残暑こそ、夏を取り返す機会 #耳ビジnote部
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「残暑こそ、夏を取り返す機会です」
今年の私は、この言葉にとても惹かれます。
夏の終わりに出版しようと決めていました。
夏の疲れが出てくる頃に、
心と体をもう一度リセットする本を届けたい。
そんな思いから生まれたのが、
『おヘソに戻る。 一級建築士が見つけた重心の科学』
9月3日に、無事出版することができました。
でも、出版はゴールではありません。
むしろ、ここからがスタートです。
やりたいことは、まだまだたくさんあります。
講演もしたい。
企業にも届けたい。
もっと多くの人に「おヘソに戻る」を知ってほしい。
だからこそ、これからどう動くかで未来は変わってくると思っています。
ただ、一つ忘れたくないことがあります。
「本を出した」ということは、
決してオールマイティな切符ではないということです。
著者仲間の中にいると、本屋さんはいつも身近な場所です。
でも世の中には、
「本屋さんなんて何年も行っていない」
という人もたくさんいます。
そんな人に、
「私、本を出したんです」
と伝えても、それだけでは何の意味もないかもしれません。
たとえば、受験で有名校に合格したことを、ずっと人に言って回っているのと少し似ています。
本人にとっては大きな出来事でも、
相手にとって大切なのは、
「それで、私に何があるの?」
ということだからです。
だから私は、
「著者になった自分」を見てもらいたいのではなく、
この本の中にある考え方が、
誰かの毎日に役立つことを願っています。
頑張っているのに、なぜか動けない人。
肩や首に力が入っていることさえ、当たり前になっている人。
人の評価に引っぱられて、
自分がどうしたいのかわからなくなっている人。
そんな人が、
「ちょっと、おヘソに戻ってみようかな」
と思ってくれたら、それでいい。
本を出したことを宣伝するのではなく、
「この本が、誰のどんな瞬間に役立つのか」
そこを伝えていきたいと思っています。
残暑は、夏の疲れが出る時期です。
でも同時に、
「今年の夏、まだ終わっていないよ」
と、自分を取り戻す時間でもあるのかもしれません。
疲れたら、少し立ち止まる。
足裏を感じる。
呼吸をする。
おヘソに戻る。
そしてまた、
「私はこれから、どう動きたい?」
と自分に聞いてみる。
出版した私も、ここでもう一度おヘソに戻ります。
浮かれすぎず、
焦りすぎず、
でも止まらない。
この本を必要としている人へ、
ここから丁寧に届けていこうと思います。
