首への神経質
見上げる動作は球面が担保する安定動作であり
視点の氾濫を防ぐよい方法である
まれに定点追加による摂動自由度が生まれるが
声の助けを借りればハーモニー、暗転への勇気を持て
比較的手薄な雲の端を想像することで
雨への事前準備とする
微振動はどこでだって感動への近道であり
聞いたこともないものに対する恐怖は
縦揺れなのか、横揺れなのか
自信のないリズム感を憧れと言って
あの頃のスライムは夢の中に溶けて小さくなっていたのに
今はもうないフィルムケース
今朝はもうないマーガリンの箱
モーニングの始まりは決まって諦めの終端ですので
少し甘いくらいでちょうどよいでしょ う
体内残留脂質は夢を知らないだろうから
空腹時の栄養に夢はならないのだろうかと軽く
少しもったいないので少し重くしといて
サービスは時に善意の空腹
子供の夢は粘度を知らず飛んで行き
年月が湿気となって少しずつまとわりついていく
鳥の鳴き声を真似した時に
アスファルトだけが答えてくれて
欠けた穴に入り込んでいく落ち葉の粉末は舞うことを忘れ
溶けることを思い出せずに、散る権利もなく
知る権利だけは枝に吸われて
水を飲んで筋を癒す
