noteを書くための心得|企画とタイトル
みなさん、こんにちは! 新人講師のみゆきちゃんです!
この記事は、連載マガジン『noteを書くための心得』の第13回です。
『noteを書くための心得』は、現役ライター監修によるnoteの書き方に特化した初心者向け講座です。
これからnoteを始めようと思っている方や、最近始めたけれどもうまくいかずに困っている方へ向けて、
楽しみながら学べる内容をお届けしています。
前回の講座『小さなネタを探せ!』では、企画の出発点となるアイデアの出し方についてお話しました。
まだ読んでいない方のために一言でまとめると、”記事のネタと文字数は相関関係にある”という内容でした。
今回の講座のテーマは、『企画とタイトル』です。
新しい企画を立ち上げる時、会議室の中では、実際にどのようなことが話し合われているのでしょうか?
そもそも企画とは?
企画とは、目的を達成するために具体的な計画を立てることです。
単なる思いつきのアイデアではなく、それを実行するための手順や方法まで考えた計画のことを言います。

これは、とある出版社の編集者Dさんのお話です。
Dさんは、入社して1年目の若手です。雑誌の編集長から抜擢され、特集記事を任せられることになりました。
そうと決まれば、まずは会議室で打ち合わせを行い、企画書を作ります。
今後の計画を実現させるために、必要な予算やスタッフの人数、スケジュールなどを話し合います。

企画書というのは、自分たちのアイデアを伝えるための資料です。
簡単に言ってしまえば、「儲け話」ですね。新聞や雑誌だって商売ですから、売り上げが見込めないと企画は通りません。
わざわざパソコンを使って作成したり、コピー機で印刷したりする必要はありません。
エレベーターでばったり社長と乗り合わせた時、口頭で説明できればいいのです。

この商品のアイデアを一言でわかりやすく伝えるためには、どのように表現すればいいだろう?
一体どんなキーワードや言い回しを使えば、相手から興味を持ってもらえるだろうか?
という発想から生まれるのが、タイトルです。
つまりタイトルを考えるということは、企画のコンセプトや、セールスポイントについて考えることと同じなのです。
タイトル詐欺にご注意を

Web記事において、タイトルはとても大切です。
記事のタイトルを変更するだけで、アクセス数が目に見えて増えたり減ったりします。
なので多くの人は、なるべくアクセス数が増えるように、読者の目を引く派手なタイトルをつけたいと考えるでしょう。
お望みであれば、とっておきのテクニックを教えて差し上げましょう。
たとえば、嘘だとしても疑問形を使えば問題にならないとか。とりあえず根拠がなくても具体的な数字を入れろとか。

『毎日〇〇をするだけで体重5キロ減!? たった1週間で痩せられる驚きのダイエット方法とは?』
ほらね、何だか気になるタイトルになったでしょう?
でもこれ、じつは逆効果なんですよね。
もちろん、一時的には効果があるかもしれません。手っ取り早くアクセス数を増やしたいなら、有効な手段となります。
ですが、記事のタイトルに内容がともなっていなければ、将来的に考えて読者は減っていきます。
間違ったタイトルの付け方

インターネット上のニュース記事は、ページの余白に広告を表示することで、1PVあたりいくらの収益を得ています。
アクセス数が増えれば増えるほどお金が儲かる仕組みなので、新聞や雑誌などの紙媒体と比べて、どうしても嘘や誇張が多くなります。
これは、個人で運営されているブログやSNSでも同じです。
興味深いことにX(旧Twitter)では、インプレッション(閲覧数)を増やすことでお金を稼げるようになった途端、大量のデマが発生するようになりました。
ところがnoteには、広告を表示することで収益を得られる仕組みがありません。
お金を稼ぐために必要なのはユーザー数であって、そもそもアクセス数を増やすこと自体に、あまり意味がないのです。
記事のタイトルには、その中に書いてある内容だけでなく、作り手の目的や意図までもが反映されます。
むしろ企画の趣旨に応じて、それをタイトルへ反映させるべきなのです。
というわけで、今回の講座の内容を一言でまとめると、
”記事のタイトルは企画から生まれる”というお話でした。
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