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5年前に描いた人生設計に「アイドル」の文字なんて無かった私が、LINE CUBE SHIBUYAに立つ日

5年前の私はまだ大学生で、先輩の就職先がどうだの誰々がどこのインターンに受かっただのと話す同級生を横目に、まぁ私もきっと大学卒業後は就職して社会人として働いて、計画通りの人生を送るんだろうなと思っていました。

「計画通りってつまんなくない?」と疑う気持ちには蓋をして。それが正義とされている社会なのだから、いつか私も受け入れられるようになるだろう。ずっと苦手だったレタスを、ドレッシングの味で誤魔化して食べられるようになったのと一緒で、どうにかこうにかこの敷かれたレールを愛することができるようになるだろうと思っていました。

当時インターンの選考に送った動画を発掘
まじで目に光が無い

そんな私は今、曲がりなりにもアイドルとしての生活を送っていて、毎日のようにステージに立ち、自分を応援してくれる人に出会い、アイドルとして味わう喜びも苦しみも人生を彩るために必要不可欠なものになりました。

5年前までの人生設計には存在しない要素でしか構成されていない、今の人生。

当時の私に今のアイドル生活を見せたら、きっとめちゃくちゃ心配して、「すみません今からでも元の道に戻った方が良いと思うんですけど…」って生意気なこと言い出す。

そのとき私は「うーん、お前の人生設計が0点だっただけでは?wwwwww」とドヤ顔で煽りたい。


そしてそのあとに「でもその不出来な人生設計のおかげで、真逆の生活である今を幸せに生きられているんだよ。」と感謝したい。


「何歳までにこれをして、何歳頃にはこうなって、そのために今はこれをする。」

人生設計は確かに大事だけど、その通りに歩めた人って全人口のどれくらい存在するんですかね。5%くらい?


私は人生設計というものが昔から苦手でだったんですが、親も先生も就職先の人事も口を揃えて「◯年後にはどうなっていたい?」と聞いてくるので、それが苦手な自分はなにかが間違っているんだろうな、と思っていました。

未来に対して想像や期待を膨らませることが苦手ということは、すなわち人生への意欲が薄いということであり、生存欲求を持ち合わせているべき人間として不出来なのではないかとも。

しかし素直に「分からないです」と答えると余計に面倒なことになるので、周りからは浮かず、でも適度に個性のある回答を用意して、上手くやり過ごす術だけが身についていきました。

就活中、無料配布される食糧が一番嬉しくて全部写真撮ってた



今は、そもそも人生ってそんなに綺麗な逆算ができるものではないということを知っています。


なぜなら今の自分を作っているのは「これが正解だ」と確信して選んだものだけではなく。
たまたま見つけたもの、なんとなく気になって踏み込んだ場所、予定にはなかったけれど、どうしても無視できなかった感情そういう小さな脱線の先に、今の私がいるからです。


やっぱり人生設計通りに生きる方が難しい!!!

衝動で麺を食べてしまうし


しかし「じゃあ人生設計は無意味なのか?」と問われたらそうは思わず。

私の場合は「こういう大学に入って、こういう職に就いて、人生をある程度エンジョイできるようにする」という仮の道標があり、それから逆算して、一日一日の生き方を決めていました。

それがなかったら多分勉強は頑張れていなかったし(特別好きなわけじゃないので)、怠惰コンテスト世界大会進出レベルの怠け者になっていただろうし、自分を愛することもできずに崩落していただろうと思います。

「1」の姿を目指して努力を積み重ねた先に待っているのは、「1」ではなく「100」の選択肢であり。

どんなに不出来であれ、今の自分が描ける精一杯の人生設計をもとに理想へ向かって努力をするというのは、ひとつの将来を決めているように見えて、実際は無数の可能性を作る行為だと考えます。


そして来月、私が所属するPalette ParadeはLINE CUBE SHIBUYAで5周年ワンマンライブを開催します。

5年前の私どころか、アイドルになったばかりの自分でさえ想像できなかった未来です。

ただ、加入してからの2年間、目の前にある「1」を必死に追い求め続けていました。
もっと良いライブがしたい、もっと私たちを応援してくれている人を笑顔にしたい、もっと大きなステージに立ちたい、そして今より少しでも自分を愛せるようになりたい。

その時々で見えている「1」に向かって走って、辿り着いた場所からまた次の「1」を見つけて。
その繰り返しの先に、当時の私には想像すらできなかった今があります。

「1」(身体表現ver.)

一つの未来を追い求めていたはずなのに、その過程で知らなかった景色を見て、知らなかった自分に出会って、知らなかった人に愛してもらえるようになって、いつの間にかたくさんの未来が私の人生を彩っている。

そして、5年前に描いた人生設計に「アイドル」の文字なんて無かった私と、5年前には私のことなんて知りもしなかったあなたが、違う場所で懸命に生きてきたおかげで、想像もしていなかった出会いを果たせた。

ってことは、やっぱり人生設計通りにいかない方が良いね。☺︎


この記事は今の私に向けて書きました。

アイドルとしての人生が楽しすぎて、ファンの方との出会いが有難すぎて、これが無ければ生きる意味はない、だからこれが無くなった際の未来を描けない、と思ってしまっている自分に向けて。

1しか見えない視野でもきっと大丈夫だから、1を目指して生きる続けた先に、100の明るい未来が待っているといいな。

9月8日(火)、LINE CUBE SHIBUYAにて開催する
Palette Parade5周年ワンマンライブ
『だから僕らは色を重ねる』

絶対に成功させるぞー!!!!!!!

タップしたらチケットサイトに遷移します!
大好きなパレパレのみんな!

おしまい☺︎