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ひとり起業10周年を迎えて思うこと

2015年11月に、33年7カ月にわたる会社員を卒業し、妻が社長の合同会社ノマド&ブランディングを設立して独立起業しました。今年2025年10月末にプライベートカンパニーは10期目の決算を迎えます。

10年前には何の見通しも勝算もありませんでした。何をして食べていくかさえ、決められていませんでした。独立して間もなくは、今月食べていくお金をどう稼げばいいのだろうという状態。そんな試行錯誤が2年くらい続きました。それでも諦めずに、会社員に戻ることなく続けてこられたのは、ほんとうに「好きなこと」を仕事にしてきたからです。

大好きなビジネス書を毎日読んで、その中味に感動しながらすぐに実践し、ダメだったら別の本を読んでやり直す。そんなチャレンジを何度も何度も続けました。うまくいかなくてもブレなかったのは、ずっと働き続けて生涯現役で稼ぎ続けるためには、「雇われない働き方」でなければならないと確信していたから。結果が出なくても続けるためには「好きなこと」を仕事にするしかないと信じていたからです。

出版が人生を変えた!

転機になったのは、起業して2年目の2017年2月に念願だったビジネス書を出版したことでした。木下工務店グループのキノブックスという会社とご縁ができて、『入社3年目までの仕事の悩みに、ビジネス書10000冊から答えを見つけました』というデビュー作。出版した翌月の3月に表参道のイタリアンレストランを貸し切って出版記念パーティーを開催したら、200名以上のフリーランス仲間が応援・お祝いに来てくれました。
これまでビジネス書の書評ブログを公開してきて繋がった先輩のビジネス書作家も15人以上、忙しい中を駆けつけてくれて、次々にお祝いのスピーチをしてもらいました。

同期出版の阿隅和美さんが司会をしてくれました。
パーティーでの歓談・交流の様子
こちらがデビュー作
調布のリブロで大きく展開されました


飛躍のきっかけは2作目『定年後不安 人生100年時代の生き方』

デビュー作の出版記念パーティーは華々しく大成功でしたが、ビジネスはぜんぜん伸びませんでした。新入社員から入社3年目くらいまでの若手会社員は、本を買うお金もなく、セミナーや個人コーチングを受けるお金もない。出版した書籍は、ビジネスに活用できる武器にもツールにもならなかったのです。

そうして悶々としている時に、飯田橋で運命の出会いがありました。KADOKAWAの新刊新書部門を担当する副編集長が、私の書いた出版企画書に興味あり、ということで、出版関係の方に紹介を受けてKADOKAWA本社近くのカフェでお会いすることになったのです。
わずか1時間くらいの面談で、私の出版企画書をまったく修正することなく、そのまま本にしたいという、夢のようなご提案でした。

確かお会いしたのが2017年7月で、角川新書の新刊『定年後不安 人生100年時代の生き方』が全国の書店に並んだのが翌年2018年4月7日です。角川新書は、どんなに小さな町の書店にも棚スペースを持っていて、文字通り全国すべての書店に私の本が並びました。
私が世の中に伝えたかったことをそのまま書かせていただいた本なので執筆はスムーズでした。だいぶ時間はかかりましたが、初版はすべて完売、かなり年数を経た後、わずかですが増刷されました。

驚いたのは、昔から何度も通っていた紀伊国屋書店新宿本店の1階に、新刊が大きく展開されたことです。

紀伊国屋書店新宿本店の1階に展開

そして、ずっと応援している神保町の子どもの本専門店「ブックハウスカフェ」にて2作目の出版記念パーティーを開催しました。定員オーバーの110名の方が来てくれて本当に感激しました。

ブックハウスカフェの出版イベント動員記録の110名の方が参加

この2作目の本は執筆中の段階から、研修プログラムにして、将来研修や講演のコンテンツにすることを考えていました。最初はなかなか興味を持ってもらえず、登壇の機会もありませんでしたが、少しずつ口コミで評判が広がり、その後ブラッシュアップを重ねて、私のビジネスの柱に育っていきました。そういう意味で、この2作目の出版が研修事業を軌道に乗せる飛躍のきっかけになったのです。


ひとり起業10年目を迎えて思うことは、立ち上げたばかりの大変だった思い出と、2冊の出版をきっかけにしてやっとビジネスが立ち上がったという幸運です。「やっぱり大好きなビジネス書が道を拓いてくれた」という思いです。

このあと、コロナ感染症で研修事業が落ち込んだことや、夫婦で役割分担して運営するプライベートカンパニー(個人事務所)の仕組みについても、続編で書いていきたいと思います。最後には、新規事業として取り組む「ハワイビジネス」のことも書きます。冒頭のイラストは、ハワイのことまで書くつもりで選びましたが、続編に回します(笑)

本日はここまでです。どうか次回をお楽しみに!

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