窓を閉じていたあいだに 《詩》
わたしは窓を開けた
街は水に沈んでいた
背の高い建物が
ぽつりぽつりと
島のように浮いているだけ
水は塩の味がした
これはあの人の涙なのか?
あるいはわたしの?
波が左から右へ
列をなして流れてゆく
高らかな波のダンス
心電図の波形のような
鼓動を感じる
二つの
しばらく窓を閉じていたあいだに
こんなにも水があふれているなんて
あの人はどれだけ泣いたのだろう
それからわたしも
わたしは窓を開けた
街は水に沈んでいた
背の高い建物が
ぽつりぽつりと
島のように浮いているだけ
水は塩の味がした
これはあの人の涙なのか?
あるいはわたしの?
波が左から右へ
列をなして流れてゆく
高らかな波のダンス
心電図の波形のような
鼓動を感じる
二つの
しばらく窓を閉じていたあいだに
こんなにも水があふれているなんて
あの人はどれだけ泣いたのだろう
それからわたしも