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『あまちゃん』DVDボックス全3巻、さていくら?

『あまちゃん』DVDボックス全3巻
クレイジー・キャッツ映画シリーズ『日本一のホラ吹き男』など4巻
マイケル・ジャクソン映画『This is it』

まとめて、大阪駅前第2ビル地下の中古ショップに持ち込んだ。

店主は「査定に30分ほどかかります」

とのことで、信頼できるなあ。

査定が終わったら電話もらうことにして、ドーチカ歩いたりジュンク堂行ったりした。

ジュンク堂は書店なのにカレーフェスやってて小籔の「すべらない話」で有名なオーベルジーヌがあってもちろん買った。3つ。

『ブルーロック』全巻買おうかと思ったが「本はよほどのことがない限り買わない」ポリシーを思い出し、代わりに『ドカベン』初期の柔道編を買おうとしたら妻にこっぴどく叱られ、断念した。

やがて査定が終わった旨の電話、店へ。

いくらだと思います?

『あまちゃん』DVDボックス全3巻
クレイジー・キャッツ映画シリーズ『日本一のホラ吹き男』など4巻
マイケル・ジャクソン映画『This is it』

全部で9,600円。

素直にお礼言って、引き取ってもらった。

これでオーベルジーヌと、ついでに買った雑誌ロッキン・オン『ストーンズ特集』がタダになったし、お釣りが出る。

なんか、面白くなってきた。

ぼくは常日頃から、「まず自分が良いお客さんになろう。そうすれば自分も良いお客さんに恵まれる」と考え、実行している。MAIDOメンバーにも話してる。とすれば、店にとっては「高速で流れる商品」を持ち込めば嬉しいはず。商売も流れだから。ここからが今日のテーマ、思考実験。

「あなたは中古品の店やってます。どんな商品が嬉しいですか?」

現時点、たとえばDVDが「高速で流れる」理由は「人気映画・ドラマ」「新作」あるいは、「配信されていない」だろう。

手元に「配信されていない・今後もされないだろう」コンテンツのDVDがある。

たとえば、ビートルズの名プロデューサー ジョージ・マーティンのドキュメンタリー。

濃いファンはいるだろうけど、一般向きとはいえない映画『Be kind rewind』・・・

いや。これはこれで貴重だろうけれど、中古店にとって、何が嬉しい商品だろう?

希少性ばかりが価値とはいえない。

価値=希少性ではなく、希少性 × 欲しい人の厚み

だ。

中古店は「商品」を仕入れているようで、実際には、
未来の顧客需要を仕入れている。
といえるのではないか?

とはいえ、昨日のぼくの『あまちゃん』ボックス3巻が仮に1万円で売れたとすれば、ぼくに支払った代金は3,000円だから、現時点でのどの金融商品よりも高利がつく計算になる。ただ、「何日店の棚に並んでいるか」の日数計算も入れないといけない。

「近いうちにこれ(あまちゃんボックス)を欲しい人が現れる確率」
を3,000円で買っている
わけだ。

クレイジー・キャッツ映画シリーズ『日本一のホラ吹き男』などに付属していたブックレットがなぜか今朝、出てきた。

これをDVDにつけてあげたらお客さん喜ぶはず。

だから、「お代はいらないので、ちょっとお話きかせていただけますか?」と店主に

「どんなDVDが入ったら嬉しいですか?」

と取材してみよう。

彼の頭の中には、アマゾンのランキングとは違う、「店固有の流速マップ」があるはずだ。

「これは持ってきてもらったら嬉しい」
「これは高くてもすぐ出る」
「これは珍しいけど全然動かない」

という経験知。

AI時代、経験値、暗黙知こそが効いてくるので、勉強になる。
早速、今日でも再訪してみよう。
台風だから、お休みかもしれないなあ。


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