月曜日の朝、保育園に行きたがらない子どもの理由と対策

「保育園、行きたくない!」
月曜日の朝
こんなふうに泣いたり、着替えを嫌がったり、玄関から動かなくなったり…。
忙しい朝にこれが始まると、
「昨日まであんなに元気だったのに、どうして?」
と困ってしまいますよね。
でも実は、月曜日に保育園へ行きたくなくなるのには、子どもなりの理由があります。
保育士として子どもたちを見ていると、「保育園が嫌いだから」だけではないことがたくさんあります。
今日は、月曜日の朝に登園を嫌がる理由と、おうちでできるちょっとした工夫を紹介します。
① お休みモードから切り替えられない
土日は朝ゆっくり起きたり、好きな遊びをたっぷり楽しんだり。
大人でも月曜日の朝は「もう少し休みたいな〜」と思うことがありますよね。
子どもも同じです。
楽しかった休日から、時間に合わせて動く保育園生活へ。
この**「切り替え」そのものが難しい**ことがあります。
そんなときは、日曜日の夜から少しずつ保育園モードに戻してあげるのがおすすめです。
早めにお風呂に入って、早めに布団へ。
そして、
「明日は〇〇して遊べるかな?」
「先生に昨日のお話してみようか」
など、保育園で待っている楽しいことを話してみるのもいいですね。
② おうちでたくさん甘えられたから、離れたくない
実は、これもとても大きな理由のひとつです。
お休みの日に、大好きなお父さんやお母さんとたくさん一緒に過ごした。
抱っこしてもらったり、一緒に遊んだり、お出かけしたり…。
子どもにとって、大好きな人とずっと一緒にいられる時間は、本当に嬉しくて幸せな時間です。
だからこそ月曜日になると、
「大好きなママとパパともっと一緒にいたい」
「離れたくない」
「まだ甘えたい」
という気持ちが強くなることがあります。
これは決して「甘やかしすぎたから」ではありません。
むしろ、安心できる大好きな人と過ごせたからこそ、離れる瞬間が寂しく感じられることもあります。
そんなときは、
「もっと一緒にいたかったね」
「昨日楽しかったもんね」
「ママも一緒にいられて嬉しかったよ」
と、まずは気持ちを受け止めてあげてください。
そして、
「今日もお迎えに来るからね」
と伝えてあげると、子どもの安心につながります。
③ 楽しいことが終わってしまう寂しさ
休日にお出かけをしたり、大好きな遊びをしたりすると、
「まだ遊びたい!」
「終わりたくない!」
という気持ちになることもあります。
大人にとっては「昨日のこと」でも、子どもの心の中ではまだ楽しい時間が続いているんですね。
無理に切り替えさせるより、
「楽しかったね。また行こうね」
と一度気持ちを受け止めてあげると、次へ進みやすくなることがあります。
④ 疲れが残っている
週末にたくさん遊んだ月曜日は、意外と疲れが残っていることもあります。
楽しいお出かけでも、小さな子どもの体にとっては大仕事。
朝起きられなかったり、いつも以上に甘えたり、「行きたくない」と言ったりすることもあります。
そんな日は、できるだけ朝の予定を詰め込まず、少し余裕を持って過ごしてみてください。
⑤ 友だちや先生との関係に少し不安がある
最後に考えてみたいのが、保育園での人間関係です。
「昨日、お友だちとケンカした」
「先生に注意された」
「遊びに入りたいけれど、うまく入れない」
そんな小さな出来事が、子どもの中では大きな不安になっていることもあります。
ただ、すぐに
「誰かに何かされたの?」
と聞き出そうとしなくても大丈夫。
「何か嫌なことがある?」
「お話したくなったら教えてね」
くらいにして、話せる雰囲気を作ってあげることも大切です。
気になる状態が続く場合は、担任の先生に園での様子を聞いてみるのもおすすめです。
月曜日の朝に大切にしたいこと
「行きたくない!」と言われると、
「早くして!」
「保育園楽しいでしょ!」
「行けば楽しいんだから!」
と言いたくなることもあります。
でも、まずは、
「行きたくないんだね
と、その気持ちをそのまま受け止めてあげてください。
そして、保育園での楽しみを親も少しキャッチしておくと、朝の声かけに使えます。
「今日はお散歩に行くって先生が言ってたね!」
「今日の給食カレーだよ!」
「今日は〇〇ちゃんに会えるね」
「今日は、お気に入りのピンクの可愛い洋服着ていく?」
など、その子が楽しみにできそうな具体的なことを伝えてあげるのがポイントです。
大人にとってはいつもの月曜日でも、子どもにとっては、大好きなおうちの人から離れて新しい一週間を始める日。
泣いてしまっても大丈夫。
「いってらっしゃい!ママもパパもお仕事頑張ってくるから、〇〇ちゃんも楽しんでね♡大好きだよ❤️」とぎゅーっと抱っこをしてから、じゃ先生よろしくお願いしまーす!」
と先生にバトンを渡してください。
玄関まで行けた。
靴を履けた。
先生にバイバイできた。
そんな小さな一歩を認めながら、送り出してあげたいですね。
そしてお迎えのときには、
「今日も一日がんばったね」
と、ぎゅっとしてあげてください。
月曜日の「行きたくない」は、困らせたいからではなく、子どもの心から出ている小さなサインなのかもしれません。
焦らず、その子のペースで。
また一週間を始めていきましょう🌱
今日から一週間また頑張りましょう♪
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