見出し画像

【詩】金色の鈴

細い枝を 筆にして
春の空へ 黄色い線を描く
迷いなく ただひたむきに
光の粒を 並べていく
風が吹けば 微かに揺れる
目には見えない 希望の音色

明日への期待は
この小さな花のなかに 
満ちている

レンギョウ《ゴールデンベル》の鈴が
隣家へ無邪気に伸びる

冷えた刃先で 秩序を刻む
春の音が事切れる



いいなと思ったら応援しよう!

春紡 最後まで読んでくださり、ありがとうございます。