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ハンドバッグの完成

この度、新たなモデルの鞄を製作致しましたので、紹介させていただきます。


model : 【diamond】

デザインは外縫いの女性用のハンドバッグ。
総手縫いにて仕立てております。 

モデル名は、【ダイヤモンド】
HIROTO KATOの各モデルには石の名前がついております。
女性を綺麗にする、またボックスカーフの上品な輝きから連想して名付けました。

中央の錠前金具が特徴的なクラシカルなハンドバッグ。
外縫いのカッチリとした印象と持ち手や錠前、胴からマチにかけての程よい丸みが程よいバランスとなっております。

女性のドレススタイルに合うよう仕立てましたが、もちろんカジュアルにも合わせても可愛らしいと思います。

革はイタリアの黒のボックスカーフを使用しています。
ボックスカーフといえば高級革靴では定番の革ですね。
僕も革靴が好きで、ボックスカーフの靴を持っていますが、タンニン鞣しの革にはない上品なツヤとなめらかな肌触りがたまらないんですよね。

鞄だとエルメスなどのハイブランドやピスポークぐらいでしか見たことがなく、入手するにもかなり高額なので、この革で仕立てたらどうなるんだろうとワクワクしながらの製作でした。

錠前金具

留め金具はイタリア製の真鍮の錠前。
錠前単体でも風格があります。小ぶりで丸みのあるデザインなので可愛らしくもあります。
真鍮なので経年変化も楽しみの一つです。
もちろん磨けば元通りになります。

持ち手周り

持ち手はハンドバッグによく見られる湾曲するデザイン。
こちらはベースとなる革の上下に革で整形したアンコを挟んでから、革で包んでいるので、見た目の美しさと耐久性が格段にあがります。

根革も立体的なデザインと耐久性にこだわっています。

持ち手や根革は鞄のなかでも負荷がかかる場所でもあり、目立つ部分でもあるので、もっと煮詰めていきたいところです。

横マチ

そして今回、1番こだわったのが横マチです。
横マチの中央が外側に曲がるデザインなのですが、マチの中央付近に出る湾曲したライン。
これをどうやったらだせるか。
仮説と試作を繰り返し、なんとか形にすることができました。

内装

内装はファスナー付きの片マチポケットが1箇所のシンプル仕様。
スマホや財布、その他小物が収納できるサイズとなっております。

刻印

ポケットの上に箔押しの刻印をさせていただきました。

内装の革には黒の国産のゴート(ヤギ革)を使用しています。上品なシボ感がボックスカーフとの相性バッチリです。

最後に

この鞄は、「パーティや式典に合うような女性の勝負鞄作りたいと」いう思いから作りました。 
今まで男女兼用の鞄は作ったことがあるのですが、女性専用の鞄は初めての挑戦でした。
改善点はまだいくつかありますが、我ながらなかなかいいデザインなんじゃないでしょうか笑

また、ボックスカーフの魅力も伝わっていただけたら、この鞄は成功と言ってもいいんじゃないでしょうかね笑

どのような経年変化をしていくのも、非常に興味深いです。

それではまた!

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