「ファクシミリ登場」ナメ君の昭和スケッチ
「僕の昭和スケッチ」330枚目-番外編

今日はちょっと趣向を変えて、ナメ君の見た昭和のワンシーンをお届けします!
ファクシミリ(FAX)が職場に入り、初めて書類が電話で届くのをみんなが固唾を飲んで見守っている昭和のワンシーンです。
「お〜〜〜、来た来た! 本当に来たぞ〜〜〜!」
なんてね。
これ、本当の話です(笑)
ファクシミリが一般企業に普及していったのは昭和40年代後半のこと。さらに50年代に入ると、僕らの家庭でも使うようになってきましたね。
ファクシミリミニ知識
調べてみると、画像電送装置(ファクシミリ)の発明は意外に古く1843年/アレクサンダー・ベイン(イギリス)。なんと明治維新の前なのです。驚き!、ですね!
日本人がチョンマゲを結っていた時代にすでに西洋では電信による図形送受信装置はできていたのです。ただし、この頃はまだ電話は発明されていません*。
その後、20世紀前半になると電話網が普及し、これを利用した写真電送装置が各国で開発され始めます。
日本で「実用的な有線写真電送装置(ファクシミリ)」ができたのは1929(昭和4)年のこと。日本電気の技術者「丹羽保次郎」が開発したもので、これが国産ファクシミリの始まりとされています。
日本電気(NEC)、すごい!(笑)
しかし、使用範囲はごく限られており新聞社(写真ニュース送信用)などのごく一部の専門用途のみでまだ一般では使うことができませんでした。
公衆回線の「開放」
それが、昭和47年(1972年)の公衆電気通信法改正で、公衆回線の「開放」が行われ、電話回線にファクシミリを直接繋ぐことが初めて認められたのです。この大きな改正によって、ファクシミリは多くの人に使われるようになり、長きにわたって社会の花形電化製品となったのでした。
電話が先でファクシミリが後、と思いがちですが実はファクシミリの方が先だったのですね。
ちなみに、僕もよく仕事でファクシミリのお世話になりました。
あのロールペーパー(感熱紙)、懐かしいですね。
その後、メールの登場によって今ではオールドメディアになった電化製品です*。
<電話の発明は1876年(グラハム・ベル/アメリカ)>
<一部企業では、まだ使っているところもあります。製造業や建設業など、見積・受発注を紙中心で回してきた分野や、取引先や役所がFAX前提で動いている場合などです>
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