【ルミマガ編集部】S5IIとS 100mm F2.8 MACROで「暮らしの中のマクロ」を撮ってみた
こんにちは。ルミマガ編集部です。
こちらの連載では、編集部員がLUMIXのレンズで撮影した作例や、その使用感をインプレッション記事としてお届けします!
今回のレンズは「LUMIX S 100mm F2.8 MACRO」(以下、本レンズ)です。
本レンズの外観やファーストインプレッションは、こちらの記事をご覧ください。
■S5IIとS 100mm F2.8 MACROで「暮らしの中のマクロ」を撮ってみた
猛暑が続くこの季節。
撮影に出かけるのをためらう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は視点を変えて、自宅の中を「撮影スポット」と捉えてみました。
S5IIとS 100mm F2.8 MACROがあれば、寝室もキッチンも、被写体の宝庫になるはずです。

朝の寝室からスタート。布団のしわが作る小さな山に、窓から朝日が当たっています。
マクロレンズで切り取ると布団の山型のしわも、砂漠で見た砂山のようにサラッと丸く見えて可愛いです。
被写体に近づいて開放F2.8で撮影すると、ピントを合わせた部分の前後が大きくぼけ、マクロ撮影らしい奥行きが生まれました。

沖縄の宮古島をドライブ中に露店で見つけて買った貝殻。
波打つ層のうねりをすみずみまで見せたくて、F22まで絞りました。
シャッター速度は1/25秒と、100mmのレンズで手持ち撮影するには少し不安な値ですが、それでも三脚なしで撮れたのは、S5IIの強力なボディ内手ブレ補正のおかげです。
それにしても貝殻って、マクロでカリッと撮るとSF感がありますね。1970〜80年代頃のSF映画に出てくる宇宙要塞のような雰囲気を感じます。

こちらは昔ながらの型板ガラス。
六角形の型に朝の光が当たり、ガラスの向こうにある人形の色が透け、ちょっとした万華鏡のような色のグラデーションが現れました。

冷蔵庫から出したばかりのリンゴ。半分食べてラップに包んでいたので、結露が付いています。小さな水滴までピントが合い、表面の冷たさが伝わりますね。

日に何杯か飲む程度にはコーヒーが好きです。
コーヒー豆の山に寄ると、焙煎の香りまで写り込むような気がしてきます。

朝食後、仕事のお供にはコーヒーか炭酸水を飲んでいます。
グラスに炭酸水と氷を入れるとシュワシュワと気泡が上ってくるのが好きで、マクロレンズでの撮影にチャレンジ。
が、気泡が消えるのが早くて間に合わず…。でも、なんだか氷の洞窟を覗いているような涼しげな写真が撮れました。

鍵が増えることは、思い出が増えること。
と、個人的に感じています。
長く使っている思い入れがあるキーリングには、よく見ると小さなキズがたくさん入っていました。
こうしてじっくり観察すると、キズにも愛着が湧きますね。
使い込まれた革の質感もたまらないです。

今の家に引っ越してきた時、少し奮発して買った椅子の背もたれ。
板を丁寧に曲げ、重ねてできた層が美しいです。
改めて、家の中でもよくよく観察すると被写体だらけだと気付かされます。

撮影の前日にひまわりを買っていたので撮ってみました。あえての裏側。
マクロレンズの良いところは、極端に寄った写真だけではなく、自分が「こう切り取りたい」と思った構図で、寄りでも引きでも撮れること。
こちらの写真は、寄りすぎない程度の切り取り方で、F値は絞って、茎の毛まで描写しました。
ちなみに背景には、文房具屋さんで買った画用紙を貼っています。工夫次第で簡単に、省スペースで、スタジオのような写真が撮れるのもマクロレンズの良いところです。

こちらはギリギリまで寄ってみました。
網目状に走る葉脈は、まるで植物の中を巡る回路図のようですね。
■2本目に「マクロ」という選択肢
ということで、家から一歩も出ずに、家の中にあるものを撮ってみました。
S5IIのキットレンズで撮影するには難しい、小さく魅力的な世界が、こんなに身近にあったのかと驚いた撮影でした。
前回の記事でもお伝えしたように、本レンズはマクロだけではなく、ポートレートやテーブルフォト、スナップにも使える中望遠の単焦点です。
前回が「表現力の広さ」のご紹介だったことに対し、今回の記事では「身近にあるマクロな被写体を撮る面白さ」をお伝えすることに特化してみました。
このレンズは、「撮りに行くレンズ」でもあり、「撮りたいと思った瞬間に、暮らしの中で撮れるレンズ」でもあります。
S5IIの強力な手ブレ補正や像面位相差AFも相まって、手持ちでマクロ撮影が楽しめるのも嬉しいところ。
フルサイズでマクロ撮影を楽しみたい方や、キットレンズとは異なる撮影領域を楽しみたい方は、ぜひ「2本目のレンズ」としてご検討ください。
今回の記事はここまで。それではまた次回お会いしましょう。
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