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ep.11|「もう、私ひとりでは無理。」初めて自分の借金と向き合い、任意整理を決めました。

前回のep.では、

「今月をどう乗り切るか。」

そればかり考えていた頃のことを書きました。

免許を取って、

自宅サロンを始めて、

昼も夜も働いて。

それでも、

お金に余裕ができることはありませんでした。

そして私は、

ずっと見ないふりをしていたものと

向き合うことになります。

自分の借金です。

私は、自分がいくら借りているのか、

正確には分かっていませんでした。

毎月いくら返しているのか。

あと、いくら残っているのか。

なんとなくは分かっていても、

正確な数字を見るのが怖かった。

支払い日が来たら払う。

また次の支払い日が来たら払う。

「今月も払えた。」

それだけで安心していました。


でも、ある日。

いつも見て見ぬふりをしていた

支払い残高。

なんとなく、これぐらいかなと思っていた数字。

……私は唖然としました。

あまりの金額に、

「これ、いつ返し終わるんだろう。」

そう思った瞬間、

急に不安になってきたのです。

そんな時、

TikTokを見ていると、

何度も目に入ってくる広告がありました。

「借金を減額できます。」

正直、

この広告は何度も見たことがありました。

でも、

「本当にそんなことできるの?」

「怪しくない?」

「私みたいな人が相談していいの?」

そう思って、

ずっとスルーしていました。

でも、

この時だけは違いました。

藁にもすがる思いで、
私はその広告をクリックしていました。


「電話せずにLINEでOK!」

という文言に惹かれて、

意を決して押したことを覚えています。

LINEを追加すると、

借金の減額診断をしてもらえるというものでした。

ざっくりと、

何社から借りているのか。

どのくらい借金があるのか。

毎月いくら返済しているのか。

そんなことを答えました。

その時の細かい記憶は曖昧ですが、

この時にはすでに、

「ちゃんと向き合おう。」

そんな気持ちになっていたんだと思います。

そこから担当の方と連絡を取るようになりました。

「この銀行には毎月いくら払っていますか?」

「このカードの借入はいくらありますか?」

ひとつひとつ、

細かく答えていきました。

自分が

どこから、

どのくらい借りていて、

毎月いくら返済しているのか。

全部が見えてきました。

そして、

「こんなにも借りていたんだ。」

という事実に加えて、

「これ、終わるのかよ……。」

そんな絶望した気持ちにもなりました。

そこで私は、

相談すること自体が怖くなりました。

「なんでこんなに借りたんですか?」

「どうしてこんな使い方をしたんですか?」

怒られるんじゃないか。

「だらしない人ですね。」

そう思われるんじゃないか。

そんなことばかり考えていました。

無様で、

恥ずかしくて。

「やっぱり、やめようかな。」

そんなことも考えました。

でも、実際には違いました。

責められるのではなく、

一緒に整理していく。

そんな経験でした。

そして私は、

任意整理をする道を選びました。

借金をなかったことにするわけじゃない。

それでも、

このままでは返済を続けていくことが難しい私が、

もう一度生活を立て直すための方法がある。

そう知りました。

親にも、

友達にも、

誰にも相談できず、

ひとりで抱えていたお金の問題。

怖かった。

「任意整理をした」という事実を、

誰にも知られたくないと思った。

恥ずかしかった。

できれば、

なかったことにしたかった。

でも、

このまま何も変えずに、

5年、10年と過ごす方が怖かった。

私はもう、

「今月をどう乗り切るか。」

それだけを考える生活を終わらせたかった。

だから私は、

任意整理をすることを決めました。

これが、

私の人生を立て直すための

最初の一歩でした。


次回は、

私が実際に任意整理をするまでの流れと、

借金の内訳。

毎月いくら返済することになったのか。

そして、

実際に任意整理をしてみて

私が感じたことを、

できるだけ正直に書いてみようと思います。

次のエピソードは、

かなりプライベートな内容になります。

正直、

ここまで書くことには少し迷いもありました。

それでも、

もし今、

「借金があるけど、誰にも相談できない。」

「任意整理を考えているけど怖い。」

そんな人がいたら、

私の経験が少しでも参考になればと思っています。

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