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夏休みが終わる。また、現実が始まる。

夏休みが終わる。

今日から、また仕事だ。

正直に言えば、気持ちは重い。

今抱えているトラブル案件は一つではない。

お客様との調整、社内との調整、今後の対応方針――。

どれも簡単には終わらず、休みが明ければ、またその続きが始まる。

休みの終わりになると、毎年少し憂うつになる。

でも今年は、その気持ちがいつもより少し大きい。


休んでいても、仕事は頭から離れなかった

「せっかくの休みだから忘れよう。」

そう思っていても、なかなかそうはいかない。

ふとした瞬間に、

「あの案件はどうなっただろう。」

「来週は何から手を付けるべきだろう。」

そんな考えが頭をよぎる。

責任ある立場にいる以上、完全に仕事を切り離すことは難しい。

体は休んでいても、頭はどこかで働き続けている。

これが意外と疲れる。


苦しいのは、自分だけではない

そんな時、最近よく考えることがある。

世の中には、自分以上に重いものを背負っている人がたくさんいる。

社員の生活を守る経営者。

病気や介護と向き合いながら働く人。

災害や予期せぬ出来事を乗り越えようとしている人。

それぞれが、自分には見えない苦労を抱えて生きている。

だから最近は、

「なぜ自分だけこんなに大変なんだろう」

ではなく、

「あの人たちは、どうやって前を向いているのだろう」

と考えるようになった。

その考え方に触れることで、自分自身も少し強くなれる気がするからだ。


ストレスは、なくならないのかもしれない

最近、自分に問いかけることがある。

「このストレスは、いつかなくなるのだろうか。」

答えは、おそらく「ない」のだと思う。

会社員には会社員の悩みがある。

経営者には経営者の悩みがある。

独立すれば、また別の不安が生まれる。

立場が変われば、悩みの種類が変わるだけなのかもしれない。

だから、「ストレスのない場所」を探すよりも、

ストレスとどう付き合うか。

そのほうが、ずっと大切なのだと思うようになった。


追い込まれると、選択肢が見えなくなる

人は余裕がなくなると、

「もう逃げ道はない」

と思い込んでしまう。

でも、本当はそうではない。

休むという選択もある。

誰かに相談することもできる。

やり方を変えることもできる。

環境を変えることだってできる。

追い込まれると、その当たり前の選択肢が見えなくなる。

だからこそ、苦しい時ほど一歩引いて、

「本当に方法は一つしかないのか」

と自分に問いかけたい。


明日は、まず一歩だけ前へ

明日から、また仕事が始まる。

気持ちは正直、重い。

でも、未来のすべてを今日考えても、何も変わらない。

だから、まずは明日の一日だけ。

まずは目の前の一つの課題だけ。

一つ片付けば、また次の一つ。

その積み重ねしか、前へ進む方法はないのだと思う。


おわりに

休み明けは、誰でも少し憂うつだ。

それは、仕事に向き合っている証拠でもある。

だから、必要以上に自分を責める必要はない。

明日もきっと、思いどおりにはいかないことがあるだろう。

それでも、一歩ずつ前へ進めばいい。

いつか振り返った時、

「あの頃は、本当に大変だった。」

そう笑って話せる日が来ることを信じて。

また明日から、自分のペースで歩いていこう。


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