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手足が小さいという、地味に厄介なコンプレックス

私には身体のコンプレックスがある。

それは人より手足が小さいことである。

小さな手でできないこと

学生の頃は吹奏楽部であったが、手が小さすぎてできる楽器が限られていた。
木管楽器なんて小指が届かない。

金管楽器もトロンボーンより大きな楽器ができなかった。

そういうわけでホルンをやっていた。

ピアノも習っていたが、難しい曲になるにつれて指が届かなくなっていった。ショパンを優雅に弾いてみたかったけどね。

大学生になって管弦楽団に入るが、弦楽器も同じで、ヴァイオリンしか届かなかった。ヴィオラも同じようなもんだろと思うかもしれないが、ヴィオラは指がもう届かない。

結局トランペットをやっていた。

トランペットもホルンも好きな楽器なので問題はなし。

ところで手は、手袋をする場面でビニール手袋のMサイズしか用意されていないとかだと指先の部分が余って仕方がない。

業務で調理をするときにビニール部分を何回包丁で切ったことか。

シンデレラサイズの足

足の方が問題で、靴のサイズが大人用だとないのである。

女性の一般的なサイズは22.5㎝からしか用意されていないことが多いが、それすら在庫にあればいい方で、実寸大で20㎝ほどの足だとぶかぶかすぎる。

なので、靴を借りなければならないボウリングなどには行かない。

形も重要で、足首をちゃんと固定しないとぱかぱかしてしまうのである。

なのでぺったんこのものはどれだけサイズが小さくても履けない。パンプスもちょっと履けない。

おしゃれ靴は基本無理。一年中スニーカーで間に合わせている。

スニーカーでもメーカーによってワイズ(足の幅)が違うので、だんだん決まったメーカーしか履かなくなってきた。

今は子ども用でも探せばおしゃれなのも無くはないのだが、足の形が違うのだ。あとは謎のプライド。

もうすぐ40歳がこれ履いてていいの?っていう自意識過剰が目を覚ますのだ。

そして、就活のときに困るのである。

最近はスポーツメーカーが出している、ちゃんとしてる風の靴を使用している。

もちろん足首を固定しないと履けたもんじゃないので、足首ストラップ様々である。

私みたいな小さな足のサイズを俗に「シンデレラサイズ」というらしい。

専門店が都内にあるのは知っているが、何しろお高いし、ぴったりサイズを履き慣れないので、あまり合わない。

スニーカー出勤でOKな職場が理想であったりする。これぞ多様性とか思っている。

結構人にはわからないようなコンプレックスって隠れているものである。

個性だけで片付けられない問題が発生することもある。

こういうことで生きづらいなと思ってしまう。

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