「衛生」が軽視されたグループホームーー当たり前が届かない日々をふり返る
軽度知的障害+ASD娘の障害者グループホームは、家事援助をお願いしても結局は行われませんでした。「自分たちでやっている」が口癖の世話人との話がまったくかみ合わないままだった。
不衛生である、ということについて話すと、「自立支援なので本人を指導します」という言葉がよく聞かれた。
今思うと、知的障害、精神障害に携わる者としての知識も「暮らす」ということも理解していない人が世話人だったのだな、と思う。
清潔・観察・準備という生活の体系から始まる人を看る仕事
朝ドラ「風、薫る」は、日本に初めて看護師が誕生し、看護師たちの奮闘ぶりが描かれているのだけど、ここでいつも考えさせられているのは、衛生について。
看護が“知識の習得”から始まるのではなく、清潔・観察・準備という生活の体系から始まるのだと、言い訳なしに叩き込む。
生活体系が、まず基本という考え方。空気の入替え、部屋を清潔に保つが、看護では徹底されていた。19週「赤痢」 が発生した村でも初めに取り組んだのは、清掃でした。
人を看る看護師は、清潔が徹底されていた。でも、人をサポートするはずのグループホームでは、全くなされていなかった。
この違いをドラマを見ながら感じ、基本中の基本が徹底されないままの精神薬増量についても考えさせられました。
そして昨年、私は何度も何度も家事援助について書いている。
訪問看護が家事援助?
2025年10月後半からは、訪問看護が家事援助を担うことに。
ただ、男性訪問看護師の家事援助は緩い。きっと女性だったら、また違っただろうと思えるほどに、残念ながら「清潔」は徹底されていなかった。
それでも、担ってくれるという一点だけで、気持ちは楽だった。
最初の一ヶ月は小まめにやってくれたものの、どのような頻度で清掃を担っていたのかは、報告はないのでわからない。
結局、人の目が届かないところでの支援は、どうにでもできるのかもしれない。障害のある人の衛生問題。きっとどこの事業所でも起きているのだと思うのですが…。
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