母の歌声
こんにちは、しうん りんです♪
母が認知症になって、12年ほど経ちました。
その間に、母には様々な困り事や 出来なくなってしまったことがありますが、今日も穏やかで元気に過ごせていることに、とても感謝しています。
母の通っているデイサービスでは、毎回塗り絵をするのですが、以前は出来ていた塗り絵が、色鉛筆の色を選ぶことが難しくなり、色を塗れなくなりました。
また、デイサービスで 時々ピアノを 皆さんの前で弾かせて頂いていたのですが、ピアノも弾けなくなりました。
母が今 出来ることは、歌うことです。
家の中でCDを1日中かけているので、足でタン タンとリズムをとったり、歌詞が分からない曲はハミングしたりと、楽しそうにしています。
母は、わたしが小学生の時から長い間コーラスに通っていて、最後に通っていたコーラスの先生はオペラを 学んでいた方でした。
最近 片付けをしていたら、母がコーラスの教室で録音したカセットテープが何本か出て来ました。
そこには 母と先生の声が入っていて、とても厳しい授業内容にびっくりしました。
オペラの歌い方、声の出し方を先生が教えて下さっているのですが、わたしが聞いても これは理解するのが難しいだろうなぁという内容でした。
けれど母は、先生のおっしゃることを理解しようと一生懸命ついて行き、歌っている様子でした。
こんな厳しい授業を受けていたこともあり、今でも母は 腹式呼吸の とてもきれいな 通る声で歌うので、デイサービスで歌っていると、皆さんに褒めて頂けます。
いろんなことが出来なくなったけど、好きな歌を
歌うことが出来て、ほんとに良かったなぁと思います。
また、母の歌う声を 喜んで頂けることを、とても
うれしく思っています。

最後まで読んで下さって、ありがとうございます♪
