【長編小説 超絶脱衣麻雀 激闘伝 ― 鳳凰の章 ―】 Part14(5500文字)
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第5話 ポン・チー競争!? 鳴き散らし、ご用心!!②
南1局 ドラ6s
東家 ナキ男 20700
南家 ソメ男 36700
西家 有紗 21600
北家 雀子 1000
ナキ男 手牌
[222667m 33688p 56s]
[ドラ1 / 2向聴/ 有効牌 5678m.3678p.4567s. 12種37枚]
[222m.667m.33p.688p.56s. / 5ブロック]
門前が主体。
雀子のツモ。
打、7p。
「チー!」
[222667m 338p 56s][←768p]
[打.8p / 1向聴/ 有効牌 568m.3p.47s. 6種20枚]
急所を埋め、喰いタンへ。
ソメ男のツモ。
打、西。
「ポン!」
有紗が仕掛けてくる。
[鳴き[←西西西] / 1副露 / 打.3p]
「ポン!」
[222667m 56s][←768p][3↑33p]
[打.7m / 4-7s待ち.MAX8枚 / 親の30符2翻 2900点]
先制、好形。
雀子からの直撃なら、トばして勝利である。
有紗のツモ。
打、5m。
無筋の強打。押してきている。
……だが親番はゆずらんぞ……!
ナキ男のツモ。
麻雀卓に牌をさらす。
四索!
「ツモ!」
[22266m 56s][←768p][3↑33p][ツモ牌 4s]
「断么九、ドラ1! 親の30符2翻は1000オール!」
――――――――――
点棒移動
東家 ナキ男 20700 → +3000 → 23700
南家 ソメ男 36700 → -1000 → 35700
西家 有紗 21600 → -1000 → 20600
北家 雀子 1000 → -1000
――――――――――
南1局 1本塲 ドラ西
東家 ナキ男 23700
南家 ソメ男 35700
西家 有紗 20600
北家 雀子 0
ソメ男 手牌
[68m 11345579p 東東西]
[ドラ1 / 2向聴/ 有効牌 7m.168p.東. 5種16枚]
[68m.11p.345p.579p.東東 / 5ブロック]
門前が主体。
ツモ、2s。
不要牌。ツモ切り。
「ポン!」
ナキ男が仕掛けてくる。
[鳴き[222→s] / 1副露 / 打.8p]
「チー!」
[68m 113455p 東東西][←879p]
[打.6m / 2向聴/ 有効牌 1234567p.東.西 13種42枚]
筒子への一気染め。
混一色に移行する。
有紗のツモ。
打、6m。
「チー!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[←678m] / 1副露]
……地蔵が動いたか……。
無理もない。
雀子は持ち点0なのだから。
ナキ男のツモ。
打、1m。
「ポン!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[111→m] / 2副露 / 打.2m]
河には初めの萬子。
……しかもドラ西以外の字牌はみえている……!
これでは雀子の手は清一色か混一色、ドラ西の抱え。
5mがあれば跳満。起死回生の一手になりうる。
ツモ。
[8m 113455p 東東西][←879p][ツモ牌 3m]
打、1p。
……ここはベタオリ……!
ナキ男もオリ気配が濃厚だった。
雀子がツモ切りをくりかえす。
やがて牌山が消えた。
ソメ男、ナキ男、有紗はノーテン。
「ノーテン」
雀子が牌をふせる。
……張ってないのかよ……!
親がノーテン流局したので、南2局 2本場として次局に移る。
南2局 2本場 ドラ2p
北家 ナキ男 23700
東家 ソメ男 35700
南家 有紗 20600
西家 雀子 0
ナキ男 手牌
[24456m 357p 34556s]
[ドラ0 / 2向聴/ 有効牌 2347m.34567p.234567s 15種49枚]
[244m.567m 357p.345s.56s / 5ブロック]
喰いタンが主体。
雀子のツモ。
打、7s。
「チー!」
[24456m 357p 345s][←756s]
[打.2m / 1向聴/ 有効牌 47m.3467p. 6種20枚]
ソメ男のツモ。
打、4s。
「チー!」
有紗が仕掛けてくる。
[鳴き[←456s] / 1副露]
……きたか。しかしムダなこと……!
ツモ。
[4456m 357p 345s][←756s][ツモ牌 7m]
[打.7p / 4p待ち.MAX4枚 / 30符1翻 1000点]
先制テンパイ。
愚形待ち、低打点だが、
……この勝負もらったぞ……!
有紗はツモれない。
雀子がトぶからだ。
……おなじ喰いタンでも、勝ち筋がちがうんだよ……!
ナキ男のツモ。
打、白。
白!
「ロン!」
「なっ……喰いタンじゃないナキか!?」
有紗、倒牌。
[111m 345p 南南白白][←456s][ロン牌 白]
「白、赤ドラ1! 40符2翻2600の2本場は3200!」
――――――――――
点棒移動
北家 ナキ男 23700 → -3200 → 20500
東家 ソメ男 35700
南家 有紗 20600 → +3200 → 23800
西家 雀子 0
――――――――――
南3局 ドラ9m
西家 ナキ男 20500
北家 ソメ男 35700
東家 有紗 23800
南家 雀子 0
ナキ男 配牌
[89m 4578p 444s 東西西發]
[ドラ1 / 2向聴/ 有効牌 7m.369p 4種16枚]
[89m.45p.78p.444s.西西 / 5ブロック]
自風牌、西の仕掛けが主体。
有紗のツモ。
打、西。
「ポン!」
[89m 4578p 444s 東發][西↑西西]
[打.東 / 2向聴/ 有効牌 789m.3456789p.發. 11種36枚]
雀子のツモ。
打、9p。
「チー!」
[89m 45p 444s 發][西↑西西][←978p]
[打.發 / 1向聴/ 有効牌 789m.3456p. 7種23枚]
ツモ。
[89m 45p 444s][西↑西西][←978p][ツモ牌 6p]
[打.8m / 9m待ち.MAX3枚 / 30符3翻 3900点]
勝利へのテンパイ。
ツモか雀子からの直撃で勝利となる。
「チー!」
ソメ男が仕掛けてくる。
[鳴き[←867m] / 1副露]
……ソメ男は萬子染め……。
有紗のツモ。
打、南。
「ポン!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[←南南南] / 1副露 / 打.東]
「ポン!」
有紗が仕掛けてくる。
[鳴き[東東東→] / 1副露 / 打.1s]
「チー!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[←123s] / 2副露 / 打.8s]
……チーポンチーポン、うるせーんだよっ……!
ナキ男は河をみる。
雀子 捨て牌
[5m 3m 2m 5p 7p 北 8s]
……典型的な索子染め……!
ツモ。
[9m 456p 444s][西↑西西][←978p][ツモ牌 5s]
[打.9m / 3-6s.5s待ち.MAX11枚 / 30符1翻 1000点]
5sは雀子への危険牌。
ドラ9mはあたっても、ソメ男だけ。それなら問題なし。
とうぜんの9m切りである。
「ロン!」
「えっ……!?」
雀子、倒牌。
[78999m 88p][←南南南][←123s][ロン牌 9m]
「ダブ南、ドラ4! 30符6翻は跳満12000点!」
6-9m、8pの三面張。
……染め手じゃないだと……!?
――――――――――
点棒移動
西家 ナキ男 20500 → -12000 → 8500
北家 ソメ男 35700
東家 有紗 23800
南家 雀子 0 → +12000 → 12000
――――――――――
オーラス――
南4局 ドラ6p
南家 ナキ男 8500
西家 ソメ男 35700
北家 有紗 23800
東家 雀子 12000
ソメ男 手牌
[2456778889p 南南西]
[ドラ1 / 1向聴/ 有効牌 38p.南. 3種7枚]
[24p.567p.789p.88p.南南 / 5ブロック]
筒子の染め手が主体。
状況を整理する。
現在はトップ目。雀子とは23700点差。
逆転条件は跳満ツモ。親のため連荘も可能だ。
有紗の条件は跳満ツモか、満貫の直撃。
ナキ男をみる。
茫然自失。前局のダメージが大きいようだ。
……ヤツはもうダメだ。オレがきめるしかない……!
雀子のツモ。
打、南。
「ポン!」
[2456778889p 西][南↑南南]
[打.西 / 3p待ち.MAX4枚 / 30符4翻 7700点]
勝利へのテンパイ。
有紗のツモ。
打、2m。
「ポン!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[←222m] / 1副露]
ツモ。
[2456778889p][南↑南南][ツモ牌 9m]
不要牌。ツモ切り。
打、9m。
「ポン!」
雀子が仕掛けてくる。
[鳴き[9↑99m] / 2副露 / 打.8m]
萬子染めの気配。
奇しくも前局と似た構図となった。
まるで染め手のバーゲンセールだ。
……なんでもかんでも、染めりゃいいと思ってんなよ……!
ツモ。
[2456778889p][南↑南南][ツモ牌 7p]
[打.9p / 2p.3p待ち変え.MAX7枚]
雀子、ツモ。
打、5p。
ソメ男、ツモ。
[2456777888p][南↑南南][ツモ牌 4m]
……ここまでか……!
[打.2p / 4m待ち変え.MAX3枚]
4mは超絶危険牌。
雀子の染め手に放銃すれば、一発でひっくりかえる。
回し打ちでかわす。
「ロン!」
「なにぃいいいっ!? 2pがあたり……だが2pなら高い手には――」
雀子、倒牌。
[2233p 222s][←222m][9↑99m][ロン牌 2p]
「対々和、三色同刻! 親の40符4翻は満貫12000点!」
「さ、三色同刻だとぉおおおっ!? バカな、そんなレア役……! こんなバカなぁああああああっ!」
―――――――――――――――――――
三色同刻・mps3種の数牌で同じ数字の刻子または槓子を3組をそろえると成立する2翻役
―――――――――――――――――――
――――――――――
点棒移動
南家 ナキ男 8500
西家 ソメ男 35700 → -12000 → 23700
北家 有紗 23800
東家 雀子 12000 → +12000 → 24000
――――――――――
1位 雀子 24000
2位 有紗 23800
3位 ソメ男 23700
4位ナキ男 10900
―― 終 局 !!
「ポン!」
雀子が仕掛ける。
客が牌を打ち、
「チー!」
再び雀子が仕掛ける。
「今日はよく鳴くわね? そんなに鳴いてばかりいると、また放銃するわよ?」
「有紗さん……わたしは気づいたのです! 喰い仕掛けこそが、わたしの最強スタイルなのだと!」
「まーた、はじまったわね。それじゃ、リーチ!」
「ポン!」
3副露して雀子が固まる。
「どうしましょう、有紗さん。いきおいで鳴いたら、役がなくなっちゃいました!」
「対戦相手に相談されても……。それこそ雀の呼吸とやらで、のりきるとか?」
「有紗さん……そんな呼吸ひとつでどうにかなるほど、麻雀は単純ではないのですよ?」
「あんたが最初に、はじめたんでしょうがっ!」
そのあと雀子は長考の末、けっきょく放銃した。
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