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【ゆるっと発達育児日記】るんるんの息子、鹿より「あをによし」―ASD息子と夏の奈良旅行記─

こんにちは。おもちです。
今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。

夏休みも、終わりが見えてきましたね。

我が家では夏休みに、奈良へ旅行に行ってきました。

とはいえ、この時期の奈良旅行は、なかなかの暑さ。

小5の息子はASDがあり、暑さや疲れ具合を見ながら予定を組む必要もあります。

ということで、今回は「せっかく奈良まで来たんだから、あれもこれも!」は、ちょっと横に置いて。

外を歩くのは比較的涼しい午前中と夕方に絞り、昼間は無理をしない。

そんな「頑張りすぎない奈良旅行」にしてみました。

そして、鉄オタの息子的に楽しみにしていたのは、近鉄特急「あをによし」!

なんなら、鹿や大仏よりも興奮していました(笑)。

そして息子が面白がるポイントは、今回もやっぱり独特で。

親が「ここは見せたい!」と思っていたところとは、ちょっと違ったりして。

でも、振り返ってみると、そういう「親の予想外」のところにこそ、今回の旅行の面白さが詰まっていたような気がします。

そんな我が家の、夏の奈良旅行のお話です。

奈良旅行、息子のお目当ては「あをによし」

今回の奈良旅行で、息子が何より楽しみにしていたのが、近鉄の観光特急「あをによし」です。

「あをによし」は、大阪・奈良・京都を結ぶ観光特急。

紫を基調とした車体に、奈良や正倉院をイメージしたデザインが施されていて、車内も普通の特急とはちょっと違う、特別感のあるつくりになっています。

「あをによしって、どんな電車?」

という方は、こちら👇

近鉄・観光特急「あをによし」公式サイト

さて、そんな「あをによし」。

鉄オタの息子が楽しみにしないわけがありません(笑)。

息子の場合、旅行は「どこへ行くか」だけじゃなく、「どうやって行くか」のほうが大事だったりします(笑)

電車が好きな息子にとっては、移動そのものがイベント。

今回も、

「奈良に行くために、あをによしに乗る」

というより、

「あをによしに乗って、奈良に行く」

くらいの勢いでした(笑)。

そして、いよいよ京都から乗車。

実際に「あをによし」を目の前にすると、もう嬉しそう。

車内に入ってからも、いつもの電車に乗るときとは明らかに違うテンションでした。

京都から奈良まで特急では30分弱。

「早く着きすぎだよ!まだ乗っていたい!」と特急の速さに文句をつけるほど。

個室のようになっているサロンシートで、ちょっと贅沢な気分。

快適すぎて私も降りたくなかったです(笑)

……と、ここまでは順調だったのですが。

奈良に到着して、私たちを待っていたのは――

猛烈な暑さでした。

真夏の奈良、無理しないことにしました

奈良に到着して、まず思ったこと。

暑い。

当日、奈良の気温は35℃。

それは暑いはずです。

暑さや疲れがたまってくると、息子もしんどくなりますし、せっかくの旅行で無理をさせるのも避けたい。

ということで、今回の旅行は最初から「全部見る」のを目標にしませんでした。

外を歩く予定は、できるだけ午前中と夕方に集中。

一番暑い時間帯は、屋内で過ごしたり、ホテルで休憩したり。

水分補給もしっかりして、こまめに休憩を入れる。

そして何より、

「せっかく奈良まで来たんだから、ここも行かなきゃ!」をやりすぎない。

これを意識しました。

なので今回は、「予定をこなすこと」よりも、家族みんなが最後まで元気に楽しめることを優先。

そのおかげか、息子も思ったより元気。

もちろん暑さには「暑い!」と言っていましたが(笑)、休憩を挟みながら、奈良の街歩きも楽しみました。

大仏を見たり、鹿に出会ったり。

親としては「せっかく奈良に来たんだから、こういうところを楽しんでほしいな」と思うわけですが――

やっぱり息子は、ちょっと違うところを見ていました。

その「ちょっと違うところ」が、今回の旅行で私たちが一番笑った出来事につながることになります。

鹿より、鹿のフンが気になる息子

さて、奈良といえば、やっぱり鹿。

奈良公園に着くと、これでもかというほど鹿がいます。

あ、余談ですが。今回、鹿が横断歩道を渡っているのを目撃しました(笑)

せっかく奈良に来たんだから、息子にも鹿せんべいをあげてみる?と聞いてみたのですが――

「いや。」

即答でした(笑)。

どうやら、鹿がちょっと怖いらしい。

鹿せんべいをあげるどころか、できるだけ鹿を避けて歩いていました。

……まあ、無理に触れ合う必要もないので、そこは本人の気持ちを尊重。

「奈良に来たら鹿せんべいをあげるもの」というのも、大人側の勝手なイメージですしね。

ところが。

そんな息子が妙に楽しそうにしていたのが――

鹿のフンを避けながら歩くこと。

「ここにもある!」

「こっちにもある!」

と、鹿そのものより、足元のほうが気になる様子(笑)。

確かに奈良公園、至るところに鹿のフンが落ちています。

「踏まないように歩く」という、ちょっとしたゲーム感覚だったのかもしれません。

そして、そんな息子の横で歩いていたパパ。

……見事に踏みました。

鹿のフンを。

それを見た息子、大爆笑。

もう、めちゃくちゃ嬉しそう(笑)。

「パパ、踏んだー!」

と大喜びです。

いやいや。

奈良まで来て、息子が一番楽しそうにしているのがそこって(笑)。

大仏の大きさに「すごい!」となるでもなく、鹿と触れ合うでもなく。

「鹿のフンを避ける」→「パパが踏む」

この一連の出来事が、どうやら息子にはかなりツボだったようです。

でも、こういうところが息子との旅行の面白いところです。

「せっかく奈良に来たんだから、大仏を見て、鹿と触れ合って……」

と、親はつい考えてしまいます。

でも、子どもが実際に「楽しい!」と思うポイントは、親が想像していたところとは限らない。

そして後から振り返ると、親にとっても、

「そういえば、パパが鹿のフン踏んだとき、みんなで笑ったな」

と、奈良の大仏の大きさよりも「フン事件」の方を覚えていたりするのです。

……旅行って、案外こういうものなのかもしれません。

旅行から帰ったら、息子が作る「振り返りシート」

そして、我が家の旅行には、もうひとつ恒例になっていることがあります。

それが、旅行の「振り返りシート」です。

きっかけは、息子が学校の遠足でもらってくる「しおり」。

遠足のしおりって、最後に振り返りを書く欄があったりしますよね。

どうやら息子は、ああいう「しおり」や「振り返り」が好きなようで。

いつの頃からか、

「旅行でも、こういうの作りたい!」

と言うようになりました。

それなら、と作ってみたのが始まり。

今では旅行に行くと、息子が振り返りシートを用意して、旅行から帰ってきたら家族全員で記入するのが我が家の恒例行事になっています。

今回の奈良旅行で作った、振り返りシートはこちら 👇

息子がChatGPTと相談して作ったシート

「楽しかったこと」や「心に残ったこと」など、旅行を振り返るための質問をいくつか用意しています。

そして、これを家族それぞれが記入します。

同じ場所に行って、同じものを見て、同じ時間を過ごしているのに、書く内容は意外とバラバラ。

そこが、この振り返りシートの面白いところです。

書いて残しておくことで、自分やみんなの「楽しかった気持ち」がずっと形になって残る。

息子にはそれが、嬉しいのかもしれません。

旅行って、帰ってきたら終わり。

ですが、我が家の場合は、この振り返りシートを書くところまでが旅行のうちです。

旅先で見たものや、楽しかったことをもう一度思い出しながら、家族それぞれの「楽しかった」を残していく。

そんな時間も、今では我が家にとって大切な旅行の一部になっています。

親の「楽しい」と、子どもの「楽しい」

今回の奈良旅行で改めて感じたのは、親が「楽しんでほしい」と思うところと、子どもが実際に楽しむところは、案外違うんだなということ。

でも、そういう「親の予想外」のところに、息子との旅行の面白さがあるのかもしれません。

これからも、無理はせず、息子が見つけた「楽しい」を一緒に楽しめる旅行をしていけたらいいなと思います。

#エッセイしりとり 、バトンをいただきました

今回、マイキーさん主催のこちらの企画に参加しました👇

そしてバトンを下さったのは、私が密かに憧れているくまのひとみさん!

AIを駆使したコミックエッセイなど、常に新しいことにチャレンジされています。

アララちゃんが可愛くて、私もよくお邪魔しています。

「る」のバトンを渡してくださったくまのひとみさん、ありがとうございました😊

「発達凸凹育児エッセイといえば!」と紹介していただけたことも、とても嬉しかったです。

「る」から始まるタイトル、かなり悩みましたが、今回は奈良旅行のお話を書いてみました。

そして次の「き」のバトンは、Rんるんさんへ。

日常の何気ない出来事を、ユーモアたっぷりに綴られているRんるんさん。

今回の記事も楽しく読ませていただき、「この方にバトンを渡したいな」と思いました。

突然のお願いですが、もしよかったら「き」のバトンを受け取ってください😊

こういった企画に参加するのは初めてですが、タイトルを考えたりするのも楽しかったです。

ありがとうございました。

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