送迎が止まれば、通所は止まる
通所の生命線は送迎だ。
だが、そのハンドルを握る人が減っている。
若い世代は車を持たない。
免許があってもペーパー。
大型車を運転できる介護福祉士は少ない。
そして仮にいたとしても、
夜勤のある入所の方が給与は高い。
通所は日勤のみ。
安定はあるが、手当は少ない。
では専属ドライバーはどうか。
セカンドキャリアの人生の先輩方が多い。
経験は豊富だ。
だが、指導は難しい。
「もう少し穏やかに」
その一言が、意外と重い。
若手は来ない。
ベテランは指導しづらい。
では、誰がハンドルを握るのか。
利用者様は自力では来られない。
送迎が止まれば、通所は止まる。
介護の前に、移動がある。
誰も悪くない。
だが、確実に難しくなっている。
これもまた、構造の問題だ。
介護の世界に正解はない。
それらしい答えを探す日々が、続いている。
