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ディズニーランドが高価格路線へ。庶民から遠ざかる夢の国、そして未来は──


物価高騰が続くなか、ディズニーランドもその影響を受けている。

コロナ禍では収益が大きく落ち込み、その打開策として高価格路線へとかじを切った。その結果、来園者数は減少したものの、一人当たりの利用額が増え、収益は黒字へと回復した。

経営という視点で見れば、この判断は成功だったのだろう。

しかし、その一方で「気軽に行ける場所」ではなくなりつつあるようにも感じる。

ディズニーランドは、家族みんなで楽しめる夢の国であり、多くの子どもたちにとって憧れの場所でもある。子どもの笑顔が見たい一心で、親は仕事や日々の大変さを乗り越え、思い出をつくろうとする。

ところが、入園料や滞在費の上昇によって、それが難しい家庭も増えていくかもしれない。

子どもの頃にディズニーランドへ行った思い出は、大人になっても心に残る。そして、その思い出を自分の子どもへ受け継ぎ、「また家族で行こう」という文化が生まれていく。

だからこそ、ブランドを守るためには、利益だけでなく、多くの家族に親しまれ続けることも大切なのではないだろうか。

ディズニーは、私たちの時代を彩ってきた大切な文化の一つである。

経営を成り立たせながらも、誰もが夢を見られる場所として未来へ受け継いでいく。そのバランスこそが、これからのディズニーに求められるものではないだろうか。

国民が世代を超えて同じ思い出を語り合える場所を、これからも残していくために何が必要なのか――そんなことを考えさせられる記事であった。

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