クルマの助手席にありがたく座っている
クルマの助手席に座っていた。
いまの住まいは、クルマがないと少し生活がしづらい。
特に夏。
暑すぎて、歩くことすら危険な感じだ。
運転免許証は持っているが、昨年、耳から来るめまいに悩まされ、運転ができなくなってしまった。
あ、今は元気です!
クルマの名義は私なのに、今は、夫が私のクルマを自由に使っている。
好きに使っていいと言ったものの、
あれこれ荷物を積み、タイヤをインチアップし、ルームミラーをデジタルミラーに変え、レーダーをつけた。

なんだかかわいげがなくなってしまった。
めまいが良くなった今も、なんとなく運転する気がしないでいる。
移動するものと考えれば、かわいげはいらないのかもしれない。
洗車機に入れたあと、クルマを拭くのが好きだった私は、もういない。愛着はどこへ行ってしまったのだろう。
クルマが「鉄のかたまり」に見えるときもあるが、ありがたく座る。
「危ない!」
助手席から、つい声が出てしまった。
横断歩道がない場所で、お年寄り2人がゆっくり道路を渡りかけているところに出くわした。
道路とお年寄りの上下ともくすんだ色の服が馴染みすぎていて、まるで小岩2つが動いているようで、目立たないのだ。
手強すぎるし、怖すぎる。
どうして、お年寄りは地味目の服が多いのだろう。
ああ、お店にあまり売っていないものね。
年齢を重ねるごとに、明るい色の服を着たらいいのに、とつぶやいたものの、私が着ていたのは、ライトグレーのUVカットのパーカーに、夏向きのデニムという、かなり地味目だった。
そろそろ、服の趣味を変えようかな。
売っていないなら、作ればいいと思った時期もあったが、まだ洋裁には手を出せないでいる。
服にするような布って意外と高いから。

なんのはなし?
🐐コヤギのつぶやき
#エッセイしりとり の企画に参加をしました。
「く」のバトンを受け取りましたが、企画慣れしていないので、どなたかに渡すことなく私コヤギがアンカーをいただきます。
召し上がれ。

企画されたマイキーさん、ありがたく巻き込まれましたこと、心よりお礼申し上げます。
いいバトン「く」を渡してくださった考える赤柴さん、ありがとうございました。
何かありましたら、また私に振ってください。(本音と建前、半々)
いいなと思ったら応援しよう!
「ふうっ」と一息つく時間に、お茶を一杯ごちそうする気持ちで。