見出し画像

【思考の言語化】なぜ、部下思いの上司ほど、部下の成長を止めるのか?

フォレスト出版の山野井です。

部下がミスをしたとき、
あなたは最初に何と言いますか?

私はずーっと、
こう言っていました。

「ごめん、 私の指示が曖昧だったね」

その場は丸く収まりますし、
相手もホッとした顔をします。

自分でも、
いい上司だと思っていました。

でも数ヶ月後、

同じ人が同じところで
また同じミスをしました。

なぜ、 こんなことが起きたのか?

当時の私には
まったく分かりませんでした。

しかし、
今ならその原因もわかります。

今日はそんな、
見落としがちな

「引き取る」ことの落とし穴
について詳しく解説していきます。



なぜ、部下思いの上司ほど、部下の成長を止めるのか?

理由はひとつです。

上司が責任を引き取ることに
メリットを感じているからです。

★責任を引き取ると、
部下との関係が壊れません。

★責任を引き取ると、
向き合っている上司でいられます。

★責任を引き取ると、
誰からも責められません。

つまり
あの一言は、

部下のために
言っているのではないんです。

自分がそのメリットを
受け取るために言っています。

だから、
何度でも引き取ります。

そして引き取るたびに、
部下は原因を辿らずに済みます。

結果的に部下は、
どこで判断を間違えたのか
考えないまま次に進みます。

だから、
また同じところでつまずくんです。


自分を責めることで安心する「自己否定加速タイプ」とは?

私たちはそんな、

先に自分を責めることで
安心する思考パターン

『自己否定加速タイプ』
と呼んでいます。

自己否定加速タイプの頭には、
いつもこんな言葉が浮かんでいます。

  • 「私のせいだ」

  • 「言い方が悪かったかな」

  • 「責められる前に謝っておこう」

なぜ、こんな言葉が
頭の中に浮かんできてしまうのか?

それは、

部下を責めるより先に、
自分を責めるほうが
早く確実に安心できるからです。


なぜ、自分を責めることをやめられないのか?

ここからが本題です。

なぜ
私たちは、

自分を責めることを
やめられないのでしょうか?

それは、

自分を責めることが
アイデンティティになっているから
です。

  • 過去に、 自分が悪いと言ったら場が収まった。

  • 反省していれば、 それ以上は責められなかった。

このような経験を
何度も繰り返すうちに、

「自分を責める人」でいること
その人の立ち位置になっていきます。

だから、

部下の成長よりも、
自分の立ち位置を守るほうが先にきてしまいます。

もちろん、
わざとやっているのではありません。

本人には
部下思いとしか感じられません。

だから、

やめる理由が
どこにも見つからない
んです。


「どこで迷った?」と聞く実践法|自己肯定タイプへの入り口

そんな過去の私のような方
今日から試せることが1つあります。

部下がミスをしたら、
「私の指示が悪かった」と言う前に、

「どこで迷った?」 と、
本人に聞いてみてください。

ミスは、
間違えた瞬間ではなく

迷った瞬間
決まっています。

迷ったところさえ分かれば、
次に同じ場面が来たときに
自分で判断できます。

これは、

責任を取らない
ということではありません。

大切なのは、
引き取る前に聞くことです。

私自身、
この一言を挟むようになってから、

同じ相談や失敗が
繰り返されることはなくなりました。


公式LINEでは伝え方のコツを詳しく解説

部下がミスをしたとき、

あなたの最初の一言で
部下の育ち方は 変わります。

★「私の指示が悪かった」を最初に言わない。

先に引き取ってしまうと、
部下は原因を辿らずに済んでしまいます。

★部下が謝ってきても「いいよいいよ」で流さない。

流したぶんだけ、
迷った場所が消えていきます。

★「どこで迷った?」と聞いて、次の基準を本人に決めてもらう。

自分で決めた基準は、
次の場面でも本人が使えます。

この3つを意識するだけで、
部下は自分で考えるようになります。

さらに詳しい場面ごとの
声かけ方は、

下記のキーワードをコピーして
公式LINEに コメントしてください。

自己否定加速タイプを切り替える問いかけ

公式LINE限定で
詳しくお届けします。


今日のまとめ

自己否定加速タイプは、
自分を責めることで安心しています。

そして責め続けるうちに、
それがメリットになります。

だから引き受けることを
手放せません。

でも引き受けるほど、
部下が判断する機会は減っていきます。

「私の指示が悪かった」の前に、
「どこで迷った?」と聞く。

それだけで、
部下の育ち方が変わってきます。


思考パターンの切り替えに役立つテンプレート

今回ご紹介した聞き方は、
自己否定加速タイプに合わせた一例です。

ですが実際に
アドバイスをする場面では、

何をどの順番で
聞けばいいのか迷ったり、

相手が自分を責め始めて
話が進まなくなったりすることもあります。

「ストレスゼロ・
アドバイステンプレート」
には、

アドバイスの進め方を
ステップ0〜10で示したテンプレートと、

実際のコーチング風景
まとめられています。

何を聞けばいいか
分からないときも、

このテンプレートに沿って
進めるだけで、

ストレスなく
アドバイスができるようになります。

詳しい内容は
こちらからご覧いただけます。


ミスをしても自分の価値は下がらないと
自然に思える人は何をしているのか。

その習慣は
こちらで詳しく解説しています。

ーフォレスト出版の山野井

いいなと思ったら応援しよう!