カレーは寝かせる。でもnoteは寝かせない。その理由とは?
一晩寝かせると、文章は熟成する
一晩寝かせたカレーは美味しい。
これに異論のある人は、あまりいないでしょう。
私は、文章も同じだと思っています。
書いた直後は気づかなかった違和感や言い回しのクセも、一晩経つと不思議なくらい見えてきます。
少し時間を置くだけで、文章は熟成されるのです。
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報告書も、寝かせると不備が見える
私の仕事では、相談内容を報告書にまとめることが欠かせません。
「これでOK」と思って一時保存した報告書でも、数日後に読み返すと、修正したい箇所が次々と見つかります。
言葉を入れ替えたり、順番を変えたり、一文を短くしたり。
やはり、文章には寝かせる時間が必要なのだと思います。
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noteを寝かせると、決断が鈍る
では、noteの記事も一晩寝かせてから投稿した方がいいのでしょうか。
私は、それには反対です。
理由はシンプルです。
翌日に見直そうと思うと、「もう少し直そう」「あと一晩寝かせよう」と、決断が鈍るからです。
気づけば数日、一週間と過ぎてしまう。
そうなると、その文章は鮮度を失います。
私は、文章にも旬があると思っています。
時間が経つほど、自分の気持ちは薄れ、そのとき感じた熱量も失われていく。
あっという間に旬が過ぎてしまいます。
報告書は寝かせるほど良くなるのに、noteは寝かせるほど鮮度を失っていく。
同じ「書く」という行為なのに、面白い違いだと思います。
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60点で出して、投稿後に育てる
だから私は、60点の出来でも、その日に投稿します。
以前は、80点を目安にしていた時期もありました。
でも続けるうちに、その基準がかえって投稿を邪魔していることに気づいたのです。
もちろん、誤字脱字や明らかな間違いは確認します。
でも、「もっと良くなるはず」と完成を待ち続けるより、「まず世に出す」ことを優先します。
noteは、投稿した後でも何度でも修正できます。
実際、私はこれまで何度も記事を手直ししてきました。
タイトルを変えたり、途中の一文を丸ごと書き直したり。
完璧を待つより、まず投稿する。
そして育てていく。
カレーは、鍋の中で寝かせるほど美味しくなります。
でもnoteは、世に出してからのほうが育っていく。
同じ「寝かせる」でも、鍋の中と、鍋の外。
完璧になるまで待つより、60点で世に出す。
私は、その繰り返しが文章を育ててくれたと思っています。
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