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わくわくがやってきた!

9月5日(土)
朝、ぱちりと早く目が覚める。

鳩のまろやかな声が聞こえてくる。
素敵。うっとり。

二度寝の誘惑に打ち勝ち
むくりと起きあがる。

玄関の戸を開けて朝のぜんぶに
「おはよう!」と あいさつをする。

空が青と白に分かれている。
大きなクジラが泳いでいるみたい。

その手前に小さな雲が
ぷかぷか浮かんでいる。
おもしろいなぁ。

ウーパールーパーの
ウーちゃんとルーちゃんに、
メダカちゃんたちに、ご飯をあげる。

大きくてまるい真っ赤なトマトの皮を剥く。

ぱくっ

みずみずしくておいしい〜。

アボカドも食べる。
おいしくて ほっぺがとろける。

お弁当を作る。

換気扇のプロペラと枠を取り外して
ごしごし洗う。

「いつもありがとう〜」と、ささやく。

仕事部屋にこもり
おんがっぴーの作画をする。

ピンポーン
チャイムが鳴った。

「は〜い!」
と言いながら玄関へ行く。

佐川急便のドライバーさんが
大きな箱を抱え にこにこして立っていた。

「なんかきましたよ〜」
と、ドライバーさん。

これは!
バイク用の新しいヘルメットだ!

「ヘルメットなの!バイク用の」
と、私。

「ヘルメット!へぇ!」
と、ドライバーさんが目をまるくした。

さぁ、箱を開けるぞ!

ドキドキ ドキドキ…
わくわく わくわく…

箱を開けてそっと持ちあげる。
ぷちぷちを丁寧に外す。
さらに布の袋に入っている。

袋を開けて
「じゃーん!」と言いながら取り出す。

新しいヘルメットは
猫耳がついた黒いフルフェイスヘルメット。
内側のほっぺに当たるクッションが赤。

猫耳をネジで止めるようになっている。
自分でできるところまでやって
あとで ごはんさんに確認してもらおう。

かぶってみる。かわいい〜。
ちょっと大きいかな。

”わくわく” が
ぴょんぴょん跳ねながらやってきた。

いま使っている桜色のジェットヘルメットも
ちょっと大きかった。

ごはんさんが内側に
ヘルメット用のスポンジをつけてくれて
ばっちりになったのだ。

早く見てもらいたいなぁ。

それにしても
後ろに乗せてもらうだけなのに
はりきっているなぁ。

作画に戻る。

こつこつ こつこつ

夕方、庭仕事をする。
もみくちゃになっている
モッコウバラの枝を剪定したり
シュロの枝を落としたり。

ごはんさんが帰ってきた。

みるみるダンスでお出迎え。

ちょっと草を抜いてから
いそいそとヘルメットを抱えていく。

まず、ネジで留めたところを
確認してもらう。
そして、ネジが見えないようにするための
小さな蓋をはめてもらう。

桜色のヘルメットとちがうので
あご紐の留め方と外し方を教えてもらう。

得意げにヘルメットをかぶって見せる。

ごはんさんはヘルメットのルックスより
安全を確かめる方に集中しているようだ。

「ヘルメット動く?」
「カタカタする?」
「どんなふうにズレる?」

あごのところを
上げてみたり下げてみたり。
そして、

「今日スポンジ買いに行こう」
と言った。

その前に、ごはんさんとこの
1階の屋根に上る。
確認することがあったのだ。

屋根に上るのって楽しいなぁ。
いつもと眺めがちがって
広々したきぶんになる。

屋根から降りたらまずは食事!
町内のいつものお店へしゅっぱーつ!

道中の車の中で

「空すごいよ!
 青と白とグレーの三層になってる!」
と、ごはんさんが言った。

見ると、空がストライプになっていた。
今日は不思議な空模様の日だなぁ。

到着。
今日も大きなお鍋から
湯気が しゅんしゅん上っている。

ごはんさんと顔見知りの
おばあちゃんが にこにこして
出迎えてくれた。

笑顔は私たちを ほっとさせてくれるなぁ。

水槽の中で泳いでいる色鮮やかな
熱帯魚たちを眺める。

ごはんさんに名前を教えてもらった。
ネオンテトラだけ覚えている。

「おいしいね」
「うん、おいしいね」

と言いながら もぐもぐ食べる。

おなかいっぱいになって
「ごちそうさまでした!」
と、手を合わせる。

お店を出て
ヘルメット用のスポンジを買いに行く。
ちょうどいいのがあった。

楽しいきぶんで帰路に着く。

山にかかる雲が低く降りてきていて
山から湯気が出ているみたい。

家に帰り着く。

夜、庭に出る。

雲が地図みたいに広がっている。
その合間から きらりきらりと星が瞬いていた。
楽しい空模様に わくわくする。

夜のぜんぶに「おやすみ」を言う。

今日もいい一日だった。

不思議な雲♪

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