。すでに新NISAがあるのに、今度はこどもNISA。そう聞いて、「また新しい制度が増えるのか」と、少しうんざりした人もいるのではないでしょうか。
投資の話は、もともとハードルが高いものです。情報は多く、用語は難しく、正解が一つではないように感じられます。そこに新しい制度が重なれば、
「自分にはまだ早い」
「もう少し様子を見てからにしよう」
と考えてしまうのも無理はありません。
しかし、ここで目をそらすことのできない現実があります。
制度をまだ理解できていなくても、子どもの時間だけは確実に進んでいくという事実です。今日できなかったことが、明日にはできるようになる。それと同じように、子どもの資産形成に使える時間も、静かに減っていきます。

そして18歳の時点で1500万円もの資産を手にする子がいる一方で、多額の奨学金を背負う子も出てくることになるでしょう。同じ時代に生まれながら、スタート地点でこれほどの差がつく可能性もあるのです。
こどもNISAという制度は、教育格差をさらに広げるものなのでしょうか。それとも、その差を少しでも縮める可能性を持っているのでしょうか。
その答えを考えるために、まずは「こどもNISA」の最速解説本である浅見陽輔『はじめてのこどもNISA』の「まえがき」を読んでみてください。

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*本記事は、新刊『はじめてのこどもNISA』のを一部編集して掲載したものです。


「何もしない」にもリスクがある

投資は難しそうだし、損をするかもしれない。それなら、コツコツと貯金を続けよう。
この考え方は、親として真面目で誠実なものです。実際、貯金そのものが悪いわけではありません。
しかし、物価は上がり続け、お金の価値は年々下がっています。もはや貯金だけでは、物価上昇に対応しきれない時代になりつつあります。
投資をすることには、もちろんリスクがあります。
けれども、「何もしない」という判断にも、それ自体のリスクがあります。
子どものために使える時間は減っていく。現金の額は変わらなくても、そのお金で買えるものは少なくなっていく。新しい制度が次々に生まれるなかで、不安な点ばかりに目を向けていると、考えることが多すぎるように感じてしまいます。
だからこそ、本書のゴールはとてもシンプルにしました。
制度や数字を、完璧に理解する必要はありません。
本書の目的は、
「結局、わが家は何をすればいいのか」
という答えを、読者自身に出してもらうことです。
投資の選択肢が増えたいま、すべての家庭に共通する正解はありません。こどもNISAと新NISAをどう使い分けるのか。学資保険とは何が違うのか。子どもの年齢や家計の余力によって、選ぶべき方法は変わります。
読み進めるなかで、
「わが家なら、これが一番合いそうだ」
と、自分事として捉え、実際の行動に移せる。そこまでたどり着けば、投資はただ怖いものではなく、自分で管理できる選択肢に変わっていきます。

最大1500万円超。児童手当だけでも500万円超を目指せる

では、こどもNISAを使うことで、どれくらいの資産をつくれる可能性があるのでしょうか。
詳しい条件や計算方法は本文で解説しますが、長期間コツコツと投資を続けることで、1200万円を超える資産形成を目指すこともできます。
さらに、投資枠を早い段階で活用できる余裕のある家庭なら、1500万円を超えるゴールを狙うことも可能です。
もちろん、
「毎月の収入から、投資に回せるお金なんてない」
という家庭もあるでしょう。
その場合でも、児童手当だけをこどもNISAで運用することで、500万円を超える資産形成を目指せる可能性があります。
こどもNISAは、余裕のある家庭だけの制度ではありません。
これまで資産形成に参加できなかった層にも、長い時間を味方につけて子どもの将来に備える選択肢を広げる制度です。
経済格差が教育格差につながるとも言われるなか、こどもNISAには、その差を少しでも小さくする可能性があります。
子どもが社会に出たあとも、奨学金の返済は、結婚や子育て、住宅取得といった人生の選択に大きくのしかかります。あらかじめ資産をつくっておけば、奨学金の借入額を減らせるかもしれません。進学や留学など、子どもの選択肢を増やせるかもしれません。

子どもに代わって判断するのは親

子どものための資産づくりとはいっても、幼い子どもが自分で投資の意思決定をすることはできません。
こどもNISAを使うのか。使うなら、どのような方針で運用するのか。どのタイミングで資金を使うのか。
その判断を下すのは親です。
だからといって、すべての親がこどもNISAを使わなければならないわけではありません。家計や子どもの年齢によっては、親名義の新NISAを優先したほうがよい場合もあります。
重要なのは、制度を知らないまま選択肢から外すのではなく、知ったうえで、わが家にとって最善の道を選ぶことです。
私自身も、現在7歳と4歳の子どもがいます。親として、こどもNISAをどのように活用すべきかを考えている当事者の一人です。
制度が増え、少し疲れてしまった人もいるでしょう。それでも、
「子どもの将来のために、できるだけよい選択をしたい」
と考えている親にとって、こどもNISAは無視できない選択肢になるはずです。
親のいまの小さな判断によって、子どもの将来は大きく変わるかもしれません。
本書が、その判断をするための材料になれば幸いです。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

(編集部 石 ぐ ろ)


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