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時間ができたら、選択の話が出てきた

7月に、AIの話を書いた。知識が無料になって作業が自動化されると、最後に差が出るのは「その人が何を感じ、何を大事にし、どう選ぶか」になる、という話だ。

AIが進むほど、「個人」が立ち上がってくる。ICFコンピテンシー改訂を読んで考えたこと

あの記事の最後で、僕は読者に問いを投げていた。知識とスキルが自動化された後に残る、あなたにしかないものは何ですか、と。

投げっぱなしだったな、と思う。自分は何を作るつもりなのか、を書いていなかった。

気づくだけでは足りない

先日の記事で、僕は「漏れた火に気づく」と書いた。押していないのに漏れてくるものがある、それに気づくのを大事にしている、と。

ただ、気づいたところで、その人に時間がなければ動きにくい。セッションは長くても1回1時間だ。仮に毎週会えたとしても、残りの167時間のほうがその人の生活になる。

いま僕は、時間を作る側にいる

本業のほうは、今年の5月から担当が変わった。EC運営まわりの業務改善とアプリ化で、自動化を組んでいる。

コーチングとは関係のない仕事に見えると思う。僕も、始めたときはそう思っていた。

出てきたのは、選択の話だった

手が空いた。まず自分の時間ができて、自分に向き合う時間が増えた。

それと、話す内容が変わった。

エンジニアリングの中でどこに重点を置くのか。テックで行くのか、マネジメントに寄るのか。キャリアをどうしたいのか。人生をどうしたいのか。作業で埋まっていた時間に、そういう話が出てくるようになった。

因果は正直わからない。自動化したからそうなった、と言い切れるほどの証拠は持っていない。ただ順番としては、時間ができたあとに出てきた。

スクラムマスターのときも、同じだった

5月まで、複数のチームを支援するスクラムマスターをしていた。

自己組織化が進んだな、と思った瞬間がある。指標を見て思ったのではない。「こうしたい」と言う人が増えたときだ。誰かに言われて動くのではなく、自分から言う人が出てくる。

システムコーチング®の言葉だと、システムの声が増えた、というのがいちばん近い。チームという一つの生き物から出てくる声の数が、増える。

これも、僕が足したわけではなかった。

声は、足すものではないらしい

2つ並べて気づいた。どちらも、僕が引き出そうとして出てきたものではない。少なくとも、引き出した覚えがない。

もれびの由来も、これと近い。押していないのに漏れてくる。僕の場合は、押しにいったときほど出てこなかった。

コーチングでやっていることと、自動化でやっていることは、僕の中では同じ側にある。声が出てくる余地を作る。出てきたものに、こちらが名前をつけない。

一人ずつだと、間に合わない

セッションは1対1だ。届く数に上限がある。

僕は会社の中で働きたいと思っている。そのほうが、社会に起こせるインパクトが大きいからだ。

正直、ここはまだうまく説明できない。個人でやるのと会社の中でやるので何がどう違うのか、理屈をきれいに言えない。ただ、エンジニアをやってきて一番うれしかったのが、チームで作ったものがユーザーに届いて、喜んでいる仲間の顔を見た瞬間だったのは覚えている。あれを増やしたい、というのがいちばん近い言い方になる。

在り方が伝播し、活き活きが生まれる

これをVisionに置いている。

掲げてから中身を探したのではなくて、ここまで書いてきたことに名前をつけたらこうなった、という順番だ。

在り方を教わった記憶が、僕にはない。まわりから伝わってきたほうだ。だから、伝わる余地を作る側にいたいと思ってます。

僕がこれをやりたい理由は

前の記事に書いた。3年前の自分のnoteを読み返した話です。

自分もスポットライトを浴びたい、と3年前の僕は書いていた


まね について

エンジニア / スクラムマスター / コーチ

普段は会社員として、いまは新規事業の開発に関わっています。あわせてパーソナルコーチ・システムコーチとして「自分で在る。人と繋がる。」をテーマに活動しています。エンジニアやスクラムマスターのキャリア・成長をコーチングで支援しています。

コーチングに興味がある方、「ちょっと話を聞いてみたい」くらいの気持ちで大丈夫です。

コーチングの詳細・体験セッションのお申込み: もれびコーチング

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