つながらぬなら、消してしまえ。SunoのCoverで別生成のAメロとサビを一曲にする
※この記事はAIに整えてもらってます。
いつもの厨二病ロールプレイは無いので安心して読めます🔯
今回の記事は…
以前こちらの記事で紹介した、SunoのCover機能を使用した方法。その応用方法です。
こんなことを試したくなったことはありませんか?
気に入ったAメロができた。
でも、サビは別で生成したこっちのほうが好き。
だったら、その二つのいいとこ取りをして一曲にしたい。
……ところが、
我々音楽ド素人の前には、ここである壁が立ちはだかります。

そう、どうやって接続するんだ……です。
単純に音声編集ソフトで前後をくっつけること自体はできます。
ただ、それだけでは曲として自然につながってくれるとは限りません。
Aメロが終わった瞬間に、いきなり別のサビが始まる。
テンポや雰囲気が近ければまだ何とかなるかもしれませんが、そう都合よく生成されてくれるとは限らない。
そこで今回使うのが、SunoのCover機能です。
以前の記事でも紹介したとおり、Cover機能は元音源をそのまま再現するだけではなく、入力された曲をSuno側である程度解釈し直して、
新しい演奏として生成してくれます。
たとえそれに無音領域があった場合でも。
完全に「何もない場所」と判断されてしまえば当然そのままですが、
前後の構造や歌詞などからSuno AIが「ここにも音楽が続いているはず」と認識できる状態なら、その間に勝手に音を生成してくれることがあります。
だったら逆に。
気に入ったパート同士の間を少し空けて、その接続部分をSunoに考えてもらえばいい。
というのが今回の内容です。
実際に素材をつないでみる
今回は分かりやすく検証するため、テスト用の歌詞をGPTに作ってもらいました。
[verse]
眠れないまま朝を待って
冷めた紅茶に月を沈めた
昨日のことは忘れたふりで
窓の向こうを眺めている
[pre-chorus]
あと少しだけ
ここにいられたなら
言えない言葉もいつか
形になる気がした
[chorus]
それでも君を呼んでしまう
届かないこと知っているのに
ほどけた夜のその向こうまで
小さな声を投げ続ける
まずは同じ歌詞から何曲か生成し、その中から、
気に入った前半パート
別生成で気に入ったサビ
をそれぞれ選びます。

この二つをひとつの音源に配置して、間には接続用の領域を残しておきます。
つまり、人間側で完成形まで無理やりつなぐのではなく、
「ここからここまでは好きなので残したい。間はそっちで何とかしてください」
という、だいぶSuno任せな音源を作ります。

そして、この状態の音源をCoverにかけてみます。
もちろんCoverなので、元のパートが完全にそのまま再現されるわけではありません。
声質や演奏、細かいメロディなどは再解釈されます。
今回試したいのはそこではなく、
別々に生成された二つのパートを、Sunoが一曲として自然につなぎ直してくれるのか。
ここです。では、実際にやってみます。
まずは、今回使用する素材を用意します。
同じ歌詞から複数の曲を生成し、その中から、
Aメロ〜Bメロが気に入った曲
サビが気に入った別の曲
をそれぞれ選びました。
当然ですが、この二つは最初から一緒に作られた曲ではありません。
そこで必要な部分だけを切り出し、ひとつの音源として並べます。
ここで普通なら、曲同士が自然につながるようにタイミングを調整したり、間を埋めたりしたくなるところですが、今回はあえてやりません。
むしろ、間を空けます。
今回作ったCover前の音源では、前半とサビの間にかなり適当に完全な無音領域を作りました。(GPTの解析によると約5.7秒無音のようです)
しかも前半側は、綺麗なところで終わっているわけでもありません。
Bメロの途中からごっそり切り出し、その先に別生成したサビを配置しています。
つまり、この時点ではかなり強引です。
これには私なりに理由があって、
Suno AIにはBメロの、「サビへ向かう盛り上がりそうな部分」を作ってほしいからです。
まずはこちらがCover前の音源。

30秒付近です。
聴いてもらえば分かると思いますが、途中で完全に音が消えます。
そして、そのあと突然別の曲のサビが始まります。
このままでは、当然一曲として完成しているとは言えません。
ただ、今回はこれで大丈夫です。
むしろ、この何もない約5.7秒をSunoがどう扱うのかを見るのが目的です。
この状態でCoverしてみる
この音源を、そのままSunoのCover機能に入れます。
ここで期待しているのは、
「無音をそのまま無音として再現する」
ことではありません。
前半と後半の両方を一曲の素材として認識して、
その間に必要なものをSuno側で勝手に考えてくれないか
ということです。

そして生成されたのがこちら。
……ちゃんと、つながりました。
Cover前に存在していた約5.7秒の完全な無音は、そのまま無音で再現されていません。
前半が終わったあと、一度伴奏が落ち着き、短い溜めのような区間を挟んでからサビへ入る構成に変わっています。
単純に無音部分へ適当な音を足した、という感じでもありません。前半から少しずつ音数を減らし、一度呼吸するような間を作り、
そこからサビで声と伴奏を広げる。
結果として、最初からこういう構成だったと言われても、それほど不自然ではない接続になりました。
もちろん最初から似ている曲なら、もっと自然に繋がると思います。
無音を「空白」ではなく「展開」として解釈している?
今回の結果だけを見ると、Sunoはこの約5.7秒を、
「何もない場所」ではなく、「前半とサビの間に何かが必要な場所」
として解釈したように見えます。
もちろん、毎回まったく同じように補完されるとは限りません。
Coverは元音源を忠実にコピーする機能ではなく、曲全体を再解釈して生成する機能だからです。
そのため、接続部分だけが変化するわけではありません。
AメロやBメロ、サビについても、歌い方や伴奏、細かなメロディなどは元音源から変化します。
なので、
「気に入ったAメロとサビを完全にそのまま、間だけSunoに作らせる」
という使い方ではありません。
どちらかというと、
「気に入った二つの構造を材料として渡して、一曲としてもう一度作り直してもらう」
という使い方に近いです。
それでも、音楽制作の知識がほとんどない私にとっては、この方法はかなり便利でした。
自分でコード進行を考える必要もない。
自然なブリッジを作る必要もない。
テンポを合わせながら細かく編集する必要もない。
好きな部分を並べて、
「この間、何とかならない?」
とSunoに渡す。
だいぶ雑です。
でも、雑だからこそ使いやすい。
今回のように「生成された曲の全部が好きなわけではないけれど、この部分だけは残したい」という場面では、Cover機能のちょっと面白い使い方になると思います。
今回使用したStyle
今回のテストでは、以下のStyleをGPTに用意してもらいました。
まぁ何でも良かったので適当です。
Aメロ用
Dreamy indie pop, soft female vocal, intimate and breathy, clean electric guitar, warm bass, gentle drums, melancholic, restrained, delicate atmosphere,
サビ用
Emotional alternative rock, soaring female vocal, distorted guitars, powerful drums, wide strings, dramatic and bittersweet, anthemic chorus,
CoverにはAメロ用と同様のStyleを使用してます。
今回は「このStyleだから成功した」というより、別々のパートと無音領域を含んだ音源を、Coverがどう再解釈するかを見るためのテストです。
そのため、同じ方法でもStyleや元音源によって、接続部分の作られ方はかなり変わると思います。
むしろ、その違いも含めて面白いところ。
毎回同じ結果になるとは限りません。
それでも、
「気に入ったパート同士を並べて、間の処理をSunoに任せる」
という方法は、試してみる価値がありそうです。
自分で完璧につなげられなくても大丈夫。
とりあえず素材を置いてみて、あとはCoverに投げる。
そんな少し雑な使い方でも、思った以上にちゃんと曲になってくれました。
今回使用したSuno曲
今回の記事で使用した無音領域入りのSuno曲です。
Remix可になっているのでCoverを試したい方はどうぞ。
普段作っている曲
今回は制作方法の話でしたが、普段はこんな曲を作っています。
もしこの記事で少しでも興味を持っていただけたら、
よかったら聴いてみてください。
3拍子を基礎とした曲です。
サビ以外、3.3.3.2拍子を目指しましたがやや失敗してます。
Aメロに3拍子を基礎にした3.3.3.4の変拍子を採用し、
Bメロから4拍子に変わります。
なかなか面白いリズムになったんじゃないかなぁと思ってます。
5拍子の曲です。
1番最初に5回鳴るオルゴールの音から、そのまま5でカウントを続けていくと拍子を感じられるんじゃないかなぁと思います。
5拍子は歌い方も合わせるのがかなり面倒で、サビしか合わせてません。
Aメロのとことか、歌い方は別の拍子になってる気がします。
そのうちまた挑戦したいですね…
↓フルバージョン
おまけ
記事のタイトル考え中、
その時の会話。

久々の、我がSuno利用法の記事でした。
普段どういうことを考えながら生成しているのか、完成までにどんな試行錯誤をしているのか。
もし好評でしたら、そのあたりもまた記事にしてみようと思います。

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