便利になっていく街と、なくなっていく景色
今私が住んでいる祖母のお家は、最寄り駅からバスで15分ほど。
そこからさらに、坂を登ったところにあります。
こう聞くと、少し不便な場所なのかなと思われるかもしれません。
でも実際に暮らしてみると、意外とそうでもありません。
ここ数年で、周りにはスーパーや薬局ができ、
私の大好きなマクドナルドもできました。
コンビニもあり、最近できたチョコレート屋さんまであります。
以前に比べると、ずいぶん便利な街になりました。
祖母は、このマンションが建てられたときに祖父が購入して以来、ずっとここで暮らしています。
もう40年ほどになるそうです。
周りには山々があり、緑もたくさんあります。
自然が好きだった祖父にとっては、きっとそれが、
この場所を選んだ大きな理由だったのだと思います。
最寄り駅から都会までは電車で15分ほどなので、
便利さもありながら、自然も残っている。
祖父にとっては、ちょうどいい場所だったのかもしれません。
そんな街も、40年という時間の中で、
少しずつ変わってきました。
昔は何もなかったところにスーパーができて、
薬局ができて、コンビニができて。
暮らす人にとって便利なものが、少しずつ増えていきました。
特に、ここで長く暮らしているお年寄りにとっては、身近に買い物ができる場所が増えたことは、とてもありがたいことだと思います。
実際に祖母と暮らしている私にとっても、本当に助かっています。
でも、その便利さと引き換えに、なくなってしまったものもあります。
今、私の大好きなマクドナルドが建っている場所には昔、山がありました。
バス停のすぐ後ろにあった場所で、
私が学生の頃、祖父と一緒にバスを待ってたとき、
祖父はこんなことを言っていました。
「待つときは、携帯ばっかり見んと、後ろの緑を見てごらん。目も心も癒されるんやで」

私は祖父のその言葉を、今でもよく覚えています。
当時は、何気なく聞いていた言葉でした。
でも今、その場所に立つと、少し違う気持ちになります。
そこにあった山はなくなり、今はマクドナルドがあります。
もちろん、便利になったことは嬉しいです。
近くにお店が増えれば、生活は楽になります。
街が発展していくことは、そこで暮らす人にとって、とても大切なことでもあります。
それでも、昔の景色を知っている私にとっては、
「ここには昔山があって、おじいちゃんはよくその山を眺めていたな〜」と思い出すと、少し寂しくなることがあります。
便利になるということは、何かが増えていくこと。
でも同時に、何かが少しずつ失われていくことでもあるのかもしれません。
昔と今を比べてみると、街の景色はずいぶん変わりました。
そして、その変化を見るたびに、時間の流れの速さを改めて実感します。
祖父が見ていた景色。
祖母が40年暮らしてきた街。
そこに、今の私たちの暮らしが重なっていく。
変わっていくことは、決して悪いことではありません。
むしろ、これからも祖母がこの街で安心して暮らしていくためには、便利になっていくことは必要なことだと思っています。
ただ、便利になっていく街を見ながら、昔の景色を知っているからこそ感じる寂しさも、私は大切にしていたいです。
祖父が「目も心も癒される」と言っていた、あの緑の景色。
今はもう見ることができないけれど、
その言葉と一緒に、私の記憶の中には残っています。
街が変わっていくのと同じように、私たちの暮らしも少しずつ変わっていく。
そんな当たり前のことを、祖母のお家の周りの景色を見ながら、改めて感じている今日この頃です。

今日で8月が終わり、明日から9月になります。
2026年もあと4ヶ月で終わってしまうのですね。
今回の記事を書いていても感じたことですが、
時間の流れの速さや、時間が流れていくことの尊さというものを、ヒシヒシと感じております。
そして、9月は私と祖母の誕生日の月です。
私と祖母は、同じ誕生月で、ちなみに日にちもたった3日違いとすごく近いんです😂
30歳と88歳になります。
30歳って本当に立派な大人です。
30代は自分自身が自分を認められる時間を過ごしたい。
祖母も、目標としている90歳まであと2年となりました。
まだまだこれからどんな風に生活が変化していくのか。
想像もつきません。
ですが、祖母がこれからも変わらずに、平和で健康に長生きできるよう、これからもサポートしていきたいと思っています。
明日からの9月も、
みなさん何卒よろしくお願いします🫧
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私の記事を読みにきてくださりありがとうございます。チップは、祖母とのランチ代に使わせていただきたいと思っています。
