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小島のどうでもいい話#1【貴様!】

戦隊ものの敵キャラとか、ボスキャラとかが、

「貴様!」

と言って襲ってくるシーンがあるんだけど、あれについて言いたいことがある。


『そのセリフは、敵キャラになってから習うんですか?』


私たちは社会人になるときに、「貴社」「御社」「弊社」とか習う。

でも「貴様」の用法を習ったこと無いし、使ったことも無い。

なのに戦隊ものの敵キャラとかで貴殿だの貴様だのが飛び交う。

だいたい、貴殿を使っていた時代なら、貴様も「様」が付いてるから普通に敬意を表す言葉のはずではないのか。

言葉がスラング化して反転するのはどこの国にもあるからどうでもいいけど、貴殿を普通に使ってる時代は貴様はスラング化してないんじゃないの?貴様がスラング化したのって一体いつなんや。

貴殿は現在でも古風な敬称として残ってるのに、貴様はいつの間に悪役専用語になったん?

『貴様』とは、そもそもは敬称。

でも、現代で敬語として社会人の私がこれを使ったら、たぶんつまみ出されて説教部屋で退職届にサインさせられる気がする。

なのに『死語』では無い。もっぱら戦隊ものや漫画、アニメやゲームに出てくる悪い奴らが現在進行形で活用中だ。

使うのが悪いと言ってるんじゃないの。

敵キャラの皆さんは、一体いつ、どこでそんな邪悪な言葉を勉強したのか教えて欲しい。

「おのれ……貴様ら!覚えておれ!」

とか、もうこれ現代で「おのれ……」って聞いたこと無いんやけど、これは用法を間違っているのかなんなのか。

己とは、自分という意味だけど、もう滅多に使わない。

「覚えておれ!」も、「覚えてろよ!」のほうがナチュラルなのに「覚えておれ」「待っておれ」「だまっておれ」という謎の命令形。

別に命令形なら、もう現代風に「覚えてろよ!」のほうが良くない?

なんでそこだけ、いきなり武士みたいな言い回しになるのか謎なんだ。

全部が武士言葉ならわかる。でも「〜おれ!」だけ使われても……は?てなるから止めて欲しい。


ある日突然、空から変な衣装の野蛮なやつらがやってきて、

我ら〇〇軍は!」

貴様ら!叩き潰してくれるわ!」

おのれ……覚えておれ!」

とか言い出したら、間違いなく大爆笑してしまう私は真っ先に叩き殺されるのでしょうね、と思っている。

だって日本語おかしい人でしかないから、笑ってまうやん、そんなもん。

せめて使う言葉の時代や種類は統一してほしい。

「……ふっ。くだらない

これも神様とかのお下がりの意味なんだが、なんで悪役用語の定番になってるんやろう。

お下がりでマウント取られても困るんやけど。

……だって、ぼんち揚げとかやん?


いろんな戦隊ものとかに出てくるあの敵キャラたちは、その変な言葉をいつ、どんなふうに学習するのだろう。

それが疑問で全然ストーリーが入って来なくなってしまった。

もう戦隊ものとか全然見てられない。どうでもいいワードが気になって気になってしかたがないんだ。

歴史ものなら何も思わないの。

現代に突如現れた謎の世界征服をたくらむ悪い奴らが、現代なのにそれを使うから気になるんだ。


だから教えて欲しい。

「あんたら、それどこの学校で何時代に学んだんや?敵キャラの業務に就いてから習ったんか?敵キャラ学校とかあるんか?」とか問い詰めたい。

岡田准一がひらパー兄さんをしているCMでおなじみの、ひらかたパークで戦隊もののイベントをしていると京阪電車でアナウンスをしていた。

歴代の戦隊ヒーローの品が展示されているという。

観に行きたいけど、そこに「貴様!」「おのれ!」「我ら!」などの敵キャラ用語をいつ教えてるかの解説があるならぜひ行きたいのだが、それについての詳細が無いので迷っている。

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