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その腰痛、実は私たちの「あの癖」が原因でした


こんにちは、作業療法士のまきです。

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「レントゲンで異常なしって言われたけど、腰が痛い」という方、本当に多いんです。

その腰痛、実は腰以外に原因があるかもしれません。

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頑固な腰痛の本当の原因8つ

① 長時間のデスクワークでお尻の筋肉がガチガチ

お尻の筋肉(大臀筋・中臀筋)が固まると、骨盤が歪んで腰に負担がかかります。

座っている間、お尻の筋肉はほとんど使われずに圧迫され続けています。すると血流が悪くなり、筋肉そのものが硬くなっていきます。気づかないうちに骨盤の傾きが変わり、腰椎への負担が積み重なっていくんです。

② 太ももの裏が硬くて骨盤が後ろに引っ張られている

ハムストリングスの硬さは、骨盤を後傾させて腰椎のS字カーブを崩します。

本来、腰椎には緩やかなカーブがあり、それがクッションの役割を果たしています。太ももの裏が硬いと骨盤が後ろに引っ張られ、このカーブが失われてしまいます。結果として腰椎が直接的に衝撃を受けやすい状態になります。

③ 股関節が硬い分を腰が無理して動いている

股関節が動かない分を腰が代わりに動いている「代償運動」が腰痛の原因になります。

股関節は本来、大きく動く関節です。ここの可動域が落ちると、立つ・歩く・しゃがむといった動作の度に、腰椎がその分を補おうとして余計に動きます。本来分散されるはずの負荷が腰に集中してしまうんです。

④ お腹のインナーマッスルが弱く骨を支えられない

腹横筋などのコアマッスルが弱いと、腰椎が不安定になります。

インナーマッスルは、いわばコルセットのような役割を担っています。これが弱いと、姿勢を保つだけでも腰椎の周りの筋肉に余計な負担がかかり続けます。特に長時間の立ち仕事や中腰の作業で痛みが出やすくなります。

⑤ 背中(広背筋)の張りが腰の動きを制限している

広背筋は腰椎と腕をつなぐ大きな筋肉。ここが張ると腰の動きが悪くなります。

広背筋は背中から腰、骨盤まで広がる大きな筋肉です。腕をよく使う作業やデスクワークでここが張ると、腰を動かす際の柔軟性が失われます。腰そのものに問題がなくても、動きの硬さが痛みとして感じられることがあります。

⑥ 足首の硬さのせいで歩く衝撃がダイレクトに腰にくる

足首が硬いと衝撃吸収ができず、その振動が膝・腰・背中と伝わっていきます。

足首は歩行時の着地の衝撃を最初に受け止める関節です。ここの柔軟性が落ちると、本来吸収されるはずの衝撃がそのまま上の関節へ伝わっていきます。結果として膝や腰に余分なストレスがかかり続けることになります。

⑦ ストレスや寝不足で脳が痛みに敏感になっている

慢性痛は脳の問題でもあります。ストレスが高い時期に腰痛が悪化するのはこのためです。

痛みは体だけでなく、脳の感じ方にも左右されます。ストレスや睡眠不足が続くと、脳が痛みの信号に対して過敏に反応しやすくなることが分かっています。「忙しい時期ほど腰が痛くなる」という感覚は、この仕組みによるものかもしれません。

⑧ いつも同じ側ばかりで荷物を持つ癖がある

利き手側ばかりに荷物を持つと、骨盤が傾いて慢性的な腰痛になります。

バッグや子どもを持つ際、無意識にいつも同じ側に偏っている方は多いです。この癖が長期間続くと、骨盤の左右差が固定化し、体の使い方そのものが歪んでいきます。気づいた時には片側だけの腰痛として現れることもあります。

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専門職として、一つだけ深掘りします。

レントゲンやMRIで骨に異常がない慢性腰痛(非特異性腰痛)は、全体の約85%を占めます。

その最大の原因は「隣接関節の代償動作」です。

股関節や足首が硬くて本来の動きができない分を、腰椎が過剰に動いてカバーし続けた結果、腰が悲鳴を上げているケースがほとんどです。

腰をマッサージするのではなく、サボっているお尻や股関節を動かすことが根本解決の近道ですよ。

この「代償動作」を繰り返さないためには、日常生活の動作パターンそのものを変える環境調整が必要です。例えば、床に落ちた物を拾う、低い位置の靴下を履くといった動作は、股関節が硬いとどうしても腰椎を過剰に屈曲(前かがみ)させてしまいます。こうした負担を物理的に減らすのが、リハビリ現場で多用される「リーチャー(マジックハンド)」という自助具です。自分の手元を延長することで、腰を一切曲げずに安全に動作を行えます。「楽をするため」ではなく、「腰椎をこれ以上過剰に動かさないための処方箋」として、ご家族に一つ用意しておくと安心です。

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今日のまとめ

腰が痛い時は、腰だけを見ない。

これがリハビリ職としての鉄則です。

全体の動きのバランスを整えることで、頑固な腰痛が改善するケースは本当に多いです。

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広島で訪問リハビリをしながら、妻と娘2人、そしてメス猫2匹と暮らしています。家の中で男は私だけという、完全アウェーな毎日です(笑)。


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