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私が今でも読み返している一冊 ― 人生が止まっていた私を動かしてくれた本

これまでnoteで、自分の人生を少しずつ振り返ってきました。

空の巣症候群だった頃のこと。
50代になって始めたこと。
AIやピックルボールとの出会い。

今日は、その頃の私を静かに支えてくれた一冊をご紹介したいと思います。

それは、ジュリア・キャメロンさんの
『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
という本です。


私がこの本に出会ったのは、今から7〜8年ほど前。
一人息子が就職のために家を出て、毎日泣いていた頃でした。

ひとりでいると涙が出る。
夕食を作っても、つい一人分多く作ってしまう。

何をしていても心にぽっかり穴があいていて、
「これから私は、どうやって生きていけばいいんだろう。」
そんなことばかり考えていました。

そんなとき、知人のSNS投稿から、偶然この本を知りました。


この本は、もともとアーティストや創作活動をする人へ向けて書かれたものです。

でも読んでみると、
「自分らしく生きたい」
「何か新しい一歩を踏み出したい」
そう思う人すべてに向けられた本だと感じました。

本の中では、12週間かけて少しずつ自分と向き合っていきます。


有名なのが、「モーニングページ」。

朝起きたら、頭に浮かんだことをそのままノートへ書き出す習慣です。

誰かに見せるものではありません。
きれいな文章を書く必要もありません。

心の中を、そのまま紙へ移していく。

最初は半信半疑でしたが、不思議と書き終える頃には、少しだけ心が軽くなっていました。


もうひとつ印象に残っているのが、「アーティストデート」。

週に一度、自分ひとりのためだけに時間を使うという課題です。

カフェへ行ってもいい。
美術館へ行ってもいい。
着の身着のまま歩くだけでもいい。

「自分をご機嫌にする時間を持つ。」

その考え方は、今でも私の暮らしの中に残っています。


もちろん、私は12週間の課題を完璧にはできませんでした。

モーニングページも毎日続けられたわけではありません。

今でも気持ちが少し苦しくなったときだけ、ノートを開くことがあります。

本当は毎日書いたほうがいいのでしょうけれど(笑)。

でも、それでも十分助けられました。


現在はシリーズもリニューアルされ、

・『新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。』
・『ずっとなりたかった自分に、なりなさい。』
・『新版 いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』

という形になっているようです。

1冊目は、若いアーティスト
2冊目は、成熟したアーティスト
3冊目は、セカンドライフを始める時期の人へ

若い世代の方も、人生の折り返しを迎えた方も、
きっと今の自分に合う一冊が見つかると思います。

人生が止まっているように感じるとき。

焦って答えを探すよりも、
静かに自分の心の声を聞いてみる。

そんな時間を、この本は与えてくれるように思います。


人生を変える一冊というより、自分の心にもう一度出会わせてくれる一冊。
だから私は、今でもときどき本棚から取り出しています。

あなたにも、「人生の節目で何度も読み返している一冊」はありますか。
もしあれば、ぜひ教えていただけるとうれしいです🌿


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