やっぱり「夢の国」はやめられない!「高齢者」になったってね、という話
おばちゃん、「高齢者」という言葉に引っかかる
ディズニーリゾートの優待券が1枚だけ。
どうしたものかと悩んでいました。
金券ショップへ持ち込むか
それとも1人ディズニーを楽しむか。
すると娘が
「1人なんてかわいそすぎる!一緒に行ってあげるよ!」
ということで
娘と2人ディズニーランドへ行ってきました。
当日の朝
娘は起こしても起こしても
起きない起きない。
いつものことです。
私が帯状疱疹になったことで
無理に日程変更をしてもらった身としては
ここは少々我慢。
もう少し様子を見ようではないか。
やっと起きてきて朝食をとり
身支度を始めた娘。
若い娘の身支度は
かなりの時間がかかります。
私と行くのにそんなに気合い入れる?
まあいいけどね。
私はこれが最後のディズニーランドとなるのだから。
昔ほど
ディズニーランドやディズニーシーに
行きたい気持ちが無くなってきた私。
これはもう
ディズニー引退ということでしょう。
やっと家を出発して舞浜駅に着いたのは
なんとお昼すぎ!
あー、最後のディズニーなのに
あんまり乗れないなぁ…
ディズニーランドに向かって歩いて行くと
あらっ?という光景が目に入りました。
ディズニーランドホテルの手前に
駐輪場があるだなんて…
夢の国へ自転車で来れるなんて
夢のようだわ、うらやましい。

ゲートを入り進んでいくと
「あれって東京電力のでんこちゃんじゃない?」
そう娘に言うと
「そんなわけないでしょ。シュガーラッシュのヴァネロペだよ!
私、好きなんだからそんなこと言わないで。」
そりゃそうだ
でんこちゃんがいたら大変なことになりますよね。

まずは娘が好きな「スターツアーズ」
私は初期の「スターツアーズ」以来の搭乗です。
子どもが小さくて乗れなかったり
工事中だったりで乗る機会がなかったけれど
今日やっと搭乗!
リニューアルされてから初めてなので
どんな感じかなぁ。

おもしろかったぁ、また乗りたい!
そう思っていたところへ娘が
「最後にもう一度『スターツアーズ』に乗っていい?」
と言うので
「もちろん。私のディズニー最後のアトラクションにするよ。」
こうして、帰る前にもう一度乗ることにしました。
「軽く何か食べようか」
そう言った瞬間娘が
「あれ見て!」
その指の先には
「ミスターインクレディブル」の
父と母がいるではありませんか。
娘は小さかったころ
「ミスターインクレディブル」のDVDを
繰り返し何度も見るほど
大のお気に入りだったのに…
「ほら早く!写真撮ってきなよ!」
ちょっと興奮気味に言うと
「ママが撮ってくれば」
もうそれほど好きじゃない感を出して言うので
しかたないな
それじゃあ
私が張り切って撮りに行きますよ。
ちびっ子たちの邪魔にならないよう
気を付けて撮りましたよ。

軽いお昼を食べて
じゃあ次は
「ホーンテッドマンション」に行こう。
娘には笑われるけど
私にとっては定番のアトラクションです。
いつもの順路で行こうとすると
「スペースマウンテン」が大規模工事中で
通り抜けできません。
工事の白い囲いが私たちの行く手を
塞いでいたのです。
工事は仕方がないことだけど
工事中の白い囲いが
うちの近所の工事現場の囲いと同じで
そこだけ夢の国感のない
夢の国でした。
あれ?ちょっとまってよ…
「スペースマウンテン」がリニューアル?
あの、私が大好きな「スペースマウンテン」が??
どんな風になるのかな、乗ってみたくなってきた!
私の心の声が漏れていたのか
娘は「完成したら乗ったらいいじゃん」
「そうだよね。乗りたいんだから、乗ろうかな。乗るわ。」
こうして
私のディズニー卒業は延期となりました。
「ホーンテッドマンション」は変わらず
「ホーンテッドマンション」でした。
いつものように途中で止まるし、
亡霊たちもお変わりないようで
安心しました。
その後は「ジャングルクルーズ」に乗り
次は私が好きな
「ビッグサンダーマウンテン」に
乗ることにしました。
娘は苦手なのに
私に合わせて乗ってくれるそう。
友だちと来たときも
我慢して乗っているそうです。
結構来ているのに
いまだに慣れないなんて
かわいそうだなぁ。
「ドキドキしてきたー」
そういう娘に私は
「大丈夫、大丈夫。私さぁ、ずっと手をあげたまま乗ろうかな。」
そんなことを宣言する母。
べらべらくだらない話をしながら並んでいると
アナウンスが聞こえ始めました。
並んでいる人たちもしゃべっているので
よく聞こえないけれど
どうも
乗っちゃいけない人を言っているようです。
すると
昔は気にならなかった
この言葉が
耳に飛び込んできました。
「高齢者の方」
「……えっ?」
「ねえ!今の聞いてた?高齢者は乗れないって。高齢者って何歳よ?」
「そんなの知らないよ。ママはまだ大丈夫じゃん。」
「もちろん、今は大丈夫だよ。」
「じゃあなに?」
「あのさ、スペースマウンテンっていつできるの?私が高齢者になる前に完成するよね。絶対乗りたいんだけど」
こうやって”高齢者は何歳だ”
そんな心配をしながら
「ビッグサンダーマウンテン」を
私は両手を上げ続けたまま
笑顔で完走したのでした。
娘はというと
バーを固く握りしめたまま
我慢をしていたのです。
娘よごめん、ありがとう。
「次は?」と娘。
「じゃあ、イッツ・ア・スモールワールド!」
今のイッツ・ア・スモールワールドはwithグルートですよ。
入るとすぐに乗れたので
私たちの
「グルートを探せ」が始まりました。
グルートを見つけては写真を撮るという
誰に言われたでもない指令をこなす
私たち親子でした。
おかげで
グルートの写真集を作って
一儲けできそうなくらいの写真の量です。

この後も娘は私の乗りたいものに
付き合ってくれました。
「次は何乗る?」
そう聞かれて私の定番
「カリブの海賊!」
ところが娘の反応は
「えっ?あれ乗る人いるの?」
若者の間では不人気なのでしょうか。
ちょっとショック。
あっという間に時間が過ぎていて
「カリブの海賊」から出てくると
すっかり暗くなっていたのでした。
ちょうど、シンデレラ城で
「Reach for the Stars」が
始まっている時間。
私があまりショーなどを見ないと知っている娘が
これだけは見たいというので
人込みをかき分け
まあまあ見える場所を見つけると
2人しゃべることなく
ショーを眺めていました。
娘は何を思い見ていたのでしょう。
私は
「なんて平和なんだろう。」
そう感じながら眺めていました。
パーク内のお店が
8時で閉まることを知らなかった私。
お店の電気が消えて
ぼんやりと暗くなったパークは
夢の国が消えていくような雰囲気も
感じます。
「トゥーンタウン」に行ってみると
人もまばらで
ますます寂しさが増していきます。
奥にある「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」
並んでる人が0人だったので
すぐに乗車口にたどり着き
あっという間に終わってしまいました。
そろそろ
娘との約束
最後に「スターツアーズ」の時間です。
急ぎ足の私たちは
余韻が溢れてゆっくり歩く人々を
次々と抜き去り
「スターツアーズ」の入り口に
吸い込まれて行ったのです。
空いていたのでどんどん進みます。
左右に分かれるところで娘は
「さっきは右に行ったから、今度は左ね」
そう言ってどんどん進みます。
さっきとは違う内容のツアーに当たりたいからです。

「おもしろかったー」
「さっきと違ってよかったね。」
「ねえ、もう一回行けるんじゃない」
スマホで時間を確認する娘。
「急ごう!」
私たちは再び「スターツアーズ」の入り口へと向かったのです。
同じ考えなのか
急ぎ足で入っていく人たちがちらほら。
私たちは超急ぎ足で入りました。
「今度は右に並ぼう」
そう言って乗った「スターツアーズ」は
最初のとさっきのを混ぜたような内容で
これもおもしろかったです。
3回とも違う内容でよかった!楽しかった!
さあ、閉園時間の9時です。
おみやげを買って今日はおしまい。
お昼過ぎから入ったのに
「美女と野獣」もすぐ入れたし
こんなにたくさん乗れて夢のよう!
さすが夢の国!
ひとつだけ
「高齢者」問題が気になります。
大好きな「スペースマウンテン」よ!
私が高齢者の域に入る前に
完成してください。
お願いします。
家に帰ると
夫が会社から帰って来てました。
「『カリブの海賊』は乗れた?」
やっぱりおじさんもそうくるか。
ディズニーランドの閉園時間は
10時だと思っていた
おじちゃんとおばちゃんでした。
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