◆66週ライラン◆vol. 19. 本当はずっと言いたかったこと
※火曜日の記事は、ヤスシさんの、66週ライランのお題に基づいて書いております。
この66週ライラン、放課後ライティング倶楽部のメンバーには、お題が出ている。
無論、それに即して書いてもいいし、書かなくてもいいのだが。
折角準備してくれているので、それをお題として書こうと思っている。
毎週火曜日に。「66週ライラン」記事として。
今回のお題は、こうだ。
“19. 本当はずっと言いたかったこと”

だいたい、言いたいことは言う方なので、まあ、これがずっと言いたかったが言えなかったから言いたいことというのは、あまり無いような気もする。
しかし。
会社での、所謂、ライスワークの中で。みんなが言いたくてもストレートに言えないことって、ある。
私は、既にもう先の見えた人間で。だから、いつものように言い放つのも、いいのだが。
しかし。
それをすると、雰囲気がマズくなる。果てしなく、マズくなる。
心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、呟いた。
コジ、最近は、パワハラって厳しくて。上司から部下でも、部下から上司でも適用されてしまうらしいよ。
うむ。
私は、そういうところ、めちゃくちゃ気をつけねば、やられそうだ。
しかし、いつもパワハラをやっているヤツこそ、そういうときに、自分がパワハラをやられたと訴えるというパターンが大いにあり得るから、この世の中は、不公平である。
だから。
本当はずっと言いたかったことは、これからも“言いたいけれど言えない、本当はずっと言いたかったこと”として、胸の中に据え置くことにしよう。
なんのはなしですか。

そんなこんなを家内と語らおうとしてソファーに目をやると、家内が脚を指さしてニッコリと笑っていた。
「コジくん、マッサー(注1)頼みます。本当はそれが、言いたかったのよ。朝から」
「…」
マッサージをすると、家内は上機嫌である。
家内が上機嫌だと、我が家は平和である。
だから。
これで、いいのだ。

(注1)マッサーとは、マッサージのことである。家内のさっちゃんがそうやって、略して言うのである。さっちゃんへのマッサーは私の最重要の日課である。
(注2)さっちゃんとは、家内のことである。我が家の実質の最高権力者なので、別名、女王陛下という呼び名もある。


